レインボータワーとグランド・ワイキキアンの宿泊体験の比較

今回は、ハワイ旅行に向けてオアフ島のヒルトン・ハワイアン・ビレッジを宿泊先に検討している人に伝えたい情報です。

この施設には、ホテルとして誰でも予約して宿泊できる棟のほか、会員制のタイムシェアで宿泊できる棟など、複数の建物が存在します。

そのうち、私が、ホテル棟となるレインボータワーと、タイムシェア棟となるグランド・ワイキキアン(以下、ワイキキアン)に宿泊して感じた体験の違いをご紹介します。

レインボータワーとワイキキアンの概要

初めに、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内にあるレインボタワーとワイキキアンについてご紹介します。

まず、この記事のトップの写真では、ラグーン側から見たレインボータワーとワイキキアンの様子がわかります。赤い矢印でそれを示したのが次の写真です。

ヒルトンのラグーン側から見たレインボータワーとワイキキアンの様子

ラグーン側から見ると、レインボータワーの方が手前にある様子がわかりますね。ご参考に次のリンクから、Googleマップでレインボータワーの位置が確認できます。

Googleマップでレインボータワーの位置を見る

レインボータワーは、ホテルとして運営されており、誰でも予約して宿泊できる棟となります。

一方、写真の左手奥に見えているのが、ワイキキアンの建物です。こちらは、タイムシェアという1週間単位の宿泊権を持った会員しか宿泊できない建物となります。ワイキキアンと、レインボータワーとの大きな違いとして、部屋の設備があります。

ワイキキアンの部屋には、フルキッチンがあったり、洗濯機・乾燥機があったりと、暮らすのに必要な設備が整っています。

レインボータワーからの眺望が素晴らしい

レインボータワーのオーシャンフロントの部屋からの眺め

私が、レインボータワーに宿泊したのは、2011年の話です。この当時は、結婚してまだ間もない頃で新婚旅行として滞在しました。私たち夫婦には、この記事を書いている現在は子供が二人いるのですが、この当時はまだ子供がいない時でした。

で、私は、ハワイ旅行に関して、基本的には、有名な高級ホテルに宿泊するよりは、設備重視で宿泊先を選ぶ傾向があります。その建物が多少古かったり、豪華でなかったりしても、キッチンなどがあるコンドミニアムタイプの部屋を選んで宿泊するタイプでした。

ですが、この時は、「結婚したばかりだし、多少高くても有名なホテルに泊まってみるか」と言う考えから、ハワイアン・ビレッジのレインボータワーに宿泊することにしました。

レインボータワーで宿泊した部屋タイプは、オーシャンフロントで部屋の階数は、30階となりました。その窓からの景色は、ワイキキの海とダイヤモンド・ヘッドが見渡せ、「これぞワイキキ」という素晴らしい眺望の部屋でした。

その後、ワイキキアンに宿泊した時は、「パーシャルオーシャンビュー」と言う海が一部しか見えない部屋に宿泊したのですが、その眺望の違いに驚きました。同じヒルトン・ハワイアン・ビレッジの建物でも、全く違ったからです。

ワイキキアンのパーシャルオーシャンビューの部屋からの眺望

上の写真の通り、ワイキキアンのパーシャルオーシャンビューの部屋からは、端の方に申し訳程度に海が見えるのみで、後はワイキキのビル群を眺める景色となりました。そのため、ワイキキアンのパーシャルオーシャンビューの部屋からの眺望を、私が初めて見た時の印象は、「レインボータワーからの眺望は、本当に素晴らしかったな」と言うものになりました。

ワイキキアンは部屋の設備が素晴らしい

グランド・ワイキキアンの1ベッドルームのキッチンの様子

そのワイキキアンに宿泊したのは、2019年の話です。この時は、上の子が4歳、下の子が0歳10ヶ月の状況で、家族4人で宿泊する先として、ワイキキアンの1ベッドルームに宿泊しました。1ベッドルームとは、寝室が1つある部屋で、その他に、リビングとキッチンがある間取りの部屋のことです。

で、上でご紹介した通り、ワイキキアンの中でも、「パーシャルオーシャンビュー」の部屋タイプに宿泊したため、その部屋の窓からの眺望については、レインボータワーのオーシャンフロントからの眺めの素晴らしさには、及ばない結果となりました。

ただ、部屋の設備面で言うと、この時は、小さい子供二人連れと言うこともあって、ワイキキアンの部屋は、とても快適でした。まず、キッチンとダイニングテーブルがあるので、部屋で食事を便利にできました。小さい子連れで外食するのが面倒だった私たち家族には、この環境は、本当にありがたいものでした。

また、部屋に洗濯機と乾燥機があることも、とても便利でした。まず旅行中の普段着を洗濯できるので、荷造りの着替えを少なくできました。加えて、水着の脱水を洗濯機で済ませられるため、「バスタオルで水分を取ってから浴室に干す」のような苦労もなくなりました。そのおかげで、プールやビーチに出かけるのが気楽になり、何度も遊びに行けました。

これが、レインボータワーで宿泊した、ベッドがどーんとあるのみのホテルタイプの部屋に宿泊していたら、かなり苦労しながらの滞在となっていたことは間違いないです。

以上、レインボータワーとグランド・ワイキキアンに宿泊した体験を比較してご紹介しましたが、「同じヒルトン・ハワイアン・ビレッジの施設でも、その建物で宿泊体験が全然変わる」と言うのが、実際に滞在しての実感でした。

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