オアフ島でGoogleマップがナビしたH-1への面倒な入り方

今回は、オアフ島で初めてレンタカーを運転する人のうち、スマホのGoogleマップをカーナビ代わりに使う人にお伝えしたい注意点です。

GoogleマップがH-1への面倒な入り方を案内することがある

お伝えしたいのは、オアフ島において、「Googleマップのアプリが、初心者にはちょっと面倒なルートを案内する場合があるので気をつけて」ということです。

具体的には、オアフ島のH-1というフリーウェイの入り口へのルートです。

その入口への入り方において、Googleマップのアプリが、初心者に難しいルートを案内することがあります。なので、そのような案内をされる可能性を想定し、備えておいた方が良いです。

H-1の難しい入り口を案内された実体験

以前、オアフ島でワイキキからノースショアに向かうためのルートを、Googleマップのアプリで検索した際に、「何で、こんなルートを通るんだろう?」という道順を案内されたことがあります。

具体的には、次の図のようにH-1に入るルートを案内されました。

この図について解説します。H-1を北西方向に進むにあたり、まず1のプナホウ・ストリートからスタートしています。続いて右折し2のドール・ストリートのために右折、さらに3、4と右折してクラーク・ストリートを通ります。

すると再度プナホウ・ストリートにぶつかり、5の左折をします。最後に6で右折して、H-1に乗っています。要するに、プナホウ・ストリートを逆方向に進んでH-1に乗るために、ぐるっと回っているわけですね。

ワイキキからH-1を利用してノースショアを目指すにあたり、Googleマップのアプリが、この入り口を使うルートを案内しました。

で、この入り方は、特に4から5に左折するところが、難しいです。というのも、信号がないのにそこそこ交通量がある交差点を、左折することになるからです。ハワイは、日本と走る車線が逆なので、左折の方が難しいわけです。

なので、見通しの悪い交差点を恐る恐る左折することになりました。実際、この左折は、初心者の人にとっては、本当に恐々とすることになります。

渋滞を回避するルートを案内している?

この案内をされたとき、私は、「Googleマップのアプリが、なぜ、こんな難しいH-1への入り方を案内したんだろう」と考えていました。

というのも、ワイキキから、ノースショアに向かうためのH-1への入り方には、もっと簡単な方法があるからです。具体的には、ワイキキのすぐ北側にあるメトカルフ・ストリートを使ってH-1に乗る方法です。

Googleマップで乗りやすいH-1入り口付近を見る

これまでの私の経験では、ワイキキからノースショアに向かうときのルートを、レンタカー会社からレンタルした普通のカーナビで検索したときには、基本、この乗りやすい入り口を使うルートが案内されました。

ところが、Googleマップのアプリで検索すると、北西側にもう1つ先の、プナホウ・ストリート経由で入る面倒な入り口を通るルートを案内されてしまったわけです。

で、Googleマップのアプリがそのような案内をした正確な理由はわかりません。ですが、「渋滞を回避するルートを選んだ結果そうなったのでは?」と、私は考えています。

というのも、私が、Googleマップのアプリでそのルートを検索した時間は、H-1が混みやすい朝だったからです。その時間にH-1を利用して北西側に向かうにあたり、少しでもH-1を利用する距離を短くするため、プナホウ・ストリート経由のルートが案内されたのかも知れません。

Googleマップの案内を盲信しない方が良い

Googleマップに案内されたプナホウ・ストリート経由でのH-1への入り方は、ハワイで初運転の人にとっては、ハードルが高いものとなります。

上で「4から5への左折が難しい」と述べた、交差点の様子は、次のGoogleストリートビューで見られます。

Googleストリートビューでプナホウ・ストリートへの左折が難しい交差点を見る

ご覧の通り、この交差点には、信号がありません。なので、車が左からビュンビュン来る隙をついて、信号がない交差点を左折する必要があるんですね。

また、H-1への入り方以外にも、Googleマップのアプリは、オアフ島において、初心者だと走りにくい道を案内することもあります。例えば、日本にはないAll Way Stopがある交差点の道路だったり、対面通行が難しい狭さの道路であったりです。

このような背景があるため。オアフ島で初めて運転する人は、Googleマップのアプリが案内するルートを盲信するとリスクがあります。

つまり「Googleマップのアプリの案内は、初心者が走りにくい道を案内しているかも」と、想定していた方が良いです。そうすることで、案内されたルートを慎重に選べるようなるからです。

特に、渋滞が起きやすい、オアフ島の朝や夕方の通勤の時間帯は、その案内されたルートを慎重に確認してください。渋滞回避のためとはいえ、初心者には、難しいルートを案内している可能性があるからです。

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