パスポート申請時に余った写真をハワイ旅行に持って行くメリット

今回は、ハワイ旅行にあたりパスポートを初めて準備する人、つまり、海外旅行が初めての人に伝えたい情報です。

お伝えしたいのは、パスポート申請用に撮影した写真のうち、申請に使わず余った写真をハワイに持っていくと役立つことがあるよ、ということです。

ただし、撮影後6ヶ月以内の写真であれば、という条件付きです。

旅先でのパスポート紛失時に写真が必要になる

なぜ余ったパスポート写真をハワイに持っていくかというと、ハワイでパスポートを紛失したときに、それが役立つからです。具体的には、「帰国のための渡航書」の申請に、パスポート用の写真2枚が必要になります。

「帰国のための渡航書」とは、ハワイでパスポートを紛失した際に、現地で再度パスポートを申請する時間がない人が、日本に帰国するために申請する書類です。一般的に、日本からのハワイへの旅行者は、その期間として、1週間もありません。

なので、ハワイ旅行中のパスポートの紛失時は、再申請するより、「帰国のための渡航書」を申請するのが、現実的な選択肢となります。

「帰国のための渡航書」について詳しくは、在ホノルル日本国総領事館のパスポート申請・帰国のための渡航書のページにあります。

ハワイで証明写真を撮るのに苦労した実体験

そして、この「帰国のための渡航書」の申請時に、パスポート用の写真が必要になります。なので、パスポート申請時に余った写真をハワイに持ってきておくと、それが役立つわけですね。いちいち、ハワイでその書類用の写真を準備する手間を省けるからです。

実際、私は、ハワイの写真屋で、証明写真を撮影してもらったことがあります。そして、その際、ちょっと苦労しました。というのも、私は正直なところ英会話が、それほど得意ではないからです。

それでも、その写真屋のスタッフに証明写真を取りたい希望を伝え、写真を撮影してもらえるところまでは、なんとかなりました。ですが、その後、欲しい写真のサイズを伝えたり、プリントした写真だけでなくデジタルデータも欲しいなどの要望を伝えたりするのに、苦労しました。

この時に、事前に撮影した写真の用意があれば、本当に楽でした。つまり、パスポート申請時に余った写真があれば、その目的で役立ったわけですね。

撮影後6ヶ月以内の写真が条件

ただし、「帰国のための渡航書」の申請時に必要な写真として、使えるのは、「6ヶ月以内に撮影されたのもの」という条件があります。なので、パスポート申請後、実際にハワイに行くまでに、あまりに時間が経ってしまった場合は、注意が必要です。

ただ、ハワイ旅行が初めての海外旅行で、そのためにパスポートを申請した人であれば、この条件を満たした写真を持っている可能性が高いはずです。ので、その時の写真を念のためハワイ旅行にそのまま一緒に持ってきておくと役立ちます。

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