ハワイへの新婚旅行が多い時期の調べ方

今回は、ハワイへの新婚旅行やハワイでの挙式を検討している人に伝えたい情報です。

お伝えしたいのは、「ハワイへ新婚旅行をする日本人旅行者数の時期による違いは、こうすると調べられる」ということです。

日本人の2013年から2015年までの月別ハワイの新婚旅行者数

次の3つのグラフをご覧ください。このグラフは、ハワイ州観光局が公式サイトで公開しているレポートのうち、Historical Visitor Statisticsというレポートを元に作成したものです。

※2015 Monthly Finalを元に作成

※2014 Monthly Final Revisedを元に作成

※2013 Monthly Finalを元に作成

Historical Visitor Statisticsのページには、「Monthly Final」というレポートが掲載されており、それを見るとその年の月別の日本人旅行者の訪問目的別の集計が確認できます。

その訪問目的として、挙式、新婚旅行、挙式と新婚旅行別の集計があり、上のグラフはそのデータを元に作成しました。

8月が少なくて10月が多い

こうしてハワイへ新婚旅行目的で訪れる旅行者の過去3年分のデータをグラフにして見ると、毎年変わらない特徴が見えてきますね。具体的には、「8月が少なくて10月が多い」ということがわかります。また、一番多い10月以外では、「5月・6月が多い」という傾向も見えますね。

私は、「10月が最も多い」という結果が意外に感じました。調べる前には「やはりジューンブライドの6月が人気なのでは?」と考えていたからです。上のグラフは、挙式せず新婚旅行だけのカップルの数を含んだものとなっていますが、それがなかったとしても同じ傾向であることがわかります。

また「10月が最も多い」という事実を知った上で、これまでのハワイ旅行を思い出して見ると、納得できるところもあります。というのも、10月にハワイを訪れた際に、様々なところで記念撮影をしているフォトウェディングのカップルを見かけたからです。

「8月が少ない」という結果は、なんとなくわかる気がします。夏休みで家族連れで混む時期だからです。それを避けて静かな時期に挙げたい、という思いが10月に多い結果につながるのかもしれませんね。

混む時期は写真撮影場所がかぶる

ハワイの地元新聞Star Advertiserの2017年10月の記事に、ハワイでの挙式の混雑状況が問題となっていることを示す、次の記事があります。

Star Advertiser: Wedding sprawl adds to conflicts on crowded isle

上の記事は購読者専用の限定記事のため、購読していない人はその本文を読めません。一方、購読していると、本文と写真を見ることができ、その写真が、ハワイ挙式での混む時期の様子をとてもよく表しています。

ビーチ沿いの撮影スポットで、狭い範囲の中で、3組みのカップルがフォトウェディングを挙げている様子が確認できるからです。できるなら、なるべく落ち着いた環境で挙式をしたいものですよね。というわけで、その時期を調べるには、ハワイ州観光局のHistorical Visitor Statisticsのレポートが役立ちます。

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