今回は、ハワイ旅行が初めての人のために、いくつか注意点をご紹介します。
このブログでこれまで紹介してきた記事を踏まえて、「はじめてのハワイ旅行で気をつけること」として、そのポイントをまとめます。
はじめての人はオアフ島のワイキキ宿泊がオススメ
はじめてハワイ旅行をする人は、オアフ島のワイキキに宿泊するのがオススメです。その理由は、次の通りです。
- ホノルル空港からのアクセスが簡単
- 宿泊施設の選択肢が多い
- 自然あり、都会ありで見所が多い
- 日本人ツアー旅行者向けの専用サービスが充実(交通機関、ラウンジなど)
- 日本語は通じないが英語ができない人への理解がある人が多い
- 日本語対応の救急病院、託児所がある
このように、オアフ島のワイキキをお勧めする理由として、ざっと思いつくだけでこれだけあります。
逆にオアフ島のワイキキ以外はどうかと言うと、レンタカーがないとアクセスしにくかったり、英語ができないと全く相手にしてもらえない場合があったりします。それでもオアフ島はまだマシな方で、オアフ島以外のハワイ島やマウイ島などの隣島は、英語でのコミュニケーションが必須になります。
と言う理由から、はじめての人はオアフ島のワイキキに宿泊するのがオススメです。
参考記事
荷造りは荷物を極力少なくするのがポイント
ハワイ旅行の荷造りですが、荷物を極力少なくするのがポイントです。その理由は、次の通りです。
- オアフ島のワイキキ周辺は都会なので現地で大体のものは買えてしまう
- 『ショッピング天国』のオアフ島で買い物したものを入れるスペースを残す
- ホテルや街中にコインランドリーがあるので現地で洗濯することができる
オアフ島のワイキキ周辺は、『ショッピング天国』と呼ばれるほど、大抵のものは現地で買えてしまう環境です。なので、あれこれと無理をして日本から荷物を持ち込まなくても大丈夫です。荷物は、可能な限り少なくして、必要があれば現地で買うのがポイントです。
もちろん中には、「ハワイでも買えるけど日本と比べると高い」ものがあります。ですが、高いと言っても桁違いに高いわけではないので、荷物を少なくできることで得られるメリットを優先するほうがオススメです。また衣類ですが、ワイキキにはコインランドリーがあるので、洗濯してまた着る前提で服を用意すると、荷物をより少なくできます。
参考記事
治安は日本のようには安全ではない
ハワイの治安についてです。ハワイは、一般的にアロハな感じで安全なイメージを持たれますが、実際には日本のようには安全ではありません。日本と比べると『殺人事件で1.9倍、強姦事件で約20.6倍、強盗事件で約28.2倍』と非常に高い犯罪の発生率となっている場所です。
なので、夜中に女性一人で油断して歩けるような場所ではありませんし、夜中ではなくても人気のない場所、人気が多いショッピングセンターの中でも人気が少ないトイレなどでは危険があります。
またさっきまでは「人がたくさん歩いているな〜」、と思っていても、ちょっとはずれまで来ると途端に人がぱったりいなくなります。ハワイは車社会なので、そもそもはずれのあたりは人が歩いていないのです。地図を見て、「あっ、近い、ここなら歩けそう」と思っても、無理をして徒歩で移動しないのがオススメです。
特にワイキキのメイン通りは日本人観光客がたくさん歩いているので、つい日本と同じような感覚になりがちです。しかし、ハワイでは油断しないように意識を持つことが重要です。
参考記事
- 日本のようには安全ではない!ハワイ旅行前には外務省の渡航情報を要チェック
- ハワイで『ショルダーバッグのたすきがけ』はむしろ危険?最善の防犯対策とは
- 免税だけではない!ワイキキのDFSで買い物をする重要なメリット
日本語は全く通じない前提で行動する
ハワイでは、日本語は全く通じないと思った方が良いです。よくネット上に「ハワイは日本語が通じる」のような情報がありますが、事実ではありません。
むしろ日本語が全く通じないのが前提で、「たまたま日本語ができるスタッフがいる店の場合もある」と考えた方が実情に近いです。
なので、英語があまり得意ではない場合は、はじめてのハワイ旅行は無理に個人手配での旅行にせず、素直に大手旅行代理店のパッケージツアーを利用し、日本語でいつでも相談ができる安心な環境での旅行をオススメします。
またホテルも日本語デスクのあるホテルを選んだほうがより安心です。
参考記事
- 『ハワイは日本語が通じる』のウソ!はじめてのハワイではツアーをオススメする理由
- 個人手配ではじめてのハワイ旅行、空港からワイキキまでの移動は簡単!?
- 英語が苦手な人でも安心できるハワイでの食事の仕方
- 実際には日本語が通じないハワイの飲食店、英語が苦手でも注文はできる!
ハワイ到着初日はあまり動けないと思った方がよい
ハワイ旅行は、到着初日はあまり動けないと思った方がよいです。と言うのも、日本からホノルル空港行きの飛行機は、日本の夜に出発してハワイの午前中に到着するからです。
日本からハワイは、フライト時間にして7時間程度で時差は19時間あります。その飛行機の疲れと時差への慣れのために、ハワイ到着初日は、あまりアクティブに観光するのが体力的に難しく、ワイキキ周辺の散策するのが限界となります。
また飛行機の到着時間は、必ずしも定刻通りに到着するのではなく場合によっては遅れることがあります。さらに混雑している場合は、入国審査や荷物の受け取りにも時間がかかります。そのため、到着初日は、参加時間が決められたオプショナルツアーに参加するのも難しくなります。
結果として、アクティブに観光する体力もなく、オプショナルツアーに参加するのも難しいので、ハワイ旅行の到着初日は、あまり動けなくなるわけです。
参考記事
- ハワイに何泊すべき?2泊4日のハワイ滞在を体験してわかったこと
- 情報があり過ぎで困った人はこれ!はじめてのハワイで絶対オススメの過ごし方
- 疲れ方が全然違う!JALのビジネスクラスを利用してわかったこと
その他に気をつけること
最後に、細々としたその他に気をつけることをあげます。
ワイキキのカラカウア通り沿いでの勧誘に注意
寄付を求める詐欺やオウムと一緒に写真を撮ると高額のチップを要求して来る詐欺、射撃やボランティアなどの勧誘、片言または上手な日本語で話しかけて来る人に注意。特に日本語が通じない環境で日本語で話しかけられると相手を簡単に信用してしまいがちなので要注意。
外食が続くと胃が疲れるので注意
日本で油っぽいものをよく食べている人でも「ハワイでの外食が続くと胃が辛い」と言うほど、油の多さと食事の量で胃が疲れるので注意。
日やけに注意
日本と比較して日焼けになりやすいので、特に女性で気になる人は注意。サングラスはあったほうが楽。日傘をさしている人は少ないので目立つので注意、帽子の方が目立たないのでオススメ。
Jay Walkや横断中の歩きスマホに注意
歌手ではなく横断歩道以外を歩行者が渡ることをJay Walkと言う。旅行者でもポリスに見つかると罰金になるので注意。
また、2017年7月には、ハワイで道路横断中に歩きながらスマホを見ると罰金となる法案が可決。歩行者でも、本当に取り締まられるので注意。
野外や公共の場での飲酒ができないので注意
ビーチや公園で飲酒ができないので注意。加えてお酒は21才以上から。
海外旅行中に買ったものは全て関税・消費税の対象となる
日本の空港やホノルル空港の免税店、またハワイのDFSで買ったとしても、日本の税関の免税範囲を超えたものは税関で課税されることになるので注意。帰国時、申告し忘れないように気をつける。
参考: えっ免税店で買ったのに課税!?ハワイでの買い物前に絶対に知るべきこと
男性は夜のクヒオ通り沿いに注意
夜のクヒオ通りでは、セクシーな格好をしたプロの女性に声をかけられても相手にしないこと。意外にぐっとくる日本で流行したジョーク(例:ワイルドだろ〜、ダッダーンボヨヨン、など。すでに日本では古くなったジョークを巧みに操る)を使って来るので、笑って気を許さないように注意。
飲食店でのチップの二重払いに注意
飲食店での支払い時に、元々の請求額にチップ額が含まれているのに、さらにその請求額へのチップを支払ってしまう二重払いに注意。特にワイキキの飲食店では日本人に対しチップ代を乗せた額で請求をしてくる場合がある。チップ代が含まれているならばそれ以上チップを払う必要がない。
帰りの飛行機がJALの場合は、早めに空港に着いた方がよい
日本へ帰る飛行機の航空会社がJALの場合、早めに空港に着いていた方がよいので注意。理由は、JALの午後発の便は集中しており、混雑して出国時に時間がかかる場合があるから。
良い旅を!
以上、このブログでこれまで紹介してきた記事を踏まえて、はじめてのハワイ旅行で気をつけることのポイントをまとめました。
ハワイ旅行は、アメリカでの常識的な範囲で行動している限りは、それほど危険な場所でありません。一方で、日本の常識で行動してしまうと、危険な目に合う可能性は十分あり得ます。今回ご紹介した気をつけるポイントを確認して、良い旅にしてください。
またまだ不安な方は、次の目次のページで、このブログのすべての記事が確認できます。ハワイ旅行について気になっていること・心配していることに関する記事がないかを探してみてください。