ハワイのコンドのキッチンで洗い物の仕方に戸惑った理由

今回は、ハワイ旅行の宿泊先として、キッチン付きのコンドミニアム(以下、コンド)に初めて宿泊する人に伝えたい情報です。

お伝えしたいのは、私が以前宿泊したワイキキのコンドのキッチンで、洗い物の仕方がわからず戸惑った体験です。

シンクでつけ洗いする?

では、その戸惑った話をご紹介しますと。

まず、私が宿泊したコンドのキッチンには、食器洗い機がありませんでした。なので、食器は、自分で手洗いし、洗ったものは、どこかで乾かす必要がありました。

そのキッチンでは、「食器の洗い方」、「乾かし方」のどちらも戸惑うことになりました。まず、食器の洗い方について戸惑った内容をご紹介すると、具体的にはシンクの使い方に戸惑いました。

なぜ戸惑ったかと言うと、そのコンドのキッチンのシンクが、2つに分かれていたからです。その2つに分かれた空間は、ちょっと狭いものと、それよりは、やや広いものに、なっていました。

最初は、「狭い方のシンクは、生ごみを処理するディスポーザーかな?」とも思ったのですが、そうではありませんでした。ディスポーザーがなかったからです。

そして、私の妻曰く、「このタイプのシンクは、狭い方に水を貯めて、つけ洗いで食器を洗うらしい」という話でした。シンクに水を張り、食器用の洗剤を入れ、食後の食器を浸して放置し、しばらく経ったら、もう片側の水を貯めてない方の空間でゆすぐ」と言う使い方をするとのことでした。

この話を聞き、それを実践しました。私は、自宅のキッチンでは、1皿、1皿食器を洗っています。ですが、試してみると、このシンクでつけ洗い作戦も、「なるほど」という効率の良さを感じました。こうすると、洗剤の効果が、食器全体に満遍なく効くことがわかったからです。

というわけで、2つに分かれたシンクでの食器の洗い方は、この方針で行うことにしました。ただ、「この使い方は、本当に正しかったのか?」と疑問も残りました。

食器を乾かす場所がない

疑問に感じつつも、食器の洗い方は、とりあえず、このようにやりました。そして、次に戸惑ったのが、その洗った食器を乾かす方法です。

というのも、そのキッチンには、洗った食器を干すための、設備が全くなかったからです。

例えば、網状のカゴのようなものです。また、すでに述べた通り、このキッチンには、食器洗い機もありません。ので、濡れた食器を干す場所がどこにもありませんでした。

つまり、シンクにつけ洗いした食器を、もう1つの空間で洗剤をゆすいだ後、それを置く場所がなくて困ったわけですね。

そのキッチンには、キッチンタオルがたくさんありました。結局、それを使って、洗ったものを1つ1つ拭いて行けば、何とかなりました。

ですが、私は、普段「食器を洗ったら、カゴに入れて放置」という方法を取っています。ので、いちいち拭くのは面倒に感じました。そこで、「キッチンタオルをキッチンの空きスペースに敷いて、そこに食器を置いて乾かす」という方法を取りました。

食器を乾かすにあたり、この方法でなんとかなりました。ただ、毎回、キッチンタオルが、びしょびしょに濡れてしまい、それが不便に感じました。

なので、「何かもっとうまい方法がありそうだ」と感じました。が、結局、思いつきませんでした。

「これが正解」という方法はない

ハワイのコンドのキッチンで洗い物をするにあたり、私は、以上の2点に戸惑いました。

そこで、このサイトのライターで、現在もアメリカに暮らしているハヅキさんに、「このタイプのキッチンでの洗い物の仕方は、これでよかったんでしょうか?」と聞いてみました。

そのご回答は、「(おそらく)アメリカ人は大雑把なので乾かし方まで気が回っていない、気がします」とのことでした。

また、ハヅキさんが知る限り、「アメリカ人の友人が、キッチンのシンクでつけ洗いしているのは、見たことがない」、一方で、「そういう人がいてもおかしくない」とのことでもありました。

食器の乾かし方については、ハヅキさんが同じキッチンを使うとしたら、「同じようにキッチンタオルの上に食器を置いて乾かしていただろう」とのことでした。

このご回答を聞いて、「これが正解」という洗い物の方法がないことがわかりました。

ただ初めて使う人が、このタイプのキッチンでの洗い方に、戸惑うことは確かです。なので、ハワイのコンドには、このようなタイプのシンクがあることを想定しておくと役立ちます。

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