ハワイの飲食店で現金払いのチップで戸惑うことになるケース

今回は、ハワイ旅行がはじめての人にお伝えしたい情報です。具体的には、ハワイの飲食店で現金払いのチップで戸惑うことになる具体的なケースをご紹介します。

ハワイ旅行中に飲食店で払うチップは、食事代をクレジットカードで支払っている限りは難しいものではありません。チップも含めてカードで簡単に払えるからです。

一方、現金で払う場合、ある状況下では戸惑うことがあります。そして、そのケースに対して、ハワイ在住者の方々から伺ったその対応方法をご紹介します。

ハワイの飲食店で現金払いのチップで戸惑うことになるケース

そのチップで戸惑うことになるケースをご紹介しますと、「キャッシャーのいるレジで、現金で食事代を支払う」ケースです。

なぜ戸惑うのかと言いますと。この場合、「チップをテーブルとレジのどちらで払うべき?」と迷うことになるからです。

一方、クレジットカードで支払う場合は、テーブルで会計しようが、レジに移動して会計しようが難しいことはありません。なぜなら、チップの支払いも含めて、クレジットカードで払えるからです。

また、食事代を現金で払う場合でも、テーブルで会計できるタイプの飲食店では、チップの払う場所に迷うことになりません。その場合は、テーブルにチップを置けばよいからです。

ところが、レジで支払うタイプの場合は、戸惑うことになるわけですね。会計をレジですることになるからです。

  • キャッシャーのいるレジに移動する前にチップをテーブルに置くべきなのか
  • レジでチップを含めて支払うべきなのか

と、この2点で戸惑うことになります。

大前提としてチップの渡し方に絶対の正解はない

以上の通り、レジで支払うタイプの飲食店で、現金払いをしようとすると、チップの渡し方に戸惑うことになります。そこで、どのように対応すべきか、ハワイ在住の複数の方々からアドバイスをもらいました。

で、はじめに。チップの渡し方ですが、「これが絶対に正しい」というものがありません。なので、「あっ、本当はテーブルで渡すべきだったのかな・・・」、「あっ、レジで渡すのが正しかったのかな・・・」のように、悩む必要はないということですね。

一方で、「一般的には、こうだ」と言う方針がないわけでもありません。それをご紹介しますと。

チップを誰に渡したいか

まず、1つの考え方として、「チップを誰に渡したいか」と言う方針があります。

つまり、テーブルに置いた現金は、一般的にそのテーブルを担当したスタッフの懐に入る場合が多いです。そのため、そのスタッフに渡したいと感じた場合は、テーブルに置くのがよいでしょう。

一方、レジでチップを含めて会計をした場合は、そのチップが、お店全体にいきますね。その後、担当スタッフに戻される可能性もありますが、それはお店の方針次第となります。

またレジでチップを渡す場合には、他の方法もあります。例えば、レジ払いのお店では、レジの横にチップ用の箱が置いてあることがあります。

その場合は、とりあえず食事代は請求額通りに支払って、チップは別にその箱に入れる方法もあります。この場合は、お店全体にチップが行くことになりますね。

また、レジにテーブルを担当してくれたスタッフが、キャッシャーとしてそのまま入った場合。食事代を請求額のみ支払って、その後に「これチップです」と渡すこともできます。この場合は、レジで会計していますが、担当スタッフにチップを渡すことになります。

このような感じで、「チップを誰に渡したいか」で考えるとチップを渡す場所が決まります。

スタッフに渡したい場合でも、お店全体に行く可能性もある

以上の通り、レジで現金払いするときのチップは、「チップを誰に渡したいか」を考えると良いのが基本です。ですが、「この担当してくれたスタッフに渡したい」と考えテーブルに残した場合でも、結局はお店全体に行く可能性もあります。

これは、お子さんがハワイの飲食店でアルバイトしていたハワイ在住者の方から伺った話なのですが、その方によると「渡したチップをお店でその後どう扱うかはお店の方針次第」とのことでした。

つまり、テーブルに残そうが、レジで渡そうが、お店の方針次第では、一度、チップをお店全体にまとめる可能性もあるわけです。

このような事情は、客の側からは伺い知れないことです。なので、結局のところ、「どこで渡すべきか」を深く考える必要はない、ということになりますね。

またご参考として、次のようなことも実際にあります。

ある飲食店のスタッフを子供の頃から可愛がっている人がお客さんとして来た場合。そのお客さんが、食費に対し通常支払うべきチップは、それはそれで支払い、それとは別に「これ取っといて」とスタッフにおこずかい的にチップをそのスタッフに渡す。要するに日本の心付けと全く同じイメージですね。

というわけで。上で述べた通り、現金払いでのチップの渡し方は、「これが絶対に正しい」と言うものはありません。なので、深く考えなくて大丈夫です。

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