小さい子連れで冬にしたオアフ島旅行と石垣島旅行の比較

今回は、小さい子連れで冬に行く旅行先として、ハワイと石垣島を比較検討している人に伝えたい情報です。

私は、この記事を書いている最近となる2020年2月に、5歳児と1歳児を連れて石垣島を訪れました。一方で、2019年1月には同じく子連れの状況でオアフ島を訪れています。

これらの体験を比較して感じた、石垣島旅行とオアフ島旅行のそれぞれの良さをご紹介します。

冬にした石垣島旅行の良さ

まず2019年1月にしたオアフ島旅行と比較して、2020年2月にした石垣島旅行の良さを挙げると次の通りです。

  • 準備の楽さ(予約の手配が楽、パスポート・ESTA不要)
  • 日本語が通じる
  • airbnbでも安心して泊まれる
  • オフシーズンは宿代が安い
  • ハワイ便と比べて飛行時間が短い
  • 時差がない
  • 治安が良い
  • 物価が安い
  • レンタカーがお得に借りられ運転しやすい

アメリカへの海外旅行となるハワイ旅行と比較し、石垣島旅行はその準備が楽でした。例えば、航空券や宿を個人手配するのも難しくありません。

国内旅行で日本語が通じるからです。今回は、airbnbで宿を手配したのですが、全く不安を感じませんでした。ホストに気になることを日本語で簡単に問い合わせられたからです。私は以前、ハワイにもairbnbで宿を手配したことがあるですが、その時と比較し、石垣島にairbnbで泊まるのは本当に気楽に行えました。

石垣島旅行はパスポートやESTAの準備が入らない点も気楽です。加えて、普段使っているスマホをそのまま石垣島でも使えます。そのためにモバイルWifiを借りたり、現地のプリペイドSIMを買ったりしなくて良いのが楽です。

私が訪れた2月の石垣島は、残念ながら水着で海で遊べるほど暖かくはありませんでした。その代わりオフシーズンと言うことで、宿泊代が安くなったり、観光地が空いていたりと言うメリットがありました。

石垣島はハワイよりも飛行機ですぐに行ける点も良さだと感じました。私が利用したJALの便は、羽田からの行きが3時間30分くらい、石垣空港からの帰りが2時間40分くらいでした。ハワイ旅行の飛行時間というと7時間はかかりますので、それと比較するとかなり短く感じました。

加えて、時差がないので体調的にも楽でした。実際には、私が暮らしている東京と同じ時間帯で行動すると「石垣島は日の出が遅いな」と感じましたが、ハワイのように時差ぼけを大きく感じることはありませんでした。

石垣島には治安の良さも感じました。スリ、車上荒らしや車泥棒、拳銃を使った強盗や暴行事件が日常茶飯事のハワイに比べ、石垣島はのんびりした雰囲気で治安の良さを感じました。加えて、物価が安く、例えばさしみ店(鮮魚店)に行けば「500円でこんな量の刺身を?」と驚くくらいの量の刺身を持ち帰り料理のおかずとして買えました。

またレンタカー代も早く予約する割引や航空券との提携割引などを活用すると、ハワイ旅行比較しお得に借りられました。加えて、ハワイのように走る車線やハンドルが反対になることもなく、交通ルールが変わらない点で運転しやすかったです。

冬にしたオアフ島旅行の良さ

では、逆に、2020年2月にした石垣島と比較し、2019年1月にしたオアフ島旅行の良さを挙げると次の通りです。

  • 冬でも海で水着で遊べる
  • 英語圏の異文化体験ができる
  • ショッピング環境が充実している
  • 持ち帰り料理が買える飲食店が多い
  • 飛行機の選択肢が多い

私は2019年1月にしたオアフ島旅行以外にも、冬場のハワイを訪れた経験があります。その体験を通じてハワイ旅行の良さとして感じるのが、冬場に訪れても水着で海で遊べる旅行先ということです。

もちろんハワイの冬場でも、風が強い日は、ちょっと寒くて海に入る気になれない場合もあります。が、少なくとも2月の石垣島のように「海開きしていない」という状況にはなりません。2019年1月に訪れたオアフ島旅行では、海に入って泳ぐこともできましたし、日中の日向であれば水着で過ごしても暑いくらいの状況でした。

上で石垣島の良さとして、日本語が通じるその準備の手軽さをお伝えしました。それと比較すると、ハワイ旅行は海外旅行となり手軽ではありませんが、その大変さから成長できる良い機会とも考えられます。例えば、予約したホテルのスタッフに英語でベビーベッドのリクエストしたり、旅行中、英語しか通じない飲食店を訪れたり、など。このような英語圏の異文化体験ができるのは、ハワイ旅行ならではの良さと感じました。

次に、石垣島とオアフ島を比較すると、オアフ島のワイキキ近辺のショッピング環境が充実していると感じました。ワイキキの繁華街や、アラモアナセンター周辺だけでもショッピングできる店が数え切れないほどあるからです。

またワイキキには、飲食店の選択肢も多く、さらに持ち帰りで料理を買える店が多いのも、小さい子連れでの旅行にうれしかったです。と言うのも、小さい子連れで気楽な食事の仕方として、おかずを持ち帰り料理で買って、部屋でご飯を炊いて食べる、と言う食事の仕方を2019年1月のオアフ島旅行ではよくしたからです。

石垣島では、私の知識では、持ち帰りで料理を買わせてくれる飲食店を探すのに、結構苦労しました。「今はやっていないんですよ」や「この料理はできないんですよ」と断られるケースが意外とありました。もしかすると、持ち帰りで買われると税金の計算が面倒になってやめたのかもしれませんね。

ので、持ち帰り料理としては、さしみ店で刺身や天ぷらを買うことが多くなりました。ワイキキ周辺では、世界中の料理が持ち帰りで買えますので、この充実ぶりはオアフ島のワイキキならではと感じました。

オアフ島旅行と石垣島旅行の比較として、最後に、飛行機の選択肢の違いを感じました。羽田・成田発の石垣島直行便は、私が利用した2020年2月当時、朝6時台発の便としては、JALとANAの2便しかありませんでした。他、成田からのLCLがありましたが夕方に石垣島につくものでした。そして、早朝の2便を外すと、お昼前後にJALとANAの便がそれぞれ1便ずつありました。これら全部で結局5便しか選択肢がなかったです。

今回、オフシーズンかつ早めに予約したので、実際には石垣島旅行の航空券の手配に困ることはなかったのですが、この選択肢の少なさにはちょっと不安を感じました。また、私は、朝6時台に羽田初のJALの便を利用したのですが、出発日は早起きが大変でした。一方で、次の便にずらすと初日の観光時間が限られるため早朝の便を選ばざるを得ませんでした。

またこの選択肢の少なさは、例えば、JAL利用前提で、「クラス Jの席を利用したい」と考えていた時、困る場合があります。普通席には余裕があっても、数が少ないクラスJの席は先に埋まってしまう可能性があるからです。実際、私は、2020年2月の石垣島旅行では、行きはクラスJが取れましたが、帰りはクラスJが満席で取れませんでした。

実際のところ、オアフ島行きの便も、多くは日本の夜に出発するものが多く、時間帯としてその選択肢が多いわけではありません。ただ、羽田・成田ーホノルルを結ぶ航空会社がたくさんあり、その点では選択肢に余裕があると感じました。例えば、私は、2019年1月にしたオアフ島旅行では、「航空会社は問わずにエコノミークラスの先頭座席が取れる便」を探し、その選択肢の多さのメリットを実感しました。探すと、その目的の席が取れる便が見つかったからです。

どちらの旅行もとても良かった

以上、小さい子連れで冬にしたオアフ島旅行と石垣島旅行の比較をご紹介しました。

どちらの旅を終えた結果として、オアフ島旅行も石垣島旅行もそれぞれの良さがあり、「こちらの方が絶対に良い」とは言えません。

例えば、ご紹介したとおり2月に訪れた石垣島では、水着で海で遊ぶことはできませんでした。その一方で、オフシーズンのおかげで人が少なく、宿代や航空券代が節約できるメリットがありました。このように普通はデメリットと言われることが、メリットになることもあります。

逆に石垣島には、日本語が通じ手軽に旅行できるメリットがありましたが、「それでは物足りない」とそれをデメリットに感じる人もいるはずです。

実体験からオアフ島旅行、石垣島旅行、「どちらも行って良かった。また行きたい。」と感じるとても良い旅になりました。つまり「こっちの方が絶対に良い」と言えないのが、どちらも旅行しての本音です。

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