10月にハワイに行く人が気をつけないと危険なこと

今回は、10月にハワイに行く人にお伝えしたい注意点です。

で、お伝えしたいのは、「10月にハワイに行く人は、ビーチや海で遊ぶ際にはサメに気をつけて」ということです。

ハワイでは10月にサメに気をつけるべき理由

なぜかというと。10月は、ハワイにおいてサメによる事故が一番発生している月だからです。

という話を聞くと、「本当?」と思われるかもしれませんね。ですが本当です。次のリンク先は、ハワイ州政府がハワイのサメの危険性について情報を発信しているページです。

ハワイ州政府が公表しているサメの事故数のグラフを見る(英語)

上のページは、英語となりますが、難しくありません。サメの事故数について、分かりやすい棒グラフがあるからです。

で、その棒グラフがいくつかあるのですが、その中に「Incidents by Month – 1980-2015」という、サメの事故数を月毎にまとめたグラフがあります。

そのグラフを見ると、ハワイにおいて、サメの事故は、10月が飛び抜けて多いことがわかります。

また、「10月はサメに気をつけて」という記事が、この記事を書いている2016年10月の最近でも、ハワイの地元新聞、Star-Advertiserに掲載されています。次のリンク先の通りです。

このように、10月のハワイはサメの事故が発生する可能性が高まります。なので、ビーチで遊ぶ人、また海でするアクティビティを考えている人は、特に注意が必要となります。

そして、そのような予定がある場合は、念のため、Star-Advertiserのサイトで、サメに関する最新ニュースを見ておいた方が良いです。そのようなニュースは、同サイトで「shark」と検索すると調べることができます。

サメの事故が起きているビーチの調べ方

で、この事実を知ると、「じゃ、自分がハワイ旅行中に訪れるビーチは大丈夫かな?」と心配になりますよね。

ご参考として、これまでハワイで起きたサメの事故に関しては、事故が起きた場所も含めて、一覧で確認できます。こちらもハワイ州がそのようなハワイでのサメの事故をリストにまとめて公表しています。次の通りです。

ハワイで起きたサメの事故のリストを見る(英語)

上のリンク先のリストを見ると、「Location」という欄で、事故が起きたビーチの名前を確認できます。そこをざっと眺めて見ると、まず、島でいうとオアフ島、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島、ラナイ島など、特定の島に限らず、サメの事故が起きていることがわかります。

またオアフ島のビーチに注目して見ると、ハナウマ湾やカイルア・ビーチ、ラニカイ・ビーチなど、日本人観光客に人気のビーチでも、サメの事故が起きていることがわかります。

結局のところ、どこのビーチを訪れるとしても、10月のハワイは、サメに気をつけた方が良いことがわかりますね。

ちなみに、ハワイのビーチでサメの危険があるときは、ビーチにサメ注意の警告を示す看板が掲示されます。のですが、その看板がないからと言って、「サメの危険がない」わけではありません。

というのも、そのようなサメ注意の看板は、サメの目撃情報や実際にサメにかまれるなどの事故があって初めて、ビーチに掲示されるからです。つまり、サメ注意の看板が掲示されていないビーチでも、自分が一番最初の被害者になる可能性は、十分に考えられるわけです。

なので、「サメ注意の看板がないからサメは大丈夫」と安心できない点にご注意ください。

サメの危険を避ける10のノウハウを知る

最後に。同じくハワイ州政府が公開している情報として、サメの危険を減らすための、10のノウハウがありますのでご紹介します。

サメの事故の危険を減らすための10のノウハウを見る(英語)

で、最初は、「この10のノウハウを翻訳してご紹介しようかな」とも考えたのですが、やめることにしました。というのも、サメの事故は場合によっては、命に関わる問題となるからです。誤訳をして、その危険性を増すようなことを避けたいんですね。

というわけで、この10のノウハウに関しては、英語の原文をそのまま読んで、そのノウハウを理解することをオススメします。

と言いつつ、この10のノウハウを読んで私が発見だったことをご紹介すると。ハワイの海において、サメだけではなく、「イルカを見た場合にも気をつける必要があること」が、発見となりました。

というのも、いくつかの大型のサメが、イルカを捕食するため、イルカがそばにいるとそれを狙うサメに遭遇する可能性があるからです。それを考えると、10月のハワイでは、沖で泳ぎながらするイルカを見るツアーのリスクが高まることがわかりますね。

で、そのようなツアーを企画する会社のウェブサイトを見てみると。私がざっと見た感じ、10月にサメの危険性が高まることに触れているサイトはありませんでした。ビジネスなので仕方がないとはいえ、そのリスクが高まることは、むしろ伝えた方が親切な感じがしますね。

また、サメの事故に遭いやすい時間帯がある点にも注意した方が良いですね。上の10のノウハウのページの最後に、サメの事故の発生件数を、時間ごとにまとめたグラフが掲載されています。

一方で、サメの種類によっては、1日中その危険がある点にも注意が必要なこともわかります。

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