今回は、小さい子連れでのハワイ島旅行にあたり、その航空券をコナ空港までの直行便にしようか検討している人に伝えたい情報です。
私は、2019年8月に5歳児・1歳児(5ヶ月)、妻の4人でハワイ島旅行をしました。
この時は座席の位置を優先(具体的にはエコノミークラスの最前列を取れる便を優先)し直行便ではなく、羽田からホノルル経由でコナ空港まで移動しました。その感想をご紹介します。
ホノルル経由の便を選んだ経緯
では、この時のハワイ島旅行でハワイ行きで利用した航空券についてご紹介します。
利用したのは、ハワイアン航空の便で、羽田からホノルルまでは856便、ホノルルからコナ空港までは348便を利用しました。
この航空券を手配にあたり私は、ハワイアン航空のコールセンターに電話をし、その窓口のオペレーターの方にお願いする必要がありました。
というのも、2歳児以下を膝上に乗せるチケットを手配するためには、コールセンターに電話する以外の方法がなかったからです。そして、このチケットの手配をするとき、日本からコナ空港までの直行便とホノルル空港経由する便の2つの選択肢がありました。
最初は「直行便がいいかな？」と思っていたのですが、結局は、ホノルル経由の便を選びました。なぜかというと、ホノルル経由にすると、羽田ーホノルル空港間の国際線において、エコノミークラスの先頭座席が確保できたからです。先頭座席にこだわったのは、1歳5ヶ月の下の子がぐずったときに、先頭座席だとあやすスペースが確保できるからです。
一方、コナ空港までの直行便には、私の希望する日程ではエコノミークラスの先頭座席が確保できない状況でした。また、ホノルル経由の便と比べて、直行便は総額で6万円程度チケット代が高額でした。
これらの理由から「先頭座席に座れるし、チケット代も安いから、ホノルル経由にするか」という結論になりました。
ホノルル空港での乗り換えで想定外だったこと
私が2019年8月に利用した当時、羽田発のハワイアン航空の856便は、ハワイ時間の12:23に到着予定のスケジュールでした。そして実際にこの便がホノルル空港に到着し、機内から搭乗口に降りたのは、12:50ころとなりました。
その後、ホノルルからコナ空港に向かうハワイアン空港の国内線、348便は、15:13発のスケジュールだったので、その時間までは大体2時間くらい余裕がある状況でした。
到着したホノルル空港では、入国審査を受け、手荷物を一度受け取り、税関を抜けてすぐにある窓口で再度荷物を預け直した後、Terminal 1(羽田からの国際線が到着したのはTerminal 2)にあるハワイアン航空の国内線の搭乗口に移動する必要がありました。
その移動は、Terminal 2の団体出口側から出ると、小さい子連れでも大変ではありませんでした。それほど歩く距離がなかったからです。
一方で、このTerminal 1での国内線への乗り換えの時に、「結構、時間がかるんだな」と私が想定外だったのが、国内線の出発ロビーに入る前に受ける必要がある保安検査でした。
「国内線なので、簡単なチェックかな？」と甘く考えていた想定とは異なり、実際には、国際線に乗る時と変わらない(例えば、ホノルル空港から日本に帰る時と変わらない)保安検査が待ち受けていました。それを受けるために並んだ行列の時間も含めると、保安検査を抜けるまでに35分はかかりました。
私は、この乗り換え時の保安検査が10分程度で終わる想定でいたので、想定外に感じました。
コナ空港までの直行便の方がやはり楽
この保安検査を抜けたのが13:55ころ。そして、お腹が空いてきたので、ホノルル空港Terminal 1内にあるハンバーガーショップのStinger Ray’sの店内でランチを食べることにしました。
時間にして14:05ころです。そして、料理を注文して待っている最中に、「はっ」と気づくことがあったんですね。具体的には、「次に乗るコナ行きの便が15:13発なら、その搭乗開始時間はもうすぐのはずだよな」と気がつきました。
つまり、「2時間はある」と考えていた乗り換え時間ですが、移動時間や厳しい保安検査のため、実際には飲食店内でハンバーガーをランチに食べる時間さえありませんでした。
これらの経験を実際に体験した結果、「コナ空港までの直行便の方がやはり楽だったな」という感想を持ちました。
今回は、赤ちゃん連れという事情から先頭座席を選ぶことを優先し直行便を諦めました。ですが、この制約がなければ多少チケット代が高くなっても、コナ空港までの直行便を選んだ方が良いと実感しました。
以前、子供がいない頃にしたホノルル経由のハワイ島旅行では、当時は保安検査も今ほど厳しくなく、またその乗り換えの移動も大人だけで楽だったので、「ホノルルでコナ行きの便を待っている間、国際線のフライト疲れを癒せるな」と感じました。ですが、今回の体験から、小さい子連れになると感じ方が変わることを実感しました。