ハワイに一眼レフカメラを持って行く時の注意点

今回は、ハワイ旅行に、一眼レフカメラを持ち込むのが初めての人に伝えたい情報です。

具体的には、「ハワイに一眼レフを持って行く時はこんな注意がありますよ」と言うお話です。

壊れる可能性に注意

これからご紹介する注意点があるため、初めてのハワイ旅行に一眼レフを持って行くのは、実は、あまりオススメできません。ですが、どうしても持って行きたい人もいますよね。

では最初の注意点として、ハワイ旅行中に一眼レフカメラが壊れてしまう可能性に注意です。

例えば、空港で預けるスーツケースの中に、一眼レフカメラを預けると、壊れてしまうリスクがあります。なぜならスーツケースは、積み下ろしの際に放り投げられることがあるからです。結果、どんなに梱包してもカメラやレンズが壊れてしまうリスクがあるんですね。

なので。一眼レフは受託手荷物として預けず、飛行機内へ持ち込み手荷物にするのがオススメです。ただし。その際にも機内のどこに置くのかは悩みどころとなります。と言うのも、席の頭上の荷物入れは、飛行機が揺れた際にその中でカメラやレンズが動き回る可能性があるからです。

また頭上の荷物入れは施錠されるわけではないので、盗難されるリスクも考えられます。そのためカメラが本当に高価なものならば、足元に置くなどの気遣いが必要になります。

ビーチに行く機会が多くリスクが増える

ハワイ旅行中は、ビーチに行く機会が増えます。結果、カメラやレンズを壊したり、盗まれたりするリスクが増えるので注意です。

ビーチでは、カメラを塩、水、砂などの電子機器の故障となる環境に長時間晒すことになります。ハワイ旅行では、そのような環境にカメラを持って行く機会が増えます。つまり、カメラを壊してしまうリスクが日本と比べ高まります。

また「ハワイ旅行中ビーチにあまり行かない予定だから大丈夫」と言う人でも、やはりこの点には注意が必要です。なぜならハワイのホテルはビーチ沿いにあるからです。

つまりハワイ旅行では、どうしても潮風のある環境を避けられません。私の実体験としては、潮風だけでカメラが壊れたことはありません。ですが、高価なカメラを持ち込む場合は、注意することに越したことはないです。

ほか。ビーチでは、カメラ自体を盗難される危険もあり注意です。カメラが趣味の人であれば、カメラを砂浜に放置して海の中で遊ぶと言うことはしないはずです。ですが、ハワイでは、砂浜の上に放置した荷物は、カメラに限らず盗まれるリスクが日本と比べてとても高いので、本当にご注意ください。

観光に集中できなくなる点に注意

次に。一眼レフをハワイに持って行く場合は、観光に集中できなくなる点にも注意です。その理由は、重いカメラを持ち歩くことで疲れやすくなるから、と言うのがまず一点です。

また、一眼レフを持ち歩くとなると、今度はバッテリーの残量が気になったり、「あぁ、もっと望遠(または広角)のレンズを持って来ればよかった」のようなことを考えたりすることになりますよね。つまり、一眼レフカメラで撮影することに気が回ってしまって、素直に観光を楽しめなくなります。

これが私が「初めてのハワイ旅行に一眼レフを持って来ない方が良い」と考えている最大の理由でもあります。つまり初ハワイであれば、肉眼でその風景を楽しむことに集中して頂きたいわけです。

また。初ハワイでは一般的に風景写真やその風景を背景にしたポートレートを撮る機会が多くなるはずです。となると、焦点距離が短く被写界深度が深いスマホやコンデジの方が適した状況での撮影シーンが多いはずなんですね。

なので。初ハワイであれば、「わざわざ壊したり盗まれたりするリスクを冒してまで、ハワイに一眼レフを持ってくる必要はないのではないか?」と、考えています。もちろん、「初めて見たときの感動をどうしても写真に残したい」と言うのであれば無理にお引き留めはしません。

ただ普段の撮影でも同じ場所を二度目に訪れた方が、良い写真が撮れたりしませんか?なので、一眼レフは二度目以降のハワイに持ってくるのをオススメしたいわけです。

ボディが大きいカメラの注意点

次に。ハワイ旅行にボディが大きい一眼レフカメラを持って行く場合は、ホテルの室内での管理方法に注意が必要です。具体的には、ボディが大きすぎると、レンズを外しても部屋のセーフティーボックスにカメラが入らない可能性があります。

なので。レンズも含めてカメラを部屋に残して行動したい場合に、ホテルの室内での盗難対策を考える必要があります。

その方法として、まず簡単なのは、自分のスーツケースに入れておいて、鍵をかけておく方法です。ただし。ハワイでは、「部屋においたスーツケースを丸ごと盗まれた」と言うケースもあります。それも有名な高級ホテルでの話とのこと。

そのため万全を考えるならば、「さらにそのスーツケースをフロントに預ける」ことになります。もしくは、ワイヤーと南京錠を使って部屋のどこかにスーツケースを固定する方法もあります。

いずれにせよ、手間が増えます。

携行品損害の保険金額の上限に注意

このように対策したスーツケースであっても、結局は盗まれるリスクは全くないとは言い切れません。

そのため。一眼レフカメラをハワイに持ち込む際に安心する方法としては、保険に入るのが結局は落ち着きどころとなります。なぜなら保険に入っていれば、ハワイ旅行中にカメラが壊れたり盗難されたりした場合に、保険でそれがカバーされるからです。

ただし。海外旅行保険の携行品損害の保険金額には上限があるので、その点にはご注意ください。たとえば、保険を適用する原因が盗難や強盗の場合、保険金額の上限額は「10万円まで」や「30万円まで」となっている保険が多いのです。

フルサイズの一眼レフであれば、ボディだけでも最低10万円以上はしますから、この上限額を超えてしまう可能性が高いですよね。なので、保険金額が適用されるケースとその上限金額を事前によく確認しておくのがオススメです。

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