ワイキキ在住サーファーからの初心者向けの3つのアドバイス

今回は、ハワイ旅行中、ワイキキで生まれて初めてサーフィンをする人に伝えたい情報です。

お伝えしたいのは、私のサーフィンの師匠であるワイキキ在住のローカルサーファーから、「初心者向けにこんなアドバイスを貰ったよ」という、サーフィンのノウハウです。

私の師匠は、ほぼ毎日のようにワイキキでサーフィンをしています。その師匠からもらったアドバイスを3つご紹介します。

カヌーズでロングボードでする前提

私は、ハワイを訪れる際には、可能な限りサーフィンをします。本当に楽しい体験だからです。直近では、2016年の10月に旅行で訪れた際、ワイキキのカヌーズと言うサーフスポットでサーフィンをしました。

カヌーズは、ワイキキの交番裏沖にあるサーフスポットで、ワイキキでは一番わかりやすいサーフスポットの1つです。なので、今回お伝えしたいのは、「ワイキキでサーフィン」と言っても、カヌーズでするのが前提のアドバイスです。

ご参考に次のGoogleストリートビューから、そのカヌーズの様子が見られます。

Googleストリートビューでカヌーズの様子を見る

また、板はロングボートの前提です。「カヌーズの波は、メロー(緩やか)にブレークするから、ロングボード向きなんだ」とは、私の師匠の言葉です。実際、カヌーズでサーフィンを楽しんでるローカルを見ると、ロングボードの人がほとんどです。

波の方向を意識する

では、私が師匠からもらったアドバイスをご紹介します。最初にご紹介したいのは、「波の方向を意識する」と言うことです。

私が10月にカヌーズでサーフィンをした際は、あまり波がなく、比較的乗りやすいロングボードでも、テイクオフがしにくい状況でした。そのため、なかなか波に乗れず苦労している時に、師匠からもらったのが、このアドバイスでした。

波に乗るためにパドリングする方向を決める際に、波の方向を意識した方が良いわけですね。具体的には、「ここから、あのライフガードの建物に向かって進むようにしてみて。そうすると、テイクオフしやすいから。」とアドバイスを貰いました。

実際、そうアドバイスされた通りにして見ると、サイズが小さめの波でも、確かにちゃんと押してもらえるようになりました。そして、そのアドバイスをもらう前の私は、進む方向が悪く、波の力を真後ろからちゃんと捕らえ切れていないことがわかりました。

サーフィンの初心者は、波の方向までなかなか意識が回りません。ので、うまく立てない時は、「進む方向が悪いのかも」と、その方向を意識すると良いです。

定期的に陸を見て自分の位置を確認する

次に、師匠からもらったアドバイスとしては、「定期的に陸を見て自分の位置を確認する」と言うことがありました。と言うのも、サーフィンの際、波待ちをしていると海流に自然に流されて、自分の位置が変わってしまうからです。

特に、サーフスポットで周りにサーファーがいる状況で、沖の方を見ていると。自分としては、全く動いていないように誤解してしまうものです。周りのサーファーとの相対的な距離感が変わらないからです。

ところが、実際には、周りのサーファー含めて、全体が波に流され、自分の位置はちょっとずつ移動しています。なので、長い時間、沖の方を見たのち、パッと振り返って陸を見ると自分でも驚くほど、流されていることがあります。

そのため、定期的に陸の方をみて、自分の位置を確認する必要があります。

カヌーズは、自分の位置が確認しやすいサーフスポットです。左手にはロイヤルハワイアンホテルのピンクの建物が見え、正面にはライフガードの建物が見え、わかりやすいからです。これらを目印に、定期的に自分の位置を確かめると良いです。

そして、この自分の位置を確認することは、1つ目のアドバイスにもつながります。自分がパドリングを始める位置から、波の方向を見極めて、進む方向を決める必要があるからです。

最初は立ち上がらないつもりでとにかくパドリングを続ける

最後に、師匠からもらった3つ目のアドバイスです。そのアドバイスとして、「最初は立ち上がらないつもりでとにかくパドリングを続けろ」と言うものがありました。

と言うのも、サーフィンを初めて体験する初心者は、波に押される感覚が怖く感じて、途中でパドリングを諦めてしまいがちだからです。

師匠からすると「そのままパドリングを続けるだけで、乗れたはずなのに・・・」と思えるタイミングで、初心者は、パドリングを止めてしまうそうです。

なので。最初のうちは、波に押される感覚を掴むことを優先し、無理に立とうせず、とにかくパドリングを続けるのが良いです。イメージとしては、ボディーボードのように、板の上に立たずに、波に乗るつもりで、パドリングを続ける感じです。

実際には、そのようにしてパドリングを続けると、波が板を押して進んでくれるようになります。すると板が安定するので、その上に立つことも難しくなくなります。

初心者は、怖さからすぐにパドリングを止めてしまう、もしくは、すぐに立とうとしてしまいがちです。そうならないようにする練習として、立ち上がらないつもりで、とにかくパドリングを続けることが役立ちます。

FacebookでシェアTwitterでシェアPinterestでシェア