ヒルトン小田原にNintendo Switchを持ち込みTVモードで遊ぼうとして学んだこと

今回は、普段ヒルトンのタイムシェアでハワイ旅行をしている人のうち、「なかなかハワイに行けないし小田原のヒルトンに行ってみようかな」とご検討中の方のうち、滞在中の荷造りとしてNintendo Switchを持ち込みTVモードで遊ぼうと検討中の方に伝えたい情報です。

私は、2021年の年末年始シーズンに7歳児、3歳児、妻と4人でヒルトン小田原リゾートのホテル棟、和洋室デラックスの部屋に2泊しました。この旅行の荷造りとして、Nintendo Switch(有機ELモデル)(以下、Switch)を持ち込むことにしていました。

というのも、私が以前日帰りでこの施設を訪れた際に知った「陸の孤島のような立地」という特徴から、「実際に宿泊するときは、このリゾートの敷地から出かけることはほぼなく、籠るように滞在することになるだろうな」と考えていたからです。そこでSwitchを持ち込めば、部屋でゆっくり過ごすときに、ゲームをして家族で楽しめると考えました。

「テレビに映せません。付属のACアダプターをお使いください。」

というわけで、この旅行でヒルトン小田原に滞在するときの荷造りとして実際にSwitchを持ち込むことにしました。ただ、実は、これが私にとって「出先でSwitchのTVモード遊ぶ」という初めて体験でして大失敗をしてしまいました。

具体的には、ヒルトン小田原の和洋室デラックスのテレビ(この記事のトップの写真のものです)に、持参したHDMIケーブル、Switchのドック、電源をつなぎ子供たちと「いざゲームをしよう」としたところ次のメッセージが表示されできませんでした。

「テレビに映せません。付属のACアダプターをお使いください。」

このエラーからテレビの大きな画面でゲームができないことを知ったときの悲しそうな子供の顔が今も忘れられません。

で、私は、その原因に心あたりがあり、ご指摘の通り付属のACアダプターを使っていなかったんですね。なぜかというと、普段自宅では、Switch標準のACアダプターが机の裏側にある抜き差ししにくいコンセントに挿しっぱなしにしていたからです。今回の荷造りにあたり、そこから標準のACアダプターを抜くのが手間に感じ、自宅にあった適当なUSB-Cの充電アダプターとUSB-Cケーブルを代わりに持って来ていました。

それを試した結果がお伝えした通りの状況で、結局TVモードでSwitchをするのは諦め、本体の小さい画面で家族でゲームをすることになってしまいました。というわけで、旅先でSwitchのTVモードをするのが初めての方は、Switchのドックの他、標準のACアダプターも必要な点に注意が必要です。

ドック、アダプターどちらも代案がある

この件で、すっかり父親としての面目を失った私は、その悔しさをバネに次の旅行に向けて、「旅先でSwitchのTVモードをする方法」について学ぶことにしました。

上でご紹介した通り、自宅の標準のACアダプターは抜き差ししにくい位置にあるため、可能な限りこれを旅先に持ち出したくない考えです。また、ドックも旅先に持っていくには、ちょっと嵩張るのと耐久性が気になり避けたい考えでもありました。

という観点から、AmazonでSwitch ドック 小型で検索すると、その目的に合う商品がたくさんあることがわかりました。ただ、任天堂としてはこうしたサードパーティ製品の利用を認めていないでしょうし、万が一それで故障した際にサポートを受けられないリスクがあるとも感じました。

というわけで、私はそのリスクを踏まえて上で私が調べた時点で利用している人が多そうな次の2つを実際に購入し試すことにしました。

  1. ドックの代案: USB Type c HDMI アダプタ Tuwejia usb タイプc 4K 解像度 hdmiポート+USB 3.0高速ポート+USBタイプC高速PD充電ポート 3-in-1 変換 アダプタ UHDコンバータ MacBook Pro/MacBook Air 13inch 2018/iPad Pro 2018/Nintendo Switch ニンテンドースイッチ/USB C デバイス対応 (シルバー/銀色)
  2. ACアダプターの代案: Anker Nano II 45W (PD 充電器 USB-C)【独自技術Anker GaN II採用/PD対応/PPS規格対応/PSE技術基準適合/折りたたみ式プラグ】MacBook PD対応Windows PC iPad iPhone Galaxy Android スマートフォン ノートPC 各種 その他機器対応 (ブラック)

で、AmazonでSwitch ドック 小型で検索すると、この1と2を1つにまとめた商品も存在します。ただ、私は、あまり実績を知らないメーカーのACアダプターについては、発火などの危険性がありそうと思ってしまいます。ので、コンパクトさを犠牲にしてもこの2つの組み合わせを選びました。

「父さん、凄えや!」

そして、私は、この小田原旅行の後、妻の実家に泊まりで出かける機会がありましたので、実際に購入したドックの代案とACアダプターの代案の2商品とSwitch本体(繰り返しになりますが、有機ELモデルです)を持ち込み試してみることにしました。

すると、見事に妻の実家のテレビにてTVモードでSwitchを楽しむことができました。その結果、子供たちから「父さん、凄えや!」と尊敬を取り戻すようなことはありませんでしたが、親戚みんなで楽しむことができ良かったです。

ドックの代案にしても、ACアダプターの代案にしても、掌サイズでコンパクトです。のでドックの嵩張りや耐久性のなさ、付属のACアダプターの抜き差しの手間を考えると、故障のリスクがあっても旅先には代案のセットを持っていくほうがメリットがあると感じています。

ちなみに、この代案の2商品を手に入れた結果、私はSwitchの楽しみ方が増えました。それは、モバイルモニターと組み合わせることでSwitch本体より大きな画面かつ移動しやすい環境でSwitchができるようになったことです。モバイルモニターについては、Amazonでモバイルモニターと検索するとどのような商品かがわかりますが、13インチから16インチくらいの持ち運びしやすいモニタです。そのモニタに代案の2商品を使ってSwitchを繋ぐことで、そのモニタでゲームができるようになるというわけです。

以上とヒルトン小田原の和洋室デラックスに滞在した経験から思うのは、Switch本体 + 代案の2商品 + モバイルモニターを持ち込んでいれば和室の方でも大きい画面でゲームができ、部屋での楽しみ方の幅が広がったはずです。

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