ハワイ旅行で「JALの国際線は高い」と避けている人に伝えたいこと

今回は、初めてのハワイ旅行の航空会社を選んでいる人に伝えたい情報です。具体的には、「ハワイ便ではJALが必ず高いとは限りませんよ」ということをご紹介します。

JALのハワイ便は高くない

先日、「ハワイに行ったことがない」と言う友人との会話の中で、気がついたことがあります。

それはその友人が航空会社を選ぶにあたり、「JALの国際線は高い」と言う先入観を持っていたことです。なので、ハワイに行くとしても、「JALだと高くなるから、そもそも選ばないつもり」と言う話でした。

ところが、実際にはJALのハワイ便は、ほかの航空会社と比べてそんなに高くありません。時期によっては、むしろJALの方がお得な料金の場合さえあります。

例えば、次の画像は、Googleフライトで、東京ーホノルル間の便を検索した結果です。

見ると、5社のうち、JALが2番目にお得な料金となっていることがわかりますよね。

また格安航空券の販売しているenaホームページで、ハワイ便の料金の年間チャートを見ても、それがわかります。次のリンク先のページの「ホノルル」の欄から、ハワイ便の料金のチャートが確認できます。

enaのサイトでハワイ便の料金の年間チャートを見る

なので。ハワイ旅行の航空会社選ぶ際に、「JALの国際線は高いはず」と考えて、最初からその値段を確かめないのは、もったいない話です。

意外とアメリカ系の航空会社が高くなる場合も

私の実体験としても、ハワイに行く時に「JALが一番お得だった」と言う理由から、JALを選んだことがあります。

私は仕事でハワイを訪れる時は、航空会社にこだわらず、コストの安さで選ぶことが多いです。そして、「あっJALが一番お得だ」と言う結果になったことが意外とあります。

一方、ハワイ便は、意外とアメリカ系の航空会社が高くなる場合もあります。実際、上のGoogleフライトの画像では、ハワイアン航空やユナイテッドとANAのコードシェア便の方が、JALより高くなっていますよね。

なので。「ハワイはアメリカだから、アメリカの航空会社を使うとお得なのでは?」や「日系の航空会社よりもサービスが厚くないのでお得なのでは?」という期待通りに行きません。

これは実際に、航空会社のホームページで、ハワイ便の料金を確認しても実感できます。全く同じ日程で、それぞれの航空会社のホームページでハワイ便の料金を確認すると、アメリカ系の航空会社の料金が、一番高くなることがあります。

また一般的に、日本からハワイまでの直行便で、チャイナエアラインは、その料金の安さに期待できることが多いです。

ですが、時期によっては、そうとは限らないこともあります。実際、2015年のenaのチャートでは、チャイナエアラインの料金が、JALを上回っている時期がありました。

JALのハワイ便のデメリット

以上の通り、ハワイ便に関して、JALはアメリカ系の航空会社よりお得な場合があり、また安さに期待できるチャイナエアラインがJALより高い場合もあります。なので、ハワイまでの航空会社としてJALは、そのサービス内容と料金のバランスの取れた航空会社と言えます。

ただ、JALのハワイ便には、デメリットもあります。それは、帰りのホノルル空港で、JALのカウンター前が混みやすいことです。なぜか混むのかというと、JALのホノルル空港発のスケジュールが、午前から午後一くらいまでに集中しているからです。

そのため、出発が重なる時間帯は、JALのチェックインカウンター前に行列ができるほど、混みます。加えて、ハワイ旅行では、お土産を買い込みすぎて預ける荷物が重量オーバーになり、その詰め直しをする羽目になる人が多いです。行列と荷物の詰め直しの人で、結構混沌とした状況になるんですね。

そして。チェックインカウンターが混んでいるときは、その後に受ける保安検査も混んでいることが常です。結果として、ホノルル空港の出発ロビーに入るまで、結構時間がかかる場合があります。

このような事情があるため、午前から午後一に出発するJAL便の利用者は、「通常よりも1時間早くホノルル空港に着いたほうが良い」と言われています。一般的に、国際線は搭乗の2時間前に空港にいる必要がありますが、JALの場合は3時間前にいたほうが良いということですね。

このようなデメリットはあるのですが、お得な料金でJALを利用できるメリットは、それを大きく上回っていると言えます。ので、「JALは高い」と最初から敬遠せず、その料金を調べて見ることをお勧めします。

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