今回は、初めてのハワイ旅行先として、オアフ島を訪れる人に伝えたい情報です。
オアフ島は大きく5つのエリアに分割して抑える
初めてハワイ旅行ではオアフ島を訪れることが一般的です。そのオアフ島の土地勘を抑えるための簡単な方法があります。
具体的には、オアフ島を次の5つのエリアに分割して、それぞれの特徴を抑えます。
- ホノルル
- ウインドワード
- セントラル
- ノースショア
- リーワード
一般的に日本のガイドブックの地図ではこの5つエリア分けを使うことが少ない印象です。ですが、この方法はオアフ島の概要を掴むために非常に有効な方法です。5個しかないので簡単に違いがわかるからです。
次の画像がオアフ島を5つのエリアに分割した地図です。
この5つのエリア分けでオアフ島を抑えておくと、オアフ島の土地勘をざっと抑えられるのでオススメですよ。それでは、それぞれのエリアについて簡単に説明して行きます。
ホノルル
オアフ島の南東部に位置するエリアが、ホノルルです。このホノルルには、ハワイ州最大の繁華街ワイキキやオフィス街のダウンタウンなどが含まれています。そのため、観光客も含め、オアフ島で最も人が集まっているのがこのエリアです。
ホノルルのエリアには観光スポットも豊富にあります。たとえば、ワイキキの繁華街やワイキキビーチ、アラモアナセンター、ダウンタウンやチャイナタウン周辺、ダイヤモンドヘッド、ハナウマ湾などがあります。ほか「この木、なんの木」の木があるモアナルア・ガーデンや夜景に限らず景色が素晴らしいタンタラスの丘などもこのエリアにあります。
そのため、ビーチや登山など自然を楽しめる場所から、ショッピングセンターでの買い物、美術館や博物館、史跡等の鑑賞まで幅広く楽しめるのがこのホノルルのエリアです。仮に4泊6日や5泊7日くらいの日程ではじめてハワイを訪れる場合は、このホノルルのエリアのスポットだけを巡るのでも十分楽しめる旅行となります。
このホノルルですが、特にワイキキにホテルやコンドミニアムが集中しています。結果として日本人観光客が最も多いのもこのエリアで、ワイキキのメインストリートは日本人観光客で賑わっています。
ウインドワード
オアフ島の東側の海岸に位置するエリアが、ウインドワードです。このエリアには、全米No.1ビーチに選ばれたことがあるカイルア・ビーチやラニカイ・ビーチがあります。また自然の中でアクティビティー楽しめるクアロア牧場や天国の海・サンドバーツアーなど人気のオプショナルツアーが楽しめるのもこのエリアです。ほかパンケーキで人気となっているブーツ&キモズもこのエリアにあります。
ウインドワードの中でも特にカイルア周辺は、日本人観光客に特に人気のスポットとなっており、最近ではワイキキのような賑わいを見せるようになりました。そのため、昔からハワイを楽しんでいる人からすると、「カイルアがワイキキ化してしまって悲しい」と言う意見もあります。ワイキキ化するとは、日本人観光客が押し寄せる状況を意味しています。
とは言うものの、やはりそれだけ魅力のあるスポットであることも確かです。特にラニカイ・ビーチの素晴らしい景色はぜひ見るべきものです。また飲食店も日本人旅行者に人気のワイキキ化した店を避ければ、まだまだ楽しめる店がたくさんあります。そのような店を探してみるもの旅行の一つの楽しみ方と言えます。
このエリアは、日本人観光客が宿泊しやすい宿はあまりなく、あるとしてもB&Bと言う朝食(BreakfastのB)とベッド(BedのB)を提供する民宿のような宿になります。なので、ハワイのはじめての人はあまり宿泊するのには向いていない場所と言えます。
セントラル
オアフ島の中央部に位置するエリアが、セントラルです。パイナップルで有名なドールプランテーション、日本の歴史とも関係が深いパールハーバー、アウトレット商品のショッピングが楽しめるワイケレ・プレミアム・アウトレットなどがあるのがこのエリアです。
はじめてのハワイ旅行で観光客が良く訪れる場所としては、やはりワイケレ・プレミアム・アウトレットになるでしょう。ワイキキからもThe Busやシャトルバスなど、レンタカーがなくてもアクセスがしやすいためです。一方で、ドールプランテーションなどはノースショアツアーなどオプショナルツアーに参加にしない限りは、レンタカーがないとアクセスしにくい場所にあります。
このエリアのパールハーバー周辺は、レンタカーがあればローカルが利用する美味しいプレートランチの店や倉庫の様な巨大なショップなどあり楽しめる場所でもあるのですが、はじめてのハワイ旅行でそこまでする必要はないでしょう。
ノースショア
オアフ島の北部に位置するエリアが、ノースショアです。ノースショアには、昔のアメリカの街並を感じさせる町、ハレイワがあります。かき氷で有名なマツモトシェイブアイス、週末限定で食べられるフリフリチキンなどは、このハレイワの中にあります。
ノースショアの海岸は、冬場は巨大が波が打ち寄せもの凄いことになり、サーフィンの世界大会が開かれる場所でもあります。一方夏場は波が穏やかとなっており、特にサンセットビーチは、静かで広く綺麗なビーチを楽しめる場所です。またウミガメが日向ぼっこをするラニアケアビーチもこのエリアにあります。これらのビーチに限らず、意外と穴場で良いビーチがあるのもノースショアの特徴と言えます。
またノースショアの中でも北部には、タートルベイリゾート、と言うリゾートホテルがあり観光客が宿泊するのに向いています。私は一度泊まったことがあるのですが、ホテルにゆっくりするのを目的とするならば十分楽しめました。また、ワイキキと比較し日本人の宿泊客が少ないのも特徴です。そのためワイキキの一部のホテルように、日本語が対応に大きな期待はできません。
ノースショアは、レンタカーがないとアクセスしにくいです。しかし、ノースショア観光ツアーのようなオプショナルツアーがたくさんあるので、それを利用するとレンタカーがなくても訪れることができます。
リーワード
オアフ島の東側の海岸に位置するエリアが、リーワードです。J.W.マリオット・イヒラニ・リゾート&スパやアウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイなどのリゾートホテルがあるのがこのエリアです。
リーワードは、これらのリゾートホテルに滞在しない限りは、はじめてのハワイ旅行者は中々訪れないエリアと言えます。なぜなら、リーワードはワイキキからは真逆の位置にあるため遠くアクセスがしにくいからです。
ただ見所がないかと言うとそう言うわけでもなく、たとえば野生のイルカと泳げるツアーが行われるのは、このリーワードのワイアナエ湾です。ほか日曜限定で運行されるハワイアン・レイルウェイと言う汽車が走るのも、このエリアで「鉄」が好きな人にはオススメです。また素晴らしいゴルフコースがあるのもこのエリアの特徴です。
一方で、西側の一部の海岸では治安が悪い場所があるのもこのエリアです。なので、そのような事情に詳しくない人は、あまり無理に訪れない方が良い場所とも言えます。
オアフ島は5つのエリアで抑えるとわかりやすい
以上、オアフ島の土地勘の概要を抑えるための方法として、5つのエリアに分ける方法をご紹介し、そしてそれぞれのエリアの特徴をご紹介しました。
オアフ島を観光する時、この5つの大きなエリア毎の特徴を抑えておくととても便利です。なぜなら自分の好みにあった場所を選ぶのが簡単になるからです。
たとえば、観光客が宿泊できるエリアは、ホノルル、ノースショア、リーワードになることがわかりますね。その中でも宿泊施設が圧倒的に多いのがワイキキのホノルルとなります。
このように、オアフ島は5つのエリアに分けて抑えておくと、はじめてのハワイ旅行の計画に役立ちますよ。