初ハワイの日本人旅行者が戸惑うハワイの常識

今回は、ハワイ旅行がはじめての人への注意点です。具体的には、日本人旅行者が戸惑うハワイの常識をご紹介します。

ハンバーガーショップでのドリンクのもらい方

日本人が戸惑うこととして、まずご紹介したいのが、ハンバーガーショップでのドリンクのもらい方です。

日本のハンバーガーショップでは、ハンバーガーとドリンクのセットを注文した際には、ドリンクもお店のスタッフが用意してくれますよね。一方、ハワイのハンバーガーショップの一部では、これがセルフサービスになっています。

具体的には、お店のスタッフから空のカップを渡されて、ソーダ・ファウンテン(日本におけるドリンクバーの飲み物を注ぐ機械)で、自分で飲み物を注ぐシステムを採用している店があります。

ワイキキ近辺で、このシステムを採用しているハンバーガーショップとしては、Teddy’s Bigger Burgers Waikikiがあります。

この店では、注文したカウンターの右側にソーダ・ファウンテンがあり、そこでスタッフからもらったカップに、自分で飲み物を注ぐことになります。

ただし。全てのハンバーガーショップがこのシステムを採用しているわけでもありません。たとえば、ハワイにいくつかの店舗をチェーン展開しているCheeseburger Waikikiでは、ドリンクはテーブルで注文して、お店のスタッフがそこまで持ってきてくれるシステムとなっています。

ビーチのシャワーは青空シャワー

次に戸惑うこととして、ビーチのシャワーがあります。ハワイのビーチの情報を調べてみると、「シャワーあり」と紹介されているビーチがいくつかあります。

で、その「シャワーあり」のシャワーは、シャワー室があるわけではありません。そうではなく、むき出しのパイプにシャワーヘッドがついた、青空シャワーとなっています。

つまり、ハワイのビーチのシャワーは、個室になっていないことはもちろん、周りに目隠しとなるようなものもありません。つまり、水着の姿のままシャワーを浴びるのが前提のシャワーというわけです。

海で遊んで水着の中に砂が入った場合は、水着を脱いでシャワーを浴びたくなりますよね。ですが、目隠しがないのでそのように浴びることはできないわけです。その点を知っておいたほうがよいですね。

そのような青空シャワーのあるオアフ島のビーチを、いくつかご紹介すると。まず有名なワイキキビーチからしてそうですね。ほか、アラモアナ・ビーチ、カイルア・ビーチもそうです。あと、入るのに入場料が必要なハナウマ湾のビーチもそうなってますね。

ハワイのビーチの「シャワーあり」の情報に、目隠しのある個室のシャワーを期待していた場合、そうではないので気をつけて下さい。

建物の中の冷房の強さ

次に。ハワイのお店の冷房は、日本人感覚からすると、強すぎることが多いです。つまり、涼しいどころか、肌寒く感じるくらい強いわけです。

この冷房の強さは、男性の場合は、それほど気にならないかもしれません。私自身も、「たしかに冷房が強いな」と感じますが、大抵の場合は「一枚羽織る」のようなことも必要なく、すぐに慣れます。

一方、この冷房の強さが気になるのは、やはり女性です。ハワイの外の気候に合わせて、肌の露出が多めの服装をしていた場合、お店の中に入った瞬間、「さむっ」となる可能性があります。

なので、女性の場合は、寒かった場合に備えて一枚羽織るものを準備していたほうが良いですね。

トイレ周りの違い

最後に。初ハワイの人は、アメリカのトイレをはじめて利用すると、ちょっと戸惑うことになります。と言っても、ハワイのトイレも使い方の基本は、日本と大きく変わりません。ですが、ちょっとしたところで違いを感じることになります。

まず、男性の場合。日本のトイレでは、「小」専用の便器は、足元まである長い形をしていますよね。ところが、ハワイの一部のトイレでは、足元までないタイプの便器があります。ちょっと形は違うのですが、「大」用の便器が、「小」用の目的に腰のあたりの高さに設置されているイメージです。

このタイプの便器は、日本で見かけることはまずないので、初めて見ると戸惑います。また。子供の場合、そのタイプの便器は、設置された位置が高すぎて用を足すことができません。なので、子供が男の子の場合は、そのような小の便器があることを知っておいたほうがよいですね。

次に。男女共通で、「大」用の便器ですが。まず、便座が日本人とっては大きすぎる場合があります。その点にご注意ください。また、その大の部屋の目隠しの仕切りは、足元のスペースが、結構大きめに空いているトイレがあります。これも日本では見かけることがないものですので、初めは戸惑います。

また、ウォッシュレット(シャワートイレ)があるトイレは、滅多にお目にかかることはありません。なので、「ウォッシュレットじゃないと困る」と言う人は、要注意です。本当にまれな例として、ワイキキのDFSのトイレが、公衆で使えるウォッシュレットのあるトイレとなっています。

ほか、飲食店などのお店によっては、トイレに入るのに鍵が必要な場合もあります。これは防犯上の理由からだと思うのですが、そのような店では、お店のスタッフに「トイレに行きたい」と伝えて、トイレの鍵を借りる必要があります。これは日本には全くない習慣ですよね。なので、「トイレに入るのに鍵が必要なお店もある」と言うことを知っておいたほうが良いです。

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