ワイキキ近くのスーパーで生鮮食品やばらまき土産をお得に買う方法

今回は、ワイキキのコンドミニアムに滞在する人に伝えたい情報です。

ワイキキ周辺のスーパーは高い

ワイキキでの宿泊先をコンドミニアムにした場合、自炊ができます。コンドミニアムでは、部屋の設備として、キッチンがあるからです。

そして、自炊のの材料を買いにハワイのスーパーを訪れると、「ハワイは物価は高いんだな」とわかります。例えば、ワイキキ内には、「フードパントリー」というスーパーがあります。このスーパーは、もちろんワイキキ価格なので、一つ一つの商品が高いです。

一方、ワイキキをちょっと離れ、車で10分の「Safeway」を見てみますと。一般的に、米国本土においてSafewayは高級スーパーではありません。ですが、ハワイでは高級スーパーと言って良いほどの価格設定です。

つまり、ワイキキ内、ワイキキ近郊どちらにしても、このエリアにあるスーパーの物価は高いというわけです。

そこで、ハワイ滞在中の旅費を抑えたい場合どうしたら良いかというと、ローカル向けのスーパーを利用する方法があります。そのような物価が安いスーパーとして、例えば、次の2つがあります。

  • NIJIYA MARKET
  • Times Supermarkets

NIJIYA MARKET

NIJIYA MARKETは、カリフォルニア州を中心に、ニューヨークやハワイに出店しているチェーンのスーパーです。ハワイには、2店舗あり、ワイキキからはアラモアナ・センターの近くの「ALA MOANA STORE」が利用しやすいです。

アラモアナ・センター近くと言うより同じ敷地の角と言える場所でアラモアナ・センターから歩いて行けます。場所は次のリンク先のGoogleストリートビューを見るとよく分かります。

NIJIYA MARKETのALA MOANA STOREの場所をGoogleストリートビューで見る

NIJIYA MARKETの特徴として、日本食の食品の品揃えが充実しています。たとえば豆腐、海苔、納豆はもちろんありますし、醤油や味噌、鰹節などもあります。またネギや人参、キュウリなどの日本の野菜も手に入りますし、肉や魚なども扱っています。

NIJIYA MARKETは、日本の食材が充実していることに加えて、価格が安いのです。2014年8月現在で、豆腐1丁が$1.49、納豆3パックが$1.49と日本とあまり変わらない価格であることがわかります。

ただ、物によっては、「日本と比べるとかなり高い」と言う商品もあります。ですが、ワイキキで買うよりは、お得なことが多いです。

「せっかくハワイに来て日本食を作ってもな〜」と思うかもしれませんが、ハワイに滞在しているとやはり日本食が恋しくなるものです。そのような時は、NIJIYA MARKETがオススメです。

Times Supermarkets

次にTimes Supermarketsを紹介します。Times Supermarketsは、1949年に設立されたハワイローカルのチェーンのスーパーです。現在は17店舗のTimesがあります。

ワイキキから近いのは、McCULLY Times、KAIMUKI Times、KAHALA Timesの3店舗です。特にMcCULLY Timesは、Timesの1号店として、#1(ナンバーワン)と言うニックネームを持っています。ワイキキからは、どの店も車で10分ちょっとの距離にあります。

Times Supermarketsの特徴は、とにかく価格を抑えることにこだわったディスカウント・スーパーであるということです。そのこだわりは、「No Club Card Required • A Simpler Way To Save •」と言うお店のコンセプトに良く表れています。

つまり「会員制のポイントカードを導入するよりもその分価格を安くする」、というわけですね。なので、TimesはCostco、Safeway、Sam’s Clubのような会員制のスーパーと比べて気軽に利用できます。

Timesで扱っている生鮮食品は、ハワイのローカルの農場や牧場で生産された物を扱っています。島外から輸入された食品が多いハワイ州において、ハワイローカルで生産されたものを扱うスーパーとしての哲学を持って運営されています。

Timesは、店舗によって雰囲気が異なります。古い建物でちょっと暗い店舗もあれば、KAHALA Timesのように明るい雰囲気の店舗もあります。また店内でプレートランチを買えたり、ベーカリーがある店舗もあるので、手軽に食べるランチを購入する店としても利用できます。

ばらまき土産にもオススメ

NIJIYA MARKETやTimes Supermarketsのようなスーパーは、たくさんの人に配るための「ばらまき土産」を買う場所としてもオススメです。

よく旅行ガイド本などでは、「ハワイ旅行のばらまき土産を買うのに、アラモアナ・センター近くの大型スーパー、ウォルマートがオススメ」のように紹介されています。

このウォルマートはワイキキからアクセスもしやすく決して悪くはありません。ですが、ばらまき土産として使えそうな商品は、マカダミアナッツやコーヒーのような定番商品が多いです。

つまり、ウォルマートで買える物は、極端に言えば日本でも買えるハワイの定番商品が多く、「ばらまき土産でも、もうちょっと面白いのにしたい」と思っている場合には向いていません。

このような時に今回ご紹介したスーパーで探すと良いです。アメリカでしか買えないお菓子もよいですし、Hula Somen のようなハワイらしいパッケージをされた食材をお土産としてもよいでしょう。しかもそれらの商品が安い価格で購入できるわけです。

あまり節約にこだわりすぎるのも考えもの

以上、ワイキキ近くのスーパーで生鮮食品を安く買う方法として、ローカルが使うスーパーをご紹介しました。ご紹介したのは、次の2つのスーパーでした。

  • NIJIYA MARKET – 日本食の食材豊富で、価格も安い
  • Times Supermarkets – ハワイ産の食料にこだわり、価格も安い

また、ローカルが使うスーパーは、定番のお土産とは違う、面白いばらまき土産を安く探せる場所としても利用できることをご紹介しました。

今回ご紹介したようにローカルな店は確かに安くてオススメです。一方で、あまりにマニアックなレベルまでローカルが使う店を追い求めると、せっかくのハワイ旅行気分が損なわれる点は否めません。

今回の紹介したスーパーは、東京でたとえるなら丸正食品チェーンのようなスーパーです。丸正食品は、東京の一部に出店している東京ローカルのスーパーです。この丸正食品のスーパーに、外国から東京観光に来た旅行者が訪れるものだろうか…と思うのです。

せっかく旅行でハワイに来ているので、多少の出費には目を瞑ってゆっくり滞在するのも一つの方法ですね。

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