今回は、初めてのハワイ旅行を計画するにあたり、「いつ行くのがお得なのかな?」と考えている人に向けて、お得に行けるシーズンの探し方をご紹介します。
ポイントは航空券代と宿泊費用
ハワイ旅行の旅費を考えるにあたり、大きく次の3つ要素があります。
- 航空券代
- 宿泊費用
- 現地滞在費用(食費、オプショナルツアー費用、お土産代など)
このうち、時期によってその費用が変動する要素が大きいのは、1の航空券代と2の宿泊費用です。
なので、当たり前のことですが、航空券代と宿泊費用が安い時期が、ハワイ旅行にお得に行ける時期となりますね。
では、そのような時期をどのように探せるのか、その方法をこれからご紹介します。
航空券代のお得な時期の探し方
航空券代のお得な時期の探し方は、簡単です。格安航空券販売サイトが公開している、日本の空港とホノルル空港を結ぶ便の相場のチャートを見るとそれがわかります。
具体的には。格安航空券を販売しているena(イーナ)のサイトで、航空券費用の相場の年間チャートを見ると、それがわかります。
上のリンク先のページに「ホノルル」と言う欄があり、ハワイ便の費用の年間チャートを見られます。
たとえば、2016年のハワイ便の航空券代の1年間の動きがどうだったかを、次のリンクから確認できます。
以上のリンク先は、将来的に見られなくなる可能性が高いです。その場合は、その時点で公開されている最新のチャートを確認してください。
enaのチャートの良いところは、日本とホノルル空港を結ぶ、複数の航空会社の相場のチャートを見られることです。見ると、異なる航空会社であっても、その値動きが連動していることが確認できます。
このチャートを見ると、ハワイ便の航空券代は、ゴールデンウィークなどの大型連休、夏休み、年末年始などの航空券代が高くなることがわかります。当たり前といえば、当たり前ですが、それが事実として確認できます。
逆にいうと、その高い時期を外した時期が、ハワイ行きの航空券をお得に買える時期として狙い目だとわかります。
宿泊費のお得な時期の探し方
次に、ハワイの宿泊費のお得な時期の探し方です。上でご紹介した通り、日本からのハワイ便の相場は、日本の連休や長期休暇の時期に大きく影響を受けます。一方で、ハワイの宿泊費は、そうとは限りません。
なぜかというと、ハワイの観光客の半分以上は、北米からの観光客だからです。ハワイ観光局が集計した2013年の実績でいうと、ハワイへの観光客の全体数が、約817万人。うち、東西のアメリカ本土からの観光客の合計が、約491万人。カナダからの観光客が51万人となっています。ちなみに、日本からの観光客は約151万です。
というわけで、ハワイの宿泊費の相場は、北米からの観光客の影響のほうが大きいわけですね。
で、本題のハワイの宿泊費のお得な時期は、次のチャートを見るとわかりやすいです。
このチャートは、Go Visit Hawaiiと言うサイトで公開されている、2014年のハワイの宿泊費の相場のチャートです。
で。この図のうち、HAWAII STATEWIDE HOTEL PRICE PER NIGHTの欄に、折れ線グラフでハワイの一晩あたりの宿泊費の値動きが確認できます。
この折れ線グラフを確認すると。まずわかるのは、やはり年末年始が高くなることです。
そして、次にわかるのは、アメリカの祝日が、ハワイのホテル代の費用に影響を与えているということです。たとえば、EASTERやJULY 4TH(独立記念日)は、高くなっていることがわかりますよね。
一方、お得な時期は、2つあることがわかります。1つは、4月半ばからMemorial Day(5月の最終月曜日)にかけてです。もう1つは、LABOR DAY(9月の第1月曜日)からThanksgiving(11月の第4木曜日)であることがわかります。
ハワイにお得に行ける時期
以上の結果を総合して、航空券代と宿泊費共にお得になる時期が、すなわちハワイにお得に行ける時期です。大体ですが、次のような時期となりますね。
ハワイにお得に行ける時期
- 5月のゴールデンウィーク明けから6月末まで
- 夏休みが明けた9月から11月末まで(日本の連休を除く)
- 正月休みが明けてから1月から3月半ばあたり(但し、宿泊費が若干高い傾向がある)
以上の時期が、ハワイにお得に行ける時期の基本となりますね。これに、その年の日本の大型連休の配置を考慮して検討することになります。