ハワイで初めて聞いた時に戸惑った英語

今回は、初めてのハワイ旅行中の英語が不安な人のためのお役立ち情報として、私がハワイで初めて聞いた時に戸惑った英語をご紹介します。

で、今回ご紹介したいのは、「この英語に気をつけて」ということよりは、「知っている言葉でも、ネイティブの発音だと全然わからないことがあるよ」ということなんですね。

また、一般的に日本語が通じると誤解されがちなハワイにおいて、実際にはそうではないことがわかるエピソードともなります。

チュアリー?

では、早速始めましょう。まず最初に聞いた時、よくわからなかった英語ですが、無理やりカタカナで表現すると「チュアリー」です。

で、この「チュアリー」という英語を聞いたのは、オハナ・ワイキキ・ウエストというホテルにチェックインした時のことでした。ちなみにこのホテルは、今は閉館してしまっています。

そのチェックイン時に、フロントの受付の女性から、「チュアリーがどう・・・、こう・・・」という英語での説明を受けたんですね。で結構長い説明をしてくれていたんですが、「チュアリー」の意味がわからず面食らってしまったため、その説明もよく理解できませんでした。

で。その女性の説明が終わったタイミングで、「で、チュアリーって何?」と聞いてみたわけです。すると・・・、「あれ」と、その女性が窓の外を指さしてくれたんですね。

その指の先を見てみると、それはトロリーだったんですね。ご存じない方のために補足するとトロリーは、ワイキキを中心にホノルル周辺を運行している観光客向けのオープンエアのバスです。

で、日本人向けに紹介されるときは、「トロリー」とカタカナそのままの発音で呼ばれているんですね。一方で、ネイティブの発音だと、「チュアリー」だったわけです。

「チュアリー=トロリー」と言うことを理解した上で、もう一度先ほどの説明をしてもらった結果、その意味がわかりました。ご参考までにご紹介すると次のようなことだったんですね。

  • このホテルに宿泊する特典としてワイキキトロリーのピンクラインに無料で乗れる
  • そのためには、このホテルのカードキーをトロリーのドライバーに見せると良い
  • トロリーのドライバーは、カードキーの裏面の色で、それが有効かを判断している
  • カードキーの裏面の色は、毎月、月初に新しいものに更新される
  • あなたの宿泊予定を見るとチェックアウトするまでに月が変わる
  • つまり今渡すカードキーでは、あなたが滞在している途中でトロリーに乗れなくなる
  • なので、もし新しいカードキーが欲しければその時にリクエストしてね

と、こんなことを説明してくれていたわけです。「チュアリー=トロリー」とわかってからは、その説明がよく理解できました。ですが、初回に説明を聞いた時は、「チュアリー」の一単語が全くわからないために、チンプンカンプンになってしまったんですね。

こんな感じで、よく知られた日本語発音のカタカナ言葉が、ネイティブの発音だとわからないことがあります。

エンブロッ?

次に。同じくその単語を文字で見れば意味がわかるのに、ネイティブ発音ではわからなかった言葉として、「エンブロッ」があります。

この「エンブロッ」を聞いて戸惑った体験をしたのは、ハイアット プレイス ワイキキ ビーチに宿泊した時です。

この時は仕事でLA経由でハワイを訪れていたんですね。LAで仕事をしたのち、ハワイに立ち寄り打ち合わせ、そして日本に帰国という流れだったわけです。

で、LAからハワイに到着し、泊まるホテルがハイアット プレイス ワイキキ ビーチだったんですが、ハワイに到着日は本当にクタクタだったんですね。というのも短期間の間に日本とLAとハワイの時差を経験することになったからです。またLAからハワイまでの飛行機のフライト時間が、思っていたより長くそれも疲れる原因となりました。

余談ですが、LAからハワイに向かって「面白いな」と感じた体験は、夜のホノルル空港に到着したことです。日本からハワイまでの便は基本、ハワイの午前中に到着するため、夜に着くことがないんですね。

話を戻しまして、その到着日ですが、クタクタでしたが「とりあえず洗濯しよう!」と考えたんですね。で、コインランドリー用の小銭を作りたくて、改めてホテルのフロントに出向いて、「クォーターに変えてください」と、ホテルのスタッフに頼んだわけです。

その時の回答が、「エンブロッ?」だったんですね。ですが、クタクタだったこともあり、その「エンブロッ」の意味がピンと来ませんでした。なのでその意味を聞くことにしました。

その結果、「これ」と見せてくれたのが、「envelope(封筒)」だったんですね。つまり、「両替した小銭を入れるのに封筒使いますか?」という意味で、「エンブロッ?」だったわけです。こんな感じでそのスペルと意味を知っている英単語でも、ネイティブの発音だとよくわからないことがあるんですね。

ブラウン、オッホワイ?

最後に。これは、何を言っているのかは聞き取れたのですが、その意味するところがわからなかったエピソードとして、「ブラウン、オッホワイ」があります。

ハワイでこの言葉を初めて聞いたのは、ノースショアのGrass Skirt Grillという飲食店でプレートランチを買った時でした。この店は、この記事を書いている2016年2月現在閉業してしまっているのですが、その当時は営業していたんですね。

で、この店で料理を注文する時に、「ブラウン、オッホワイ」と質問をされたわけです。で、この言葉を聞いた時は、初めてでも「Brown or White?」と、二択を尋ねられていることはわかりました。ただ、それが何を意味するのかが、よくわからなかったんですね。

で、とりあえず、「ブラウンってなんですか?」と聞いたところ、「ゲンマイ」と片言の日本語でお店のスタッフが答えてくれました。

つまり、プレートランチのご飯の種類を、「玄米がいいですか?白米がいいですか?」と尋ねられていたわけです。このように、英語で何を言っているかを聞き取れても、それが何を意味するのかがわからないこともあるんですね。

ちなみに。このエピソードから、「ハワイの人が日本語を話しているじゃないか」と思われるかもしれませんが、例外です。というもの、この店は、よく日本の雑誌やガイドブックで紹介されている日本人観光客にも人気の店だったんですね。なので、スタッフも単語レベルで「ゲンマイ」という言葉を知っていたわけです。

ノースショアのローカル向けの店に行くと、全く日本語が通じない体験をします。また、上の2つのエピソードで、ホテルのスタッフと英語でやりとりしていることからわかるように、英語を使うのが基本となるんですね。

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