今回は、ハワイ旅行で成田空港の第1ターミナルを利用する人のうち、小さい子連れ、特に赤ちゃん連れで利用するのが初めての人に伝えたい情報です。
私は、2019年1月に4歳児と0歳児(10ヶ月)、妻の4人でしたハワイ旅行で、成田空港の第1ターミナルを利用しました。その際、「このように過ごして、こう感じた」という体験談をご紹介します。
利用した便とそのスケジュール
では、この時に利用した航空会社の便とそのスケジュールからご紹介します。利用したのは、デルタ航空の180便で、私が利用した時は、成田空港を19時43分発のスケジュールでした。
成田空港において、デルタのチェックインカウンターは、第1ターミナル北ウイングにあります。今回は、成田までリムジンバスでアクセスしたので、第1ターミナル北ウイングの4F外にある降車場所に到着しました。
時間としては、17時40分頃でしたので、「ちょうど国際線を利用するときの目安となる、出発時間の2時間前に着けた」と、この時は思っていました。ですが、最近では、ハワイも含めて、「米国行きの飛行機は3時間前」というのが、常識になっているんだそうですね。
米国行きの便は、荷物を預けるチェックインカウンター前で、パスポートのチェックなど、セキュリティーチェックが行われるようになったからです。事実デルタ航空の日本語公式サイトにも次の記述があります。
デルタ航空: 国際線におけるチェックイン時間より
米国外へご出発のお客様は、出発時刻の3時間前までに空港にお越しになることをおすすめします。
上のページは、米国発という観点で書いてあるので、「米国外へ」という表現になっていますが、日本ー米国間の国際線なので、この3時間前推奨に該当します。
5Fのフードコートで夕食を食べる
実際のところ今回は、2時間前の到着でも特に問題ありませんでした。というのも、私たちが利用する時は、デルタのチェックインカウンター前には、誰も並んでいなかったからです。
そのため、上でご紹介したチェックインカウンターの前に行われるセキュリティーチェックもすぐに終わりました。そして、荷物を預けて身軽に行動できるようになったのが、18時10分くらいとなりました。
出発時刻の19時43分までは、1時間半くらい時間のある状況です。そこで、第1ターミナル中央ビル5Fにあるフードコートに夕食を食べに行くことにしました。
私達が利用したデルタ航空の180便には、機内食として夕食が出ます。ですが、感動するほど美味しいものでもありませんし、時間帯が普段、私達家族が夕食を食べる時間からすると、だいぶ遅くなります。加えて、機内食を受け取ると、それが片づけられるまで席が狭くなるデメリットもあります。
小さい子連れでの旅行でこれらのデメリットを考えると、「空港で落ち着いて夕食を食べて、機内食は食べない作戦の方が楽だ」という判断となりました。というわけで、中央ビル5Fにあるフードコートに食事に行きました。
なぜここで夕食を食べることにしたかというと、以前、上の子が2歳の時にも、成田空港の第1ターミナルを利用した経験があったからです。その時に、5Fの展望デッキで飛行機を見て、フードコートで食事をし、キッズパークで遊ぶ、という過ごし方が、小さい子連れには良かったんですね。
今回は、1月で寒かったので、展望デッキは諦めフードコートに直接行きました。5Fには、いくつか店があるのですが、私たちは、「自家製麺 杵屋麦丸」という、うどんの店でうどんを買うことにしました。この店を選んだのも、前回の経験からです。
この店は、お盆を持って料理を受け取る食堂のようなシステムとなっており、すぐに食事ができます。かつ、うどんなので大きく外すこともなく、さらに、そのお盆に乗せた料理を持って、お店の中の席のほか、フードコートエリアに移動しての食事もできます。
このような特徴から、小さい子連れで食事をするのに便利でした。
食事をするなら3時間前にすべきだった
うどんを食べ終え、子供達の食事も食べさせ終えて、「ふー」と一息ついた後、時計を見ると、19時15分くらいでした。そのため、「あれっ!?意外と時間がないな」と焦ることになりました。
というのも、国際線の場合、搭乗口には、出発時間の45分前までに着くことが推奨されているからです。事実、デルタの公式サイトにも次の記述があります。
フライト出発予定時刻の45分前までに搭乗ゲートにお越しになることをおすすめします
19時43分発の便ですので、19時には搭乗口に着いていた方が良かったということですね。実際、荷物を預けた時にもデルタの地上スタッフから、「18時○分から、ご搭乗のご案内開始です」と言われた記憶がありました。
というわけで。元々は、食事後に同じく5Fにあるキッズパークで子供達をちょっと遊ばせるつもりだったのを変更し、出国手続きに向かいました。そして、向かって正解でした。
というのも、私たちが出国手続きを終えて、国際線の出発ロビーに入ると、デルタのスタッフが複数待機しており、「デルタ180便、すでに最終案内が終わっております。ご利用の方はお急ぎください。」というご案内をされることになったからです。
結果、急いで搭乗口に向かい、機内に到着したのが、19時30分くらいとなりました。かなりギリギリのタイミングとなり、焦りました。今回は、出国審査が空いていて、それに時間が取られなかったので助かりましたが、それが混んでいたら、出発時刻に間に合わない可能性もありました。
というわけで、今回の体験から、「食事をするならなおさら3時間前には空港に到着しておくべきだった」と後悔することになりました。