パスポート用の証明写真を150円で準備する方法

初めてのハワイ旅行が初海外と言う人も多いですよね。そして、その場合パスポートの準備が必要になります。

今回は、そのパスポート用の証明写真を「150円で用意できる方法があるよ」と言うお話です。

用意するもの

まず、パスポート用の証明写真を150円で準備する方法を行うにあたって、用意するものです。

以上が用意するものです。ご覧の通り今回の方法にはiOS 8以降のiPhoneを利用することが前提です。

「証明写真 かんたん作成」アプリで証明写真を作る

それでは、早速始めましょう。最初に利用するのは、「証明写真 かんたん作成」アプリです。有料のアプリですが120円と言う価格と使い勝手の良さを考えると、それ以上の価値があるアプリです。

このアプリは、そのアプリの名前の通り、iPhoneで簡単に証明写真を作成できます。iPhone向けの証明写真を作成するアプリは、このアプリ以外にも有料・無料含めていくつかあります。ですが、私がいくつか試した結果、このアプリが一番使いやすいことがわかりました。

そう判断した理由は、撮影した写真をパスポートのサイズに合わせて、切り抜く作業が簡単だったからです。

具体的には、拡大縮小のサイズ調整や回転による体の傾きの調整が本当に手軽にできるんですね。加えてこのアプリでは、アプリの機能で撮影した写真だけではなく、標準のカメラアプリで撮影した写真からでも証明写真を作成できる点も良いです。

なので、とりあえず標準のカメラアプリで写真を撮影しておいて、後からこのアプリで切り抜くこともできます。

また、パスポート用の写真では、顔が傾いていたり、写真の中心からズレてしまった写真だと申請時に利用できません。ですが、このアプリでは写真を回転させて調整もできるので、撮影するときに多少体が傾いてしまっても、切り抜く時に簡単に調整でき便利です。

ほかのアプリでは、このような回転して調整できないアプリもありますし、あったとしても使いにくいものが多かったです。

このアプリを使って作成したパスポート用の証明写真は、L版のサイズ向けに合わせた画像としてiPhone上に保存されます。後はそのiPhone上に保存されたその証明写真の画像を印刷すれば、パスポート申請用の写真として利用できます。

「netprint」アプリで印刷する

そこで、「証明写真 かんたん作成」アプリで作成したL版サイズのパスポート用の証明写真の画像をどうやって印刷するのか、と言うことになります。その方法はいくつかあります。

まず自宅にプリンターがある場合。それがAppleのAirPrintに対応したプリンタであれば、簡単にiPhoneからその画像を印刷できます。

またそうではない場合でもiPhoneから画像をパソコンのメールに送るなどしてパソコンを経由して印刷することもできますね。このように自宅のプリンターで印刷する場合は、写真用のL版サイズの用紙を利用すればパスポートの申請用に使えます。

一方で、自宅にプリンターがない場合。「netprint」アプリを利用するのがオススメです。このアプリはiPhone上にある写真を、セブンイレブンのコピー機から印刷するためのアプリです。L版のカラーであれば1枚30円で印刷できます。

このアプリ自体は無料のものですが、利用にあたり会員登録が必要です。プリンターを持っていなくてもでコンビニで手軽にiPhoneから写真を印刷できるのは本当に便利なので、会員登録しても利用する価値があります。

今回の目的であるパスポート用の画像を印刷するためには、「netprint」アプリから、「証明写真 かんたん作成」アプリでiPhone上に保存したパスポート用画像を選択しアップロードし、その後近くのセブンイレブンのコピー機を使って印刷するだけです。

パスポート用の写真撮影時の注意点

また、パスポート用の写真をiPhoneで撮影する場合には、いくつか注意点があります。たとえば、「顔が写真の中心にないとだめ」、「横を向いていてはだめ」、「影があってはだめ」のようにです。

その注意点について詳しくは、次の東京都生活文化局のサイトがとてもわかりやすいので、参考にしてください。

東京都生活文化局: パスポート写真の規格と見本

実際のところ、「証明写真 かんたん作成」アプリを利用すれば、写真のサイズや中心のずれなどに関しては問題ない写真が簡単につくれます。なので、主に、「背景」や「影」が気をつけるポイントとなります。

申請には切り取らないまま渡す

最後に、今回、私自身この方法で作ったパスポート用の証明写真を使って申請してみました。結果、思った以上にすんなり受け付けてもらい拍子抜けしてしまいました。

ちなみに「証明写真 かんたん作成」アプリで作成した画像は、L版の用紙に3枚証明写真が印刷されたものとなります。その画像を印刷した用紙で申請するにあたっては、自分で写真を切り取る必要はありません。

L版の用紙に印刷したまま持っていけば、向こうで切りとってくれるので大丈夫です。

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