ハワイにチャイルドシートを持ち込んで分かったメリット・デメリット

今回は、小さい子連れでのハワイ旅行で、レンタカーを利用する人に伝えたい情報です。

4歳未満の子供は、チャイルドシートを利用する必要がある

ハワイでも子供を車に乗せるにあたり、4歳未満の子供は、チャイルドシートを利用する必要があります。ハワイ州の公式サイトにある、そのルールを示す英文を引用すると次の通りです。

http://hidot.hawaii.gov/highways/safe-communites/child-passenger-safety/より引用

Children under the age of four are required to ride in a child safety seat when riding in a motor vehicle.

ハワイにおいて、このルールは、警察がかなり厳しくチェックしています。実際にチャイルドシートを使わずに子供を乗せた車は、日本人観光客が運転する車であろうとも、容赦なく取り締まられます。捕まると4時間の講習の上、罰金になります。

実際のところ、「捕まるのが嫌だから」という動機ではなく、子供の安全のためにハワイ旅行中にも、チャイルドシートを利用するわけですが、その準備方法として、以下の方法が考えられます。

ハワイ旅行でのチャイルドシートの準備の仕方

  1. レンタカー会社のオプションで借りる
  2. 日本から持ち込む
  3. ハワイ現地で購入する

これらのうち、「日本から持ち込むメリット・デメリット」をお伝えしたいというのが、今回の趣旨です。

日本から持ち込むメリット・デメリット

では、ハワイ旅行でのチャイルドシート準備方法として、日本から持ち込む場合のメリットとデメリットをご紹介します。

日本から持ち込んで感じたメリットですが、次の通りです。

日本から持ち込むメリット

  • 取り付け方がわかっている
  • ホノルル空港に着いてすぐ使える
  • お金がかからない(買う場合・借りる場合は、お金がかかる)

続いて、デメリットについては、次の通りです。

日本から持ち込むデメリット

  • 日本の空港までの往復に持ち運ぶのに荷物になる
  • 帰りのホノルル空港でも預けるまで荷物になる
  • レンタルする車に本当に取り付けられるか不安を感じる

と、このような感じです。

では、このメリット・デメリットについて、説明します。

最も嬉しかったメリットは、「取り付け方がわかっている」こと

私が、チャイルドシートを日本から持ち込む場合と、現地購入する場合の比較で、最もメリットを感じたのが、「取り付け方がわかっている」ことでした。普段使っているものなので、その取り付け方には、慣れているわけです。

一方、ハワイ現地で購入したものは、アラモアナセンター近くのWallmartで買ったチャイルドシートでした。その取り付け方の説明書は、英語のものしかありませんでした。

その説明書は、アメリカの大学を卒業し、ハワイに長年暮らす人が読んでも、「よくわからん」となる内容でした。なので、私のレベルでは、現地購入のチャイルドシートは、「本当にこれで付け方あっているよな」と不安を感じながらの、利用となってしまったわけです。

一方で、持ち込んだチャイルドシートでは、このような不安を感じない点が、本当に良かったわけですね。

ただし、持ち込んだチャイルドシートが、実際にハワイでレンタルする車に「本当に取り付けられるかどうか」には、不安を感じました。

と言うのも、私が車を借りたレンタカー会社では、「4ドアのセダン」のように車のグレードでしか車種を指定できなかったからです。事前に具体的にどのような車になるか正確にわからないんですね。

実際のところは、取り付けられたので問題ありませんでしたが、「予定よりも、後部座席が狭くて、取り付けられなかったらどうしよう」と不安を感じることになりました。

最も面倒に感じたデメリットは荷物になること

一方、現地購入する場合と比較して、最も面倒に感じたデメリットが、旅行中に持ち運ぶ際に荷物になることでした。具体的には、日本の空港までの往復の移動の時と、ホノルル空港から空港のチェックインカウンターで預けるまでの移動の時ですね。

私が持ち込んだチャイルドシートですが、シートベルトで縛り付けて固定する簡易なものです。なので、それ自体は、そんなにずっしりと重いものではありませんでした。

それでも、大人用のスーツケースとは別に、チャイルドシートを運ぶ手間が増えることが、面倒に感じました。

例えば、私は、成田空港からハワイに行く場合は、リムジンバスを利用します。自宅から徒歩で行ける距離に、リムジンバスの乗り場があるからです。

そして、その乗り場までの短い移動でさえも、チャイルドシートを不安定な感じで載せたスーツケースを運ぶのは、面倒に感じました。

なので、電車で移動する場合はもっと大変だったことは、間違いありません。電車の場合、スーツケースの上にチャイルドシートを乗せて移動するのは、現実的ではないとさえ感じています。

となると、空港までチャイルドシートを運ぶ別の案として、宅配便などで空港に送ることになります。ですが、この場合、その手間とそれなりの送料がかかるため、お得面において持ち込むメリットが薄まってしまいます。

ほか、「空港まで自家用車で行く」という方法もあります。この場合も、成田空港周辺の駐車サービスに1週間程度預けた場合で、5千円以上の駐車料が発生してしまいます。つまり、この場合もお得面でのメリットが薄まります。

なので、可能な限り、自分で運びたくなるんですね。

このように、ハワイ旅行に、チャイルドシートを実際に持ち込んでみた結果、「意外と荷物になるな」と感じました。

というわけで、ハワイ旅行でのチャイルドシートの準備方法として、持ち込みと現地購入をどちらも試して感じた結論は、「この方法がベストというものがない」ということでした。

どちらにもメリット・デメリットがあり、そのどれを重視するかで選択肢が変わるわけですね。

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