今回は、ハワイ旅行の旅費を「少しでも節約したい」と考えている人に伝えたい情報です。
具体的には、「ハワイ旅行中は、金銭感覚がピンと来ずお金を使い過ぎるから、次のアプリを使うと節約できるよ」というのがお伝えしたいことです。
ハワイ旅行中、金銭感覚がピンと来ない理由
ハワイは、旅行中、「いくらお金を使っているのか」という、金銭感覚がピンと来ない旅行先です。なぜかというと、旅行中に使うお金が、日本円ではなくアメリカドルだからです。
加えて。ハワイでレストランやエステなどを利用すると、それにはチップが必要になります。また、ハワイのお店で何か商品を買う場合は、GE Taxという消費税のような税金がかかります。
そのようなチップや税額を踏まえた上で、旅行中使っているお金を日本円に換算してみると、自分が感覚的に使っている金額以上にお金を使ってしまっています。
意外にお金を使ってしまう具体例
例えば、あるハワイのレストランで、その請求額が50ドルだったとします。で、この時、「1ドル100円と考えて、まぁ5,000円くらい使ったかな?」と思っていると、そこに落とし穴があります。
なぜかというと、この時に実際に使っているお金は、日本円に換算すると、6,000円以上になる場合があるからです。
と言うのも、この場合の実際に使うお金は次のように計算されるからです。
- 請求額:50ドル
- チップの率:15%
- チップの額:7.5ドル
- 総額:57.5ドル
そして、この総額に、その時の1ドルの日本円のレートをかけた額が、実際に日本円で使った金額です。この記事を書いている現在は、1ドル108.09円なので、それを57.5ドルにかけて、6,215円という換算結果となるわけです。
つまり、50ドルを1ドル100円でざっくり換算して感じていた額と、実際に使ったお金の換算結果には、1,000円以上もズレが出ています。
また、このズレは、ハワイのお店でものを買う時にも、同じように発生します。上で述べた通り、ハワイで売っている商品には、値札の額に対し、消費税のような税金がかかるからです。
その税額を踏まえた上で、「日本円でいくらか?」に換算しないと、ズレが出てしまいます。同じく値札上50ドルの商品が、日本円でいくらになるかを換算してみると、次の通りです。
- 商品の価格:50ドル
- 税率:4.712%
- 税込価格:52.36ドル
この税込価格の52.36ドルに対し、「1ドルいくらか」をかけて換算する必要があります。そして、上と同じく、1ドル108.09円で換算すると、5,659円となるわけです。
このようにチップや税額を踏まえた上で、日本円換算してみると、ハワイ旅行中、自分の感覚と実際に使っているお金にズレがあることがわかります。
そして、そのズレが積もり重なって、日本に帰ってから、「あれっ?こんなに使ってたかな〜?」と思うことになります。
ハワイ旅行中、日本円でいくら使っているかを簡単に計算できるアプリ
つまり、ハワイ旅行中に使うお金を節約するためには、面倒でも「日本円でいくら使っているか」という点を把握することが大事です。日本円であれば、使ったお金がピンと来るからです。
そして、ハワイ旅行中に、「日本円でいくら?」を簡単に調べられるツールとして、次のiPhone向けのアプリ、「ハワイツール」が役立ちます。
この「ハワイツール」には、「チップ簡単計算」と「日本円でいくら?」という2つの機能があり、これらの機能が、まさにハワイ旅行中、日本円でいくらで使っているかを把握するのに役立ちます。
実は、この記事で紹介した計算もこのアプリを使って行っています。例えば、チップ額の計算は、このアプリを使うと次の画像のように簡単に計算できます。
また、同じくハワイの売っている商品の税込価格の計算も、次の画像の通り、簡単に行えます。
これらの計算は、もちろん電卓でも可能です。ですが、いちいち、チップの率や税率をかけた上に、その時のドルと円のレートを調べてそれをかける、という手間があり不便です。それを1発で出来る点が、この「ハワイツール」の機能の便利さです。
このツールを使うと、今ドルで払うお金が実際に「日本円でいくらか」を把握できます。それによって、なんとなく換算した金額とのズレをなくすことができ、結果として、ハワイ旅行中の旅費を節約することができます。
また、この記事では、ハワイ現地で使うことを主に想定していますが、実際にはハワイ旅行の計画段階から役立ちます。というのも、ハワイ現地の飲食店やエステなどのサービスの価格は、ガイドブックなどでもドル料金で紹介されるからです。
つまり、旅行中、「この店を利用した場合、○ドルかかるな」と知った時に、このアプリで日本円に換算した額も把握するわけです。そうすると、ハワイ旅行にかかる旅費を、より正確に把握することができます。