今回は、普段ヒルトンのタイムシェアを利用してハワイ旅行をしている人のうち、「中々ハワイに行けないし小田原のヒルトンに行ってみようかな」と検討中の方にお伝えしたい情報です。
前回の子連れで冬場にヒルトン小田原に滞在した旅行の概要の記事では、私が2021年の年末年始シーズンにヒルトン小田原リゾート(以下、ヒルトン小田原)を訪れた旅行の概要をご紹介しました。「ハワイでヒルトンのタイムシェアを利用した経験、また、小田原のコテージの中を見た経験を持った上で、その滞在体験をお伝えできます」というのがそのポイントでした。
で、今回は、初めてヒルトン小田原を訪れる人に向けて、この施設の立地の特徴をお伝えします。というのも、この特徴を知っておくことで、この施設に滞在するにあたり、「交通手段はどうするか?」、「宿泊日数をどうするか?」、「食事付きのプランにすべきかどうか?」などを検討するのに役立つからです。
陸の孤島、丘の上にある城のような立地
前回の記事でお伝えした通り、私が初めてヒルトン小田原を訪れたのは、日帰りでの利用でした。
初めて訪れた時にとても印象的だったのが、このリゾートの立地です。なんと言いますか、陸の孤島と言いますか、丘の上にある城のようなこの施設は、「そのリゾートの敷地以外は森」といった環境だったからです。
その陸の孤島感をお伝えするため、例えば最寄りとなる根府川駅からこの施設までのルートをGoogleマップで調べた結果が次のリンクです。
Googleマップで根府川駅からヒルトン小田原までのルートを見る
ただ上のルートを地図上で見ると、陸の孤島感が伝わらないかもしれません。ので、このルート上の一地点である次の場所をGoogleストリートビューで見てください。
Googleストリートビューで根府川駅からヒルトン小田原までのルート上の一地点をストリートビューで見る
ヒルトン小田原は、このような森の中を走る上り坂を抜けた先にあるわけです。ちなみに、Googleマップで根府川駅からヒルトン小田原までの高低差を調べてみると142mとなっていました。距離にして1.6kmくらいかけてずっと続くこの坂を登った先にヒルトン小田原があるのです。
基本リゾート施設内で完結して過ごした方が快適に過ごせる
ご参考としてこの施設から最寄りのコンビニとなるローソン 西湘江之浦店までのルートを検索したのが次のリンクです。
Googleマップでヒルトン小田原からローソン 西湘江之浦店までのルートを見る
その結果は、距離にして2.5km、徒歩で32分という結果になります。また、この施設から見た場合、このコンビニまでの行きは下り坂で済みますが、帰りは登り返すことになります。この手間を考えると車で行きたくなる距離感となります。
また周辺の飲食店環境に目を向けますと、この施設からの坂を登り下りせずに済む範囲には、ホテル公式の飲食店以外ありませんでした。坂を下った先であれば、からみもち鈴樹というお餅屋さんが最寄りの店となりました。
Googleマップでヒルトン小田原から、からみもち鈴樹のルートを見る
そして、このお餅屋さんからもうちょっと足を伸ばすと、麦焼処 麦踏というベーカリーがありました。私は、ヒルトン小田原に滞在2泊目のランチとして、実際にこちらのお店でパンを買いましたが、車で行きました。徒歩で行けなくはないでしょうけど、帰りの上り坂を考えるとやはり車で行くのが楽でした。
Googleマップでヒルトン小田原から麦焼処 麦踏のルートを見る
加えてお伝えしたいのが、小田原の市街地からこの施設までの距離感です。次のリンクからヒルトン小田原から小田原駅までのルートを確認できます。
Googleマップでヒルトン小田原から小田原駅までのルートを見る
この記事を書いている現在確認すると距離にして8.9km、車で渋滞なしの状況で20分の距離感となっています。ただ、私の実体験として、ヒルトン小田原から小田原市街地エリアに移動する時に通るルートは、時間帯によって混雑している場所があり20分で移動できませんでした。その手間を考えると、たとえ車があったとしても、「基本リゾート施設内で完結して過ごした方が快適に過ごせるな」というのがこの施設を訪れてわかったことでした。
リゾート内にこもって過ごせる設備がある
例えば、朝食、夕食の二食付きのプランで2泊する場合、2泊目のランチは、なんらかの形で用意または外食する必要があります。
その方法として、朝食、夕食で利用するこのホテル内のレストラン、ブラッセリー フローラでは、ランチの時にもビュッフェを利用する方法があります。ただ、私は「流石に3食同じ店というのもなんだかな…」と思い、実際には私は車で最寄りのベーカリーに買い出しに行きました。
ほか、この施設には、朝夕利用するブラッセリー フローラとは別に、ザ・ロビーラウンジという店があり、サンドイッチ、カレー、パスタ、ハンバーガなどの食事も提供されていました。
このようにランチもこの施設内で調達できる環境があります。ので、この施設のリゾート内にこもって過ごすことが可能です。
私は、初めてヒルトン小田原を日帰り利用で訪れた際にこの立地の特徴がわかったので、「実際に宿泊するなら、基本的にはホテルに引き篭もるように滞在することになるんだな」と認識し、それが交通手段や宿泊日数、食事付きプランにすべきか検討するのに役立ちました。