今回は、普段ヒルトンのタイムシェアでハワイ旅行をしている人のうち、「なかなかハワイに行けないし小田原のヒルトンに行ってみようかな」とご検討中の方に伝えたい情報です。その中でもヒルトン小田原リゾートのプールを利用するのが初めての方をイメージしております。
私は、2021年の年末年始シーズンに7歳児、3歳児、妻と私の4人でこの施設に2泊しました。その滞在中、この施設のプールを3回利用したのですが、その経験から学んだヒルトン小田原のプール向け荷造りのノウハウをご紹介します。
前回のヒルトン小田原でチェックイン前のプール利用向けにやってよかった荷造りの仕方では、「メインの旅行カバンとは別にプール用バッグを分けておくと、チェックイン前でも荷物を預けてすぐにプールに行けて便利でした」とお伝えしています。またバスタオルの準備が必要ないこと、ビーチサンダルなどの履き物が必要ないこともお伝えしています。
今回は、さらに掘り下げて、ヒルトン小田原のプール向けの荷造りについて私が学んだことをご紹介します。
水着はレジャー用か?フィットネス用か?
ヒルトン小田原のプール利用にあたり水着は欠かせませんが、どのような水着を用意しようか悩む方も少なからずいるはずです。例えばレジャー用とフィットネス用の水着のどちらが良いか、など。
で、私がヒルトン小田原のプールを利用した実体験では、本当に皆さん様々な水着でこのプールを訪れていました。男性であればサーフパンツのようなリゾート向きの水着の人もいれば、泳ぎやすそうなスパッツタイプの人。女性も同様、リゾート向きの水着の人もいれば、アクアビクスをする時に着るような水着の人もいました。ので、ヒルトン小田原のプール利用にあたり「自分が着たい水着を用意する」で特に問題ないのが基本だとわかりました。
ただ、1点補足しますとこの施設の屋内プールは、円形の温浴施設であるバーデゾーンとそこから10mくらい先に隣接された25mプールの2つに分かれます。その25mプールで水泳をしたい場合は、やはり泳ぎやすい水着で訪れるのがおすすめです。また25mプールではスイムキャップの着用が義務付けられているので準備を忘れないように注意が必要です。
このようにヒルトン小田原のプールは、本気で泳ぎたい人向けの25mプールと、レジャーやリラックス目的で楽しめるバーデゾーンが隣接し、気軽に行き来できるようになっています。その結果、様々なタイプの水着の人がいても違和感のない空間です。というわけで、「自分が着たい水着を用意する」で特に問題ない雰囲気になっているんですね。
浮き輪はあったほうが楽しいが、使えるプールが限られる
次に浮き輪の必要性についてです。今回、私は浮き輪を2個用意して訪れました。1つは「上の7歳児には必ず要るだろう」と考え、もう1つは、「下の3歳児が使えるかも」という考えから用意しました。
で、ヒルトン小田原のプールを利用するにあたり、浮き輪はあって良かったです。7歳児が足がつかない深さのプールで浮き輪が役立ったからです。ただ、実際に現地のプールを利用して意外だったのが、この施設において浮き輪が使えるプールは、2つしかなかったことです。
具体的には、屋内の一番大きなプールである「あらゆる方向から噴水が飛び出てくる大プール」と屋外の「ゆったりと流れる外のプール」の2つです。その事実は、公式サイトのプール紹介のページでも確認できます。
そこから引用しますと次の通りで、浮き輪が使えることを示す★がついたプールは2つしかないことがわかりますよね。
屋内プール
全天候対応、1年中プール三昧
くるくるとゆったり歩けるプール(浮き輪NG)
きのこ型の噴水があるプール
あらゆる方向から噴水が飛び出てくる大プール ★屋外プール&ジャグジー
アウトドアのプールだからこそ、自然を満喫
ゆったりと流れる外のプール ★
太陽を燦燦と浴びながらのジャグジーバス (浮き輪NG)
(略)
★は、浮き輪OKエリアです。
実体験としては、この浮き輪が使える2つのプールでは7歳児は足がつかなかったので浮き輪があって良かったです。一方でそれ以外のプールに関しては、浮き輪は必要なく(また必要な深さの場合でも私か妻に捕まる)などして過ごせたので、浮き輪の出番はありませんでした。
ちなみに、大人であればどのプールでも足が届く深さだったので浮き輪は必要ないと感じました。
幼児用のアームリングは無料でレンタルできるが、数に限りがありそう
次に、私は3歳児向けに両脇に挟むタイプの浮き輪であるアームリングを用意してこのプールを訪れました。
が、実際にプール現地で膨らませて3歳児に付けようとするとすでにサイズが小さくてかなり窮屈な感じであることがわかりました。そういえばこのアームリングは、この子が1歳になるかならないかの頃に買ったものだったんですね。
で、「どうしようかな?」と周囲を見渡してみるとロッカー側からプールに出た近くの棚に、オレンジっぽい赤のアームリングがあり、それを無料で借りられることがわかりました。お借りして3歳児につけてみると、サイズもちょうど良くおかげさまで助かりました。
ちなみに、上で「浮き輪が使えるプールは2つしかない」ということを書きましたが、このアームリングについては例外で、どのプールもアームリングをつけたまま利用できました。
ただ、小さい子供向けにこのアームリングをレンタルする想定の人にお伝えしたいのは、私が訪れた時は、このアームリングの数に限りがありそうな感じでした。年末年始の旅行シーズンで小さい子連れの旅行客が多かった背景もあると思われますが、場合によっては全部レンタル済みで借りられないことがあるかもしれません。
それに備えて念の為、自分たちでも準備しておいても悪くなさそうです。
空気入れは無料でレンタルできる、空気抜きがあると便利だった
続いて、浮き輪にせよ、アームリングにせよ、膨らませるにあたり空気入れがあると便利です。
で、ヒルトン小田原のプールでは、かなりゴツい感じの黒い空気入れがプールのフロント横(アームリングが置いてある場所とほぼ同じ)にあり無料で借りられます。ので空気入れに関しては、持参する必要はありませんでした。
一方で、私は持参しませんでしたが、「あれば役立ったな」と思ったのが、空気抜きでした。空気抜きとは、膨らました浮き輪やビーチボールの口に差し込むことで簡単に空気を抜けるようにする道具です。例えば、Amazonでは次のような商品があります。ちなみにこの記事を書いている現在その価格は303円となっています。
Amazon: 空気抜き ビーチボールや浮き輪などの空気抜きに
なぜ空気抜きがあると良かったかというと、プールで遊んだ後の浮き輪の空気を抜くときに楽になるからです。この道具がなく正攻法で浮き輪の空気を抜く場合、吹き込み口をつまみながら体重をかける、のようなやり方になり時間がかかります。一方この道具があると、その吹き込み口を抑える部分を任せられ、両手が空気を抜く作業に使えるため楽に短時間で空気が抜けるようになります。
滞在中ヒルトン小田原のプールを利用する頻度、またその都度浮き輪の空気を抜きたいか、などによりますが、たとえ一度しか浮き輪の空気を抜かないにせよ「この道具があれば楽だったろうな」とプールサイドのソファーで浮き輪の口をつまみながら浮き輪に体重をかける作業をした経験から思います。
ビーチサンダルはいらないが、あるとプール上がり快適だった
最後に。この記事の冒頭で、「ビーチサンダルなどの履き物が必要ない」ということを書いています。
なぜ必要ないかというと、ヒルトン小田原のプールでは最初の入り口で履き物を脱ぎ、下駄箱に預けることになるからです。そして、以降はロッカーやプールのエリアまで裸足で過ごせます。というわけで、この施設のプール内で過ごすにあたっては、ビーチサンダルなどの履き物は必要ありません。
一方でプールを上がった後の話になりますと。ビーチサンダルなど、濡れた足で履いても快適な履き物があれば良かったろうな、と思いました。それがあると、温水プール上がりふやけた足で靴下と靴を履き、蒸し暑い思いをしなくて済むからです。
また、そのような履き物があった場合、この施設の大浴場を利用する時にも役立ちます。風呂上がりにそのまま裸足で履いても快適だからです。
というわけで、ビーチサンダルに拘りませんが、温水プールや風呂上がりのほてった足で靴を履きたくない場合は、裸足で履いても快適な履き物があると役立ちます。