JALと比較したデルタのハワイ便のサービス内容の違い

今回は、ハワイ旅行に向けて、航空会社を選んでいる人に伝えたい情報です。日本とハワイを結ぶ航空会社は、複数あるため、いざ選ぼうとすると、「どこにしよう?」と悩みますよね。

そこで、ハワイ便において「JALと比較してデルタのサービスは、こうだった」という違いをご紹介します。

実際に乗ったデルタ便

では、まず、実際に私が乗ったデルタの便からご紹介します。と言っても、私は何度かデルタの便でハワイを訪れた経験があります。

ので、この記事を書いている直近となる2016年10月に利用した時の便でのサービス内容で比較します。

その際、私が利用したデルタの便名は、次の通りです。

  • 行き: Delta 580
  • 帰り: Delta 579

また、利用した便の機材は、次の通りでした。

最後に、利用した座席については、追加料金が必要なコンフォート+にしました。その座席の位置としては、行きは、真ん中の先頭座席、帰りは、左端の先頭座席を利用しました。受けたサービス内容としては、エコノミークラスと同じです。

ちなみに、デルタのDelta 580/579便は、この記事を書いている現在、すでに私が利用した2016年10月の頃とフライトスケジュールが変わっています。

私が利用した当時は、次のスケジュールとなっていました。

  • 行き: 21:20成田発 → 10:04ホノルル着
  • 帰り: 10:34ホノルル発 → 13:35成田着

スタッフの日本語対応

それでは、このデルタの便と、これまでJALのハワイ便を利用した経験と比較して感じたサービス内容の違いをご紹介します。

まず、最もわかりやすい違いとして、スタッフの日本語対応の違いがありました。私が利用したデルタの便では、私の座席の範囲をサポートするスタッフとして、日本語ができるスタッフは一人しかいませんでした。また機内全体で見ても、日本語がネイティブで話せるスタッフは、二人でした。

つまり、デルタにおいて、そのスタッフとは、基本英語でやりとりが必要でした。ただ、日本語ができないスタッフでも、片言、というより、単語レベルでは、日本語対応しようと努力している人はいました。

ただデルタの日本語対応スタッフの数は、どのスタッフとも原則日本語で話せるJALと比べると、やはり少なかったです。

また機内アナウンスについては、私が乗った便においては、英語のアナウンスの後に、日本語のアナウンスがありました。これは、私がもっと昔にデルタ便を利用した際には、なかったサービスでした。その点では、日本語対応が良くなった印象を持ちました。

ただ、そのアナウンスの細やかさで言うと、やはりJALの方が充実している印象でした。例えば、「JALだったら、これくらい飛行機が揺れたら何かアナウンスがあるだろうな」と言うタイミングでも、デルタでは、それがなかったからです。

総じて、日本語サポートの充実具合でいうと、やはりJALの方が充実していました。

スタッフが巡回する頻度が少ない

私が利用したデルタの便のうち、行きのDelta 580のサービス内容は、次のような感じでした。

Delta 580のエコノミークラスのサービス内容

  • 水平飛行後すぐに、ボトルの水、その後、お絞り
  • その後、夕食と飲み物
  • 夕食後1時間後から機内が暗くなる
  • 朝食として、おいなりさんと飲み物
  • 到着1時間前に再度おしぼり

このデルタのサービスとJALのサービスを比較して、私が感じたのは、「デルタのサービスは、スタッフが巡回する頻度が少ないな」ということです。

例えば、JALの場合は、デルタでしている基本的なサービスに加えて、免税品やアイスクリームの販売があります。その度にスタッフが機内を巡回します。つまり、JALの場合、機内をスタッフが、「これどうですか?」と歩き回る頻度が多いです。

一方デルタの場合は、上で述べたサービスの提供以外には、そのようにスタッフが巡回することがありませんでした。

これは、ついでに用を頼めるため、サービスの手厚さという意味では、JALに軍配が上がります。一方、「必要最低限のサービスで良い」というタイプの人には、デルタの方が向いています。

機内エンターテイメントに日本語字幕がないコンテンツがある

最後に、機内エンターテイメントについても、JALとの違いを感じることになりました。その操作方法が違うのは、当たり前として、見られる動画のサービス内容に違いありました。

具体的には、デルタの機内エンターテイメントで見られる動画のいくつかに、「日本語字幕がなかったこと」があります。例えば、私が利用した際には、アメリカのドラマのコンテンツ(具体的には、Game of Thrones)は、英語音声でしか見られず、かつ、吹き替えも字幕もありませんでした。

つまり、英語を聞き取る以外に、そのコンテンツを楽しめないものとなっていました。これは、「選んだ動画が悪い」と言われれば、その通りです。ですが、日本語対応が全くされていないコンテンツがあることは、JALでは考えられません。

ほか、デルタの機内エンターテイメントを利用する時にJALと感じた違いとして、「着陸のギリギリまで、機内エンターテイメントを見られる」ことがありました。

JALの場合は、着陸が近づくと、結構早い段階で機内エンターテイメントが見られなくなります。実際に計っていないのでなんともですが、着陸の20分前くらいから、見られなくなる印象です。

一方、デルタの場合は、着陸に向けて機内が傾き始めても、まだ、機内エンターテイメントが見られました。着陸5分前くらいまで、見られる印象でした。ので、JALと比較して、「随分とギリギリまで見られるんだな」と違いを感じました。

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