今回は、ハワイ旅行にあたりESTAを申請するのが初めての人に伝えたい情報です。
ESTAの申請を早めにするメリット
ハワイ旅行にはアメリカの電子渡航認証(ESTA)の申請が必須となります。この申請は早め、それも飛行機やホテルを予約する前に行った方が良いことをご存知ですか?
なぜなら、ESTAは場合によって申請した結果が、「保留」や「拒否」となる可能性があるからです。また万が一、「拒否」となった場合にそれでもハワイに行きたい場合は、日本の米国大使館で、「非移民ビザ」の取得が必要です。その取得には、2週間〜6週間の期間が必要になります。
ESTAが「拒否」され、米国大使館でビザの取得が間に合わない場合、アメリカに入国できませんので、ハワイ旅行はできなくなります。
そのためESTAの申請は、ESTAの申請が認可されるかを早く確認するためにも、飛行機やホテルを実際に予約する前に申請しておくのがオススメです。ESTAの有効期間は2年間もあるので、旅行の日程の詳細が決まっていなくても大丈夫です。
またESTAの申請時に入力する米国滞在場所の情報は、申請時に必須の入力情報ではなく「UNKNOWN」と入力することで済ませることができます。なので、飛行機やホテルを決める前に申請することが可能です。
ESTAの申請がすんなり認証されないことがある
このESTAの申請は、インターネットから行います。また申請に費用が必要でその支払いはクレジットカードかデビットカードで行います。そして通常、ESTAの申請結果は、申請から72時間以内に、わかるようになっています。そして特に問題がなければ、「認証」となります。
しかし。何か問題があった場合、「保留」や「拒否」となります。このように「認証」されない理由としては、以下のようなケースが考えられます。
- ESTA申請時の質問の回答に問題があった
- 過去に犯罪歴がある
- 過去に米国のビザを取り消された/発行を拒否された
何の問題もないはずなのにESTAが認証されないケースも
「自分には犯罪歴はないし、そもそもはじめての海外旅行だから大丈夫」
と思うかもしれませんが、要注意です。何の問題もないはずなのにESTAが認証されないケースがあります。認証されない理由は、米国政府のみぞ知るところです。が、「同姓同名の人が何かアメリカで問題を起していたのでは?」と言う可能性も考えられます。
理由はどうあれ、何も問題のないはずの人でもESTAの申請が、保留や拒否となるケースが、実際に発生しています。
ESTAの申請が拒否された場合
まったく身に覚えがない場合でも、不幸にしてESTA申請が拒否された場合は、日本の米国大使館で「非移民ビザ」の取得が必要となります。その取得にかかる期間は2週間〜6週間程度かかります。
そのため、旅行ぎりぎりになってESTAを申請し拒否されてしまった場合、アメリカのビザの取得が間に合わなくなる可能性があります。
ESTAの申請が拒否されアメリカのビザも取得できなかった場合は、残念ですがハワイ旅行は諦めるしかありません。アメリカに入国できないからです。また、旅行が近くなってからキャンセルすることになった場合、キャンセル料が発生してしまうことも考えられます。それは避けたいですよね。
ESTAは飛行機やホテルを予約する前に申請する
つまり、ESTAの申請結果が、万が一にも「保留」や「拒否」とならないかを、なるべく早く知った方が良いわけです。なので、ハワイ旅行のためにESTAの申請をするときは、飛行機やホテルを予約する前の早めの段階で行うのがオススメです。
またESTAは、旅行の日程が正確に決まっていない時点で申請しても大丈夫です。ESTAの有効期間は2年間もあるからです。
ですので、「今年のどこかでハワイに行こうかな〜」と言う段階で、ESTAが拒否されないかを早めに確認する意味も含めて、ESTAの申請をしてしまうのがオススメです。費用もそれほど高くはないので、もし旅行に行かなくなったとしてもそれほど痛手ではありません。
ちなみに、ESTAの申請にあたり、米国での滞在場所についての情報の入力欄があります。これは必須入力ではなく「UNKNOWN」と入力することで済ませられます。
なので、旅行の詳細が決まる前でも申請が可能です。その入力方法について詳しくは次の記事で解説しています。
せっかくのハワイ旅行をESTAの申請によるトラブルで行けなくなることはとても残念です。なので、ESTAの申請は早めに行いその申請結果を早く知っておくことをオススメします。