今回は、ヒルトンのタイムシェアを購入したものの、それをクリーングオフで解約したい人に伝えたい情報です。

以前、ハワイ旅行中に必ず勧誘されるタイムシェア、そのメリットとデメリットの記事では、「ハワイ旅行中にタイムシェアのデメリットをよく考えずに勢いで買ってしまい後悔している場合は、クーリングオフができますよ」と言うことをお伝えしました。

そして、「じゃ〜、具体的に、そのタイムシェアのクーリングオフは、どうやるの？」と言うことをお伝えしたいのが、今回の記事の趣旨です。この記事の内容は、ヒルトンのタイムシェアを解約したことがある方から、クーリグオフ期間中に解約する方法を詳しく教えていただいたものです。

解約手順

ヒルトンのタイムシェアを購入した後、「もう少し検討してから購入するべきだった」、「リセール（中古）で安く買えば良かった」と考える方も少なくないですよね。そのような場合には契約のキャンセル、クーリングオフを検討することになります。

まずヒルトンのタイムシェアの解約には、以下の手順が必要です。

ヒルトンを解約するための手順
1. 契約書の中にある「解約手続きの用紙」に必要事項を記入し、サインをする。
2. 「解約手続きの用紙」を指定のメールアドレスへ送信する（＊販売担当へCCしておく）
3.「解約手続きの用紙」受領確認のため、担当部署へ電話を入れる。
4. ヒルトンがクーリングオフの受領証を発行

ヒルトンと契約をした際に渡された書類の中に「解約手続きの用紙」が入っています。おそらく「Notice of Mutual Right of Cancellation of Timeshare Purchase」という英文の書類です。

クーリングオフ期間があるので注意

「解約手続きの用紙」には、◯月◯日までに提出してくださいというふうに、解約手続きの期限が記載されていますので、ご確認ください。

クーリングオフ期間は、契約日より7日のようです。明確な期限はヒルトンからの書類を確認しましょう。

ヒルトンの解約手続きはクーリングオフ期間内に行う必要があります。クーリングオフの期限を過ぎてしまいますと、キャンセルができませんのでご注意ください。

・ハワイで契約した場合
ハワイ州の規定により、クーリングオフは7日間と定められています。ハワイで購入したタイムシェアは契約日から7日間以内であれば、クーリングオフが適用されます。ハワイで契約した場合、クーリングオフの期間はハワイ現地の時間で計算されますので、ご注意ください。

ヒルトンへの「解約手続きの用紙」返送方法

「解約手続きの用紙」に記載されている返送方法の中に、郵送、メール、ファックスなどが記載されています。郵送は時間がかかるので、おすすめしません。ベストなのは「記入済みの解約手続きの用紙」をスキャンし、ヒルトンへメール送付することです。

「解約手続きの用紙」のメール送付の際に、販売担当の方にもCCしておくと安心です。また、受領を確認するための電話もしておくと安心です。

・「解約手続きの用紙」が入っていない場合
ヒルトンのタイムシェア購入時に受け取った書類の中に「解約手続きの用紙」が入っていない場合があるようです。この場合には、「解約手続きの用紙」をヒルトンへ請求する形となりますのでお電話やメールですぐにご請求ください。

ご注意

この記事は、実際にヒルトンのタイムシェア購入をクーリングオフで解約したことがある方への取材を元に書いております。ただ、その時から、その解約方法が変わっている可能性があります。

そのため、

• 解約方法やクーリングオフの期間など、契約時に実際に受け取った契約書並びに「解約手続きの用紙」を、必ずご確認ください。
• 説明会の会場や担当者によっては、クーリングオフについての説明がない場合もあるようです。これから説明会に行かれる方は是非クーリングオフについても確認をしておきましょう。

よく分からず買った場合はクーリングオフできる

以上、ヒルトンのタイムシェア購入をクーリングオフ期間に解約する方法をご紹介しました。

ハワイ旅行中の楽しい気持ちの中で、タイムシェアの説明会に参加し、その豪華で快適な設備の様子を見てしまうと、ついつい勢いでタイムシェアの買ってしまうことは、ハワイを訪れた誰にでも考えられる話です。

実際、私自身、ヒルトンのタイムシェアに滞在したことがあり、その設備や立地から素晴らしいハワイでの宿泊体験を実感しています。

その一方で、ハワイのタイムシェアの部屋は、車一台分の価格はします。なので、即決するのではなく、リセール市場で買うことも含め物件について充分に考慮して購入をすることが賢明と考えています。