ハワイ旅行のシーズンの選び方の基本

今回は、「ハワイに行くのはいつ頃が良いのかな?」と迷っている人のために、そのシーズンの選び方の基本をご紹介します。

シーズンを選ぶ必要がないのが大前提

それでは早速その基本をご紹介しますと、ハワイ旅行に行くシーズンですが、シーズンを選ぶ必要がないことが大前提です。つまり、ハワイは1年中いつ行っても暖かい気候を楽しむことができます。たとえば日本の真冬の時期でも、ハワイでは水着でビーチでの水泳を楽しめるわけです。

ただし。一年中全く同じ気温と言うわけではなく、大きく分けて夏場と冬場の2つの季節があります。で、夏場に比べるとやはり冬場の方が涼しいことは間違いありません。また冬場は雨期でもあるので、この時期は時折シャワーのような通り雨が降ることもあります。

なので、天気の良さを期待するならば夏場が良く、ハワイでも多少の涼しさを期待するなら冬場が良い時期となりますね。いずれにせよ、ハワイは一年中がベストシーズンなので、アジアのビーチリゾートのように「この時期は雨期だから・・・」のような心配がありません。

夏場のハワイの魅力

では、ハワイ旅行にあたり、ハワイの夏場と冬場の気候のそれぞれの特徴として、その魅力とデメリットをご紹介します。

まず夏場のハワイの魅力は、上でも述べた通り天気の良さです。夏場のハワイは爽やかに晴れる日が多く、滞在していてとても清々しい気持ちになります。なので天気が良い夏場は、「ハワイでのフォトウェディングで天気の良い日に写真を撮りたい」と考えている人には、ベストシーズンとなりますね。

夏場の気温は30度を超える暑さとなりますが、ハワイの空気はカラッと乾燥しているため、さほど苦にはなりません。これは、湿度が高く蒸し蒸しする日本の夏と比べると全く異次元の世界です。極端には、このハワイの爽やかな気候を体験するためだけに、ハワイを訪れる価値がありますね。

また夏場のハワイは、南側のビーチの波が高くなります。なので、オアフ島の南側にあるワイキキビーチでサーフィンをしたい人には、この夏場に訪れるのがベストシーズンとなりますね。

ほか、夏場のハワイは、逆に北側のビーチの波が穏やかになっているわけです。なので、冬場はサーファーで混むノースショアのビーチも、夏場は空いていて、穏やかなビーチに変わります。夏場のノースショアの綺麗なビーチで過ごす時間は、とても気持ち良いのでオススメですよ。

夏場のハワイのデメリット

次に夏場のデメリットを考えますと。まず、その日差しの強さがありますね。

夏場のハワイの日差しは本当に強く、強めの日焼け止めを塗っていても日焼けをしてしまうことになります。男性であればそれほど日焼けを気にしないでしょうけど、日焼けの気になる女性は、この夏場のハワイの日差しには要注意です。中には、夏場のハワイの日差しでついた水着の日焼けの跡が5年経っても残っていた例もありますので、本当にご注意ください。

またその気温の暑さが場合によってはデメリットなります。上では、「夏場のハワイは30度を超えるけど湿度が低いから快適」と述べました。ですが、シニアや子供など体力が少ない人にとっては、この気温の暑さはかなり堪えるはずです。なので、体力が少ない人と夏場に行く場合は、その点を意識して行動する必要が出てきますね。

冬場のハワイの魅力

続いて冬場のハワイの魅力ですが、いくつかあります。まず挙げられるのが、気候の涼しさと日差しの弱さです。私は夏場と冬場のどちらの時期にもダイヤモンドヘッドを登ったことがあります。で、夏場は頂上に着く頃には全身汗だくになっていたのに、冬場はそうならずに済みました。このように済んだ理由は、冬場の方が気温が低く、日差しも弱いからです。

また夏場のハワイ帰りでは、その後人に会った時「焼けたね」と言われるの対し、冬場のハワイでは、そう言われることが少ないです。つまり、それくらい冬場の日差しが弱いと言うことですね。このように気温の涼しさと日差しの弱さがあるので、体力の少ない人、日焼けを避けたい人にとって冬場のハワイはベストシーズンですね。

またハワイでは冬場でしか体験できないこともあります。例えば、ホエールウォッチング、つまり野生の鯨の鑑賞は、冬場にしか体験できません。鯨が来る時期が冬場に限られるからです。ほかオアフ島のダイヤモンドヘッドの山頂での日の出を楽しめるのも、冬場のハワイだけの魅力です。と言うのも、ダイヤモンドヘッド麓のゲートの開く時間が6時なので、冬場の日の出の時間じゃないと山頂での日の出に間に合わないんですね。

冬場のハワイのデメリット

次に冬場のハワイのデメリットを考えますと、やはりその気候の涼しさがありますね。

上では「ハワイは冬でもビーチで水着で遊べる」と述べました。で、これは事実ではあるのですが、冬場のハワイでは、運が悪いと寒くてビーチで遊ぶ気がなくなる気温の日があります。また、気温が暖かくても強烈に風が吹く日もあり、この風の寒さでビーチで遊ぶのが辛いこともあります。なので、冬場のハワイでは、「寒くてビーチで遊べない日があるかも」と想定した上で訪れた方が良いですね。

また雨季なので、ざっとシャワーのような雨が降る機会が増えます。これは通り雨なので、ちょっと待っていればすぐに止みます。ですが、フォトウェディングなどで、撮影する瞬間の天気を選べない場合は、困りますよね。いくら待てば雨が止むとは言え、撮影時間に限りがあるからです。なので、撮影のために天気の良さを期待するならば、やはり夏場がオススメですね。

ほか冬場は、オアフ島の南側の波が穏やかになり、北側の波がとても高くなります。なので、ワイキキビーチでサーフィンをしたい場合は、冬場のハワイでは波が小さくあまり楽しめない時期となります。逆にノースショアは、ビルのような高さの凄い波が来ているわけですが、これを乗りこなせるのは本当に上手い人に限られますね。

シーズン選びのその他のポイント

以上、夏場と冬場に分けて、ハワイの気候をそれぞれの特徴をご紹介してきましたが、最後にシーズン選びのその他のポイントとして。

まず買い物目当てでハワイに行く場合は、11月末のブラックフライデーから始まるセールの時期がオススメです。このブラックフライデーのセールは、ハワイ最大セールとなり、お得にショッピングを楽しむことができます。

またハワイで開催されるイベントに合わせて、行く時期を選ぶと言うのも楽しいですね。ハワイでは毎月何らかのイベントが開催されているので、そのイベントに参加できるように日程を組むわけです。たとえば、3月にはホノルルフェスティバルと言う文化交流を目的とした大きなお祭りがあり、このお祭りは日本からの旅行者も楽しめますね。

セールやイベントは、年に一度のチャンスのものとなりますが、ハワイでは曜日毎に毎週開催されるファーマーズマーケットようなイベントもあります。なので、旅程を考えるときは、ハワイ滞在中の曜日を意識しそのようなイベントがないか探してみるのもオススメです。

ほか、気をつけることとしては、クラゲがあります。ハワイでは月に一度人を指すクラゲが大量発生して、海に入って遊ぶのが危険になる時期があります。なので、ハワイでビーチを訪れる予定が、そのクラゲの発生時期と重ならないかを事前にチェックするようにしてください。

以上、ハワイ旅行のシーズンの選び方の基本をご紹介しました。

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