コナ・コースト・リゾートのチェックインが本来とちょっと違う流れになった体験談

今回は、ハワイ島旅行でカイルアコナにあるコナ・コースト・リゾートに初めて宿泊する人に伝えたい情報です。

私は、2019年の8月にこの施設に滞在しました。この施設へのチェックイン日ですが、到着が17時過ぎとちょっと遅めのチェックインとなりました。

その影響で、チェックインの手続きが、本来とはちょっと違う流れになる体験をしたのでご紹介します。

タイムシェアでの宿泊が前提

まず、この時の私のコナ・コースト・リゾートへの滞在の仕方ですが、タイムシェアでの宿泊をしています。

コナ・コースト・リゾートは、もともとシェル・バケーション・クラブが運営するタイムシェア型の宿泊施設でした。それが2012年にウィンダムに買収され、現在はウィンダムが運営しています。

私は、知人にコナ・コースト・リゾートのタイムシェアの権利のオーナーがいます。今回は、その権利をレンタルする形で滞在しました。

このように断りを入れるのは、この記事を書いている現在、コナ・コースト・リゾートには、タイムシェア以外の形でも予約ができるからです。例えば、expdiaからでも予約ができます。

また私がコナ・コースト・リゾートにチェックインした時ですが、その受付のスタッフから、「タイムシェアでの宿泊ですね?」のような確認がありました。その確認から、「と言うことは、タイムシェアではない宿泊の仕方があるんだな」と予想できました。

リゾート入口にチェックのスタッフが不在

と言うわけで、今回は、コナ・コースト・リゾートに、タイムシェアで宿泊していることが前提です。

今回、私は、この施設に滞在するのが初めてだったので、滞在経験のある方から事前に、そのチェックインの流れの概要を聞いていました。ところ、どうも私がしたチェックインの流れは、その方から聞いていた流れとちょっと違う体験となりました。

まず私が滞在した2019年8月当時、そのチェックイン時間は16時からとなっていました。この時の旅程では、ハワイ島のコナ空港に到着したのが16時くらいになり、その後レンタカーを借りて、実際にコナ・コースト・リゾートに到着したのは、17時過ぎとなりました。

で、コナ・コースト・リゾートの敷地に入るところには、そこに入る車をチェックするスタッフが待機している建物があります。次のリンクから、Googleストリートビューでそのチェックするスタッフがいる場所の様子がわかります。

Googleストリートビューでコナ・コースト・リゾートの入り口の様子を見る

上のストリートビューで「STOP」と書かれた一時停止の看板が見えるでしょうか。その左手の建物に、出入りする車をチェックするスタッフがいます。そして、このリゾートの宿泊者の車であることをチェックしているのが本来です。

一方で、この施設にチェックインすると、車のミラーのところに引っ掛けて、その宿泊者であること示せる駐車カードのようなものがもらえます。この記事のトップの写真がそれをつけた車の様子なのですが、ミラーにぶら下がった白と緑のカードがわかるでしょうか。

コナ・コースト・リゾートの敷地内に入るときは、そのスタッフは、まずこのカードをぶら下げた車かどうかをチェックしています。それがある場合は、「通ってよし」という感じで、簡単に抜けられます。逆にチェックイン日などでそれをつけていない場合は、一旦車を停めて「これからチェックインします」のようにチェックのスタッフに断って、入るのが本来の形です。

ですが、私が訪れた17時過ぎには、そのチェックのスタッフがいなかったですね。結果、このチェックポイントを素通りすることになりました。

チェックイン時にもらえる想定の駐車カードがもらえない

そして、入り口から見て坂を下った奥のほうにある、コナ・コースト・リゾートのチェックインをするカウンターがある建物前の車寄せに車を停めました。車に家族(妻と子供達)を残して、私一人でチェックインカウンターに向かい、その手続きを進めることにしました。

カウンターで対応してくれたのは、Naniさんと言う女性で、基本的には英語での対応でした。ただとてもフレンドリーな対応で、かつ「いま、にほんご、べんきょうちゅうです」とのことで、要所要所で頑張って日本語でのご案内をしてくれ、とても和みました。

カウンターでは、予約番号、パスポート、クレジットカードを確認されることになりました。また、「車のナンバーを後から伝えて欲しい」ということも言われました。他、クーラーの利用料が別料金となることや、プール用のタオルの借り方、宿泊する部屋の位置、部屋のwifiのパスワードなどをご案内いただき、部屋とクーラーの鍵を預かってチェックインの手続きはおしまいとなりました。

そして、その後、部屋に移動しひと段落ついたのですが、私には、1点疑問がありました。それは、事前のアドバイスでは、本来チェックインのタイミングで、駐車カードをもらえるはずなのに、それをもらえなかったことでした。上でご紹介したとおり、この施設の入り口では、出入りしている車をチェックしています。ので、その駐車カードがないと、いちいちそのチェックを受ける羽目になり面倒なわけですね。

その駐車カードがもらえなかった疑問は、翌日の朝に解決しました。その朝の8時30分頃ですが、部屋の電話が鳴ったんですね。そこで「ハロー?」と出てみると。

日本語で「ウィンダムの○○です。この度はご滞在ありがとうございます。昨日パーキングのチケットをお渡しできなかったので、後ほどアクティビティのカウンターに受け取りに来てください。」というご案内をいただきました。つまり、本来であれば、チェックインした後に、その駐車カードをもらえる流れだったわけですね。このときは、17時過ぎの到着で、そのご担当者が帰ってしまい、翌日の対応となってしまったわけです。

そして、その電話後カウンターに行ってみると、お電話をくれた方がおり、パーキングチケットや周辺マップなどを渡してくれました。また、そのついでに「せっかくなので、ウィンダムのタイムシェアのアップグレードの説明会にも参加しませんか?」とのご案内もいただきました。

私は予定があった(本当はなかったのですが、ゆっくりしたかったので)ので丁重にお断りしたのですが、「なるほど、うまい営業戦略だな」と感じました。というのも、日本人の宿泊客が駐車カードをもらう際には、ウィンダムの営業スタッフを兼ねる日本語対応コンシェルジュが窓口となっていたからです。

この施設に滞在するにあたり、この駐車カードは必須アイテムと言えます。つまり、日本人宿泊者は、必ずウィンダムの営業スタッフとの接点を持つことになるわけです。なので「うまい仕掛けだ」と感じました。

というわけで。今回、初日に17時過ぎにコナ・コースト・リゾートに到着したため、エリアの入り口でのチェックや、タイムシェアの営業スタッフを兼ねた日本人コンシェルジュが、すでに帰ってしまっていました。その結果、チェックインの流れが本来とはちょっと違う結果になりました。

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