「はじめてのハワイ旅行」から一周年のお礼

2014年6月5日からスタートした『はじめてのハワイ旅行』ですが、本日でちょうど1周年を迎えることができました。そこで今回は、日頃このサイトの記事をご愛読いただいている皆さんにそのお礼の気持ちを伝えたいです。また、おまけとして、このサイトを1年間運営した結果、ハワイ旅行について今感じていることについても述べます。

お礼

まずはお礼からです。このサイトを始める時ですが、何となくの目標として「月間100万ページビューのサイトになると良いな」と考えていました。その目標はまだ達成できてはいないのですが、今現在のアクセス数から考えると、そう遠くない未来に達成できそうな手応えを感じています。

つまり、それだけたくさんの方にこのサイトの記事を読んで頂けているわけですね。これは本当にありがたいことです。心からお礼申し上げます。

このサイトがそれなりにご評価を頂けている理由について私自身で分析してみますと。やはり私の記事の書き方が素晴らしいから・・・と言うのはもちろん冗談です。やはり、私の拙い文章を補って余るほどハワイが人気の旅行先だから、ではないかと感じています。

2015年6月現在ですが、円安や不安定な国際情勢から海外旅行をするにはあまり追い風ではない状況です。ですが、ハワイはそれでも人気の旅行先なんでしょうね。なので、「ハワイは本当に凄い場所なんだな」と改めて感じています。

このブログを始めたきっかけ

さて、このブログを始めたきっかけなのですが、とてもシンプルです。そのきっかけですが、初めてハワイに行くと言う私の友人に、「ハワイで納豆と海苔って手に入るの?」と質問されたことにありました。

この質問をされた時、私はたまたまハワイ出張中でワイキキにいました。で、「たぶん、Food Pantryに売ってそうだな」と、実際に売っているか確かめて見たわけです。そして実際に売っていたので「売っていたど〜」とSNSのメッセージで、その友人に教えたところ、その友人にとても喜んで貰えたんですね。

ちなみに、その経験をもとにした記事が、『ハワイで海苔や納豆を買う方法』で、このサイトの記念すべき最初の記事です。今読み返すと、まだ記事を書きなれてない感じがして恥ずかしいですね。

そして、この経験から「ハワイの滞在経験があれば簡単にわかることでも、初ハワイの人には全くわからないことって結構あるよね」と考えるに至りました。その結果生まれたが、このサイトです。

ハワイ慣れした人にも役立ちます

このサイトですが、メインのターゲットは言うまでもなく、はじめてのハワイ旅行に向けて悩んでいる旅行者です。ですが、ハワイ慣れした人にも、このサイトは次のような使い方でお役に立てるのではないかと感じています。

・ハワイ慣れしたあなたに、初ハワイの友人が「ハワイ旅行で何か気をつけることない?」と質問をする
・あなたは、「このサイト見といて」と、はじめてのハワイ旅行を紹介する
・そして、「このサイトを見て他に質問があればまた聞いて」で済ませられる

と言う感じですね。つまり、ハワイ慣れしたあなたが説明する貴重な時間をこのサイトを紹介することで節約できるわけですね(笑)このような感じでハワイで慣れした方にも、ぜひこのサイトをご活用いただきたいですね。

もっと初ハワイの人にわかりやすい情報作りを

さて。このブログが幸運にも好評を博している一因として。これまでのハワイ旅行の情報が、リピーターよりの情報になっているからでは?と私は感じています。

たとえば、旅行代理店のハワイ旅行のパンフレットでは、詳しい説明もなく「トロリーが使えます!」や「カイルアまでバスがあります!」のようなメリットばかりを伝えているんですね。ところが初ハワイの人には、これにはピンときません。なぜかと言うと使えない場合のデメリットがよく分からないからです。

初ハワイの人は、「ハワイ旅行はハワイ島に行くものだ」と考えている人さえいるくらいです。なのに情報の作り手は、オアフ島のワイキキに宿泊している前提でリピーター向けに話を考えてしまうんですね。

ほか、リピーター向けのハワイのトレンド情報も、初ハワイの人にはあまり関心がない情報ですよね。たとえば、私は2015年1月にハワイを訪れた際、友人のロコのおっちゃんから「Cafe Duck Buttと言うバーが今話題だよ」と言う話を聞いていました。で、「記事のネタになるかな?」と一度は思ったのですが、結局はそのお店に行きませんでした。

なぜかと言うと、この店が初ハワイの人に利用できる店とは、とても思えなかったからです。具体的には、この店は初ハワイの人にはアクセスしにくい立地でしたし、そもそもバーに行くのも相当ハードルが高いですよね。なんというか、初ハワイの人は、ワイキキからアラモアナセンターに移動するだけでも、ドキドキしてしまう人なんですね。そのような人が読む前提で、わかりやすい情報作りが必要なんだと感じています。

ちなみに、ちょっと古いデータですが、Hawaii tourism Authorityの2010年のレポートによると、日本からのハワイ旅行者のうち42.1%が初ハワイの人だったそうです。私は、「初ハワイの人の内訳は2割〜3割程度かな」と考えていたので、この数字を知り驚きました。

日中韓のハワイ旅行者の内訳

ところで。2015年の1月末にハワイを訪れた際に、私は体感的には、「もしかして中国と韓国の旅行者を合わせた数が日本人旅行者より多い?」と感じることになりました。

で、2015年の実際のところはこの記事を書いている時点ではわかりません。ですが、2014年までのデータを見る限りは、何だかんだで日本人観光客の数が、中国と韓国を合わせた観光客の数を圧倒しています。次の表のとおりです。

地域 目/実 2011年 2012年 2013年 2014年
日本 目標 1,360,645 1,600,958 1,548,700
実績 1,241,805 1,465,654 1,518,517
中国 目標 114,170 149,914 152,650
実績 81,738 116,866 125,011
韓国 目標 146,111 191,671 194,870
実績 112,567 153,338 177,113

この表は、Hawaii tourism Authorityの2011年〜2014年のレポートから、日中韓の旅行者の数を抜粋しまとめ直したものです。

この表の実績の欄を見ると、2013年の実績でも、日本が約151万人、中国が約12万5千人、韓国が約17万7千人だったことがわかりますね。このことから、2015年も結局は日本人旅行者が圧倒的に多いのではと予想されます。

一方で。観光客数の伸び率、と言う観点で見ると、中国や韓国と比べ日本は伸び悩んでいることもわかります。特に目標の観光客数で言うと2014年では日本だけがその数が減っています。

つまり、ハワイ側に、「日本人の観光客数はあまり伸びない」と考えられていることが推察されます。この伸び率の少なさが、ハワイの観光客において日本人の存在感が薄まりつつあるように感じる理由なのかもしれませんね。

私が、この日中韓のハワイ観光客の内訳を調べようと考えた動機ですが、実はもう一つ別にありました。それは、「これからはハワイ旅行の情報も中国人向けに発信するべき?」のように考えていたことです。題して、「第一次夏威夷自由行(=はじめてのハワイ旅行)」ですね。つまり、「はじめてのハワイ旅行」の中国語版の方が将来性があるんじゃないかと考えていたわけです。

ですが、Hawaii tourism Authorityの観光客の内訳を見る限り、もうしばらくは日本向けのサイトの方がニーズが大きいことがわかりました。

もう一度お礼

以上、取り留めないのない感じに色々と述べてきましたが、最後にもう一度お礼を申し上げたいと思います。このサイトの読者の皆さんへのお礼はすでに済ませてますので、ここではこのブログの運営にご協力いただいた皆さんへのお礼を申し上げたいです。

特に、このサイトを生み出すきっかけの質問をくれた友人、ブログの作り方や記事の書き方を丁寧にご指導くださったヒロさん、そして定期的にビデオ会議でアドバイスをくれるハワイの皆さん。

皆さんのご協力がなければ、このサイトは半年も続きませんでした。ここまでこのサイト運営にご協力いただき本当にありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いいたします。

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