ESTAの申請に必要なクレジットカードを持っていない場合の対応方法

今回は、ハワイ旅行に向けて初めてESTAを申請する人に伝えたい情報です。具体的には、ESTAの申請に必要なクレジットカードを持っていない場合の対応方法をご紹介します。

ハワイ旅行には原則ESTAが必須

ハワイ旅行には、アメリカに入国するためにESTAの申請が必須となります。厳密には、ESTA以外の方法として、米国大使館で非移民ビザを申請する方法があります。

ですが、ESTAが最短で1日で承認されるのと比較し、非移民ビザは2週間から6週間以上の時間が必要なとなるため、オススメできません。

なので、ハワイ旅行ではアメリカに入国するためESTAを申請するのが通常です。そのESTAの申請時には、申請料が必要でその申請料は、クレジットカード、またはデビットカードで支払うことができます。

そして、今回ご紹介したいのは、その申請料を支払うための「クレジットカードがないけどどうしたら?」と言う問題を解決する方法です。

家族・友人のクレジットカードを利用する

クレジットカードを持っていない人がESTAを申請する場合。一番簡単な方法は、家族または友人などのクレジットカードで、申請料を立て替えてもらうことです。

立て替えてもらった費用は、ドル払いです。なので、申請時のレートで換算して、日本円の現金で返すと良いですね。

私の実体験としては、家族でハワイ旅行に行った際に、家族の分のESTAの申請費用を、すべて私のクレジットカードで支払った経験があります。特に子供の分は、そもそも子供がクレジットカードを持てない年齢でした。なので、誰かのカードで立て替えて払うしかありませんでした。

つまり、ESTAの申請費用の支払にあたり、申請する本人のクレジットカードで支払う必要は全くありません。事実、そのように家族の分を私のクレジットカードで申請した結果ですが、すべて問題なく支払うことができ、ESTAの結果は無事「認証」となりました。

ちなみに私は家族分で試してますが、それが友人や知人の申請料であったとしても問題ないわけです。

デビットカードを作りそれで支払う

次に。冒頭で軽く触れたとおり、ESTAの支払いは、クレジットカード以外には、デビットカードでも支払うことができます。その事実は、次の米国大使館のESTAを解説するページを見ると確認できます。

米国大使館: 米国大使館ESTA(エスタ)申請公式ウェブサイト

デビットカードとクレジットカード違いについてご紹介すると。デビットカードは支払い時に、自分の口座からすぐにお金が支払われます。つまり、「口座にある現金以上にお金を使うことができない」のがデビットカードの特徴です。

なので。「お金を使いすぎるのが怖い」などの理由から、クレジットカードを作りたくない人が、クレジットカード代わりに利用するのがデビットカードです。

そして、そのデビットカードを作り、ESTAの申請費用を支払うことができるわけですね。ただ、デビットカードは、紛失した時のリスクが、クレジットカードより大きいです。

ので、ESTAの申請用に使う分には問題ありませんが、それをハワイ旅行に持っていくのは、お勧めしません。

この際クレジットカードを作る

なので、ハワイ旅行に向けてデビットカードを準備するくらいなら、この際クレジットカードを作るほうがオススメです。そして、そのカードでESTAの申請費用を支払うわけですね。

そもそも、「お金を使いすぎるのが怖い」という理由から、デビットカードを作ろうとする慎重派は、クレジットカードを作ってもお金を使いすぎることは、まずありません。なので、クレジットカードに対し、極端に不安を感じる必要はありません。

また、ハワイ旅行において、クレジットカードが必要になるシーンが結構あります。たとえば、ホテルのチェックイン時に、デポジットという預かり金を支払う時です。この時は、デビットカードが使えない場合もありますし、そのデポジットの金額が大きすぎて、口座の現金では不足する可能性もあります。

つまり、このようなデポジットの支払いには、クレジットカードのほうが便利、と言うよりもないと困ります。

ほか。ハワイでは、クレジットカードを持っているだけで受けられる様々な特典があります。たとえばJCBのブランドでは、ワイキキトロリーのピンクラインに無料で乗れたり、ラウンジを利用できたりします。

なので、ハワイ旅行に向けてわざわざ用意をするなら、デビットカードよりもクレジットカードがオススメですよ。

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