今回は、ハワイ島のヒロにあるビッグアイランド・キャンディーズ工場を初めて訪れる人に伝えたい情報です。
私は、2019年8月にこの工場を訪れました。その時、「こんなお菓子が売っているんだな」と面白く感じたものがあったのでご紹介します。
パパイヤの千切りを乾燥せたもの?
この記事のトップの写真が、ヒロのビッグアイランド・キャンディーズの工場の見学コーナーの窓から見た、そのお菓子を作っている様子です。
青い手袋をした人の前に、何か細切りにされた黄色っぽいものがあるのがわかるでしょうか。私が見たときは、この写真の人は、その黄色っぽいものをほぐす作業をしていました。
で、この黄色いものですが、私は最初見たとき、「パパイヤを千切りの乾燥させたものかな?」と思いました。
この黄色いものが、ハワイのベトナム料理店でパパイヤサラダを注文した時に出てくる、パパイヤの千切りの色に似ているように見えたからです。
もしくは、切り干し大根のようにも見えたのですが、お菓子工場でそれは考えにくいので、乾燥させたパパイヤを使った何らかのお菓子を作っているのだと思いました。
「黄色いもの」の正体
この工場において、見学コーナーは、お土産売り場のすぐ近くに併設されていました。そのため、見学したり、お土産を物色してブラブラしたり、というのは、どちらも気軽にできる状況にありました。
つまり、見学コーナーとお土産売り場を気軽に行ったり来たりできる環境ということですね。
で、この見学コーナーでこの黄色いものを見た後、お土産売り場をぶらぶらと歩いていると、「あっ、これを作っていたのか」と実際に、そのお菓子の商品が売られているのを見つけました。
次の写真のものです。
そして、この商品名が、「チョコレート・ディップ・イカ」というものであることがわかりました。「イカのチョコレート漬け」というところでしょうか。
つまり、この細切りにされた「黄色いもの」の正体は、乾燥させたパパイヤではなく、イカだったということです。
食べたことがある人の感想
で、私は、「イカにチョコレート?」と、その組み合わせにちょっと驚いてしまって、このときは、この商品を買いませんでした。
なので、その味がどんなものかまではわからなかったのですが、後日、このお菓子を食べたことがある方から、お話を伺う機会がありました。
その方によると、このイカの部分の味付けは、「まさに日本のサキイカの味付け」とのことで、それがチョコレートの甘さと合わさり、「甘くて辛いなんとも言えない味」とのことでした。
なので、チョコレートとサキイカを用意して、それを一緒に食べれば、このお菓子の味付けに近いものになりそうですね。