ハワイ旅行の基本!旅程が4泊5日ではなく4泊6日となる理由

今回は、初めてのハワイ旅行を考えている人に向けて、ハワイ旅行の旅程の日数の基本をご紹介します。

ハワイ旅行では旅程が1日分長くなる

旅行会社が扱っているハワイへのパッケージツアーの旅程は、「4泊6日オアフ島の旅」のように「4泊」の宿泊数に対し、「6日」となっていますよね。

で、4泊の旅程は、国内旅行で考えると、車中泊などをしない限りは4泊5日となるのが普通です。ところがハワイ旅行では、4泊6日と1日分旅程が長くなっているわけです。

ハワイ旅行を計画するにあたり、この1日分旅程が長くなることを踏まえて、計画する必要があります。これがハワイ旅行を旅程の日数を考える時の基本となります。

この基本は、特に個人手配でのハワイ旅行を計画する時に注意が必要です。たとえば「5日間の休みが取れたからハワイに4泊できるかな?」のように考えて、ハワイ旅行を計画してしまう危険があるからです。

実際には、5日間の休みでできるハワイ旅行は、現地に3泊です。逆に現地に4泊したい場合は、6日間の休みが必要になります。

旅程が1日分長くなる理由<

では、ハワイ旅行において、「なぜ旅程が1日分長くなるか」を説明します。実際のハワイ旅行の日程で具体的に考えてみましょう。

まずハワイ旅行の大まかな旅程の概要をご紹介すると、次の通りです。

  • 行き: 日本の夜に出発、同日の午前にハワイに到着
  • 帰り: ハワイの午前〜午後一に出発、翌日の午後に到着

と、これだけを読んでもイメージがわかないでしょうから補足します。そこで「1月1日出発の1泊3日のハワイ旅行」と言う極端な例で、そのスケジュールを具体的にしてみます

  1. 【日本時間】1月1日 19:00 日本の空港から出発
  2. 【ハワイ時間】1月1日 7:00 ホノルル空港に到着
  3. 【ハワイ時間】1月1日 7:00〜終日、ハワイ観光をしてホテルに宿泊(つまり1泊)
  4. 【ハワイ時間】1月2日 12:00 ホノルル空港から出発
  5. 【日本時間】1月3日 16:00 日本の空港に到着

とこのようなスケジュールになります。この例のフライトの出発時間や到着時間は、厳密なものではありません。ですが、だいたいこんな感じのスケジュールとなります。

19時間の時差がポイント

上の例を見てみると、ハワイ旅行が初めての方であれば不思議に思うことがあるはずです。具体的には、1月1日の夜に日本を出発しているのに、ハワイに到着すると1月1日の朝の7:00になっていることです。

時間が戻っているんですね。これは日本とハワイの間に19時間の時差があることによって、こうなります。

ハワイの時計は、日本の時計より19時間遅れています。なので、日本の空港を出発する日本時間の1月1日の19:00というのは、ハワイ時間では12月31日の0:00となります。

日本からハワイまでのフライト時間は7時間前後です。なので、「ハワイ時間の0:00に出発して7時間後にハワイに到着した」と考えると、ハワイ時間の1月1日 7:00に到着するのは、当たり前とわかります。

帰りは翌日に到着する

今度は、帰りのフライトについて考えてみます。この場合は、逆に出発するハワイ時間に対応する日本時間を考えると良いです。

つまり、ハワイを出発するハワイ時間の1月2日の12:00を日本時間にすると、1月3日の7:00となります。

帰りのフライトは9時間前後ですので、「日本時間の7:00に出発して9時間後に日本に到着した」と考えると、日本時間の1月3日の16:00に到着することが納得できますよね。

以上のようにハワイ旅行には19時間の時差があるため、ご紹介したスケジュールでの旅行となるわけです。

ハワイ旅行では旅程が1日分長くなる

上でご紹介した例では、1月1日に日本を出発し、1月3日に帰って来ています。そしてハワイ時間の1月1日の夜にホテルに1泊していることもわかりますよね。つまり、1泊3日の旅程となっているわけです。

すると、これがハワイに2泊すれば、2泊4日になりますし、3泊になれば3泊5日の旅程になります。4泊であれば当然4泊6日の旅程となります。以上がハワイ旅行の旅程が1日分長くなる理由ですね。

この理由の説明にあたり、日付変更線を日本からまたぐ場合は1日マイナス、ハワイからまたぐ場合は1日プラス、のような説明の仕方もあります。ですが、今回ご紹介したように19時間の時差でそれぞれの現地時間を考えたほうがわかりやすいですよね。

最短のハワイ旅行は0泊2日

最後に。突き詰めて考えてみるとハワイ旅行の最短の日程は、0泊2日となりますね。つまりハワイに到着した日にそのままとんぼ返りをすればこの日程でのハワイ旅行を実現できます。

この日程は、かなり無理があるものです。ですが、実現不可能ではありません。

例えば、行きの飛行機を成田発の早めの便、帰りの飛行機を羽田着の遅めの便にすると、ハワイに8時間程度は滞在できる時間があります。この場合宿代が不要となるメリットもありますし、ハワイの下見目的では意外にアリかもしれませんね。

たとえば、「どうしてもハワイで挙式をする前にその会場の教会を一目見ておきたい、けど旅費は抑えたい」のような場合に、この弾丸のようなハワイ旅行が役立ちます。

または、「結婚式にのみ参加して、すぐ帰りたい」のような参列者にも役立ちますね。

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