今回は、普段ヒルトンのタイムシェアを利用してハワイ旅行をしている人のうち、「なかなかハワイに行けないし小田原のヒルトンに行ってみようかな」とご検討の方にお伝えしたい情報です。
その中でも、今後の旅行でヒルトンホテルに滞在することに備えて、ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード(以下ヒルトンオナーズカード)を作ることを検討している一方で、すでにスターウッド プリファード ゲストアメリカン・エキスプレス・カード(以下、SPGカード)を保持している方にお伝えしたい内容です。
前回のヒルトン小田原のホテル棟を「こう予約すればよかったのでは?」と思った話の記事では、「小田原に2泊した経験から、その朝食代を無料できる特典に魅力を感じ、次回のヒルトン沖縄瀬底リゾート滞在に向けてヒルトンオナーズカードを申し込んだ」ということをお伝えしました。
SPGカードを持っていても作れた
このヒルトンオナーズカードの申し込みをしようと考えた時、「大丈夫かな?」と気になっていたのが、私がすでに同じアメックスのSPGカードを持っていたことです。なんとなくですが、それが理由で「ヒルトンオナーズカードの審査が通らずカードが作れない場合があるのでは?」と心配していたんですね。
その経験から、これからヒルトンオナーズカードを作ろうとしている方にも同じ心配をする方がいる可能性を考え、その一例として私のケースをご紹介しようと思いました。
前置きが長くなりましたが、私はSPGカードを持っている状況でヒルトンオナーズカードを申し込みましたが特に問題なく審査が通り、このカードを作ることができました。ちなみに、これまで私はSPGカードの支払いで問題を起こしたことはありません。
実際に作ってみるまでは、「ライバル関係にありそうなSPGカードの保持者にはヒルトンオナーズカードを作らせません」のようなことがあるのかな?と勝手に心配していましたが、そんなことはなく普通に作ることができました。
アメックスの1アカウントで複数カードを管理できる
で、SPGカードをすでにお持ちで、ヒルトンオナーズカードを追加で作る方の中には、「アメックスのカードを複数持つのが初めてです」という方もいらっしゃいますよね。
そのような方にお伝えしたい情報としては、アメックスの1つのアカウントで複数のカードを管理できることです。例えば、すでに持っているSPGカードとこれから作るヒルトンオナーズカードは、同じアメックスのアカウント上で同時に管理できます。
どのようなイメージかというと、例えば、次の画像は、具体的にSPGカードとヒルトンオナーズカードの2つを関連づけたアメックスのアカウントでアメックスのウェブサイトにログインし、登録カードを確認した様子です。
アメックスの管理画面では複数のカードが登録されると右上のメニューでそれが簡単に切り替えられるようになります。ので、いちいちSPGカード用、ヒルトンオナーズカード用とアメックスのアカウントを分けてログインし直すような手間は発生しません。またアメックスのスマホアプリも同様に複数カードに対応しており、簡単にそれぞれのカードを切り替えて情報を確認できます。ただ追加したカードは、元々登録していたカードの引き落とし口座を自動的に利用できず、再度口座情報を登録をし直す手間があります。
というわけで、すでにSPGカードを持っている方は、意外と気軽にヒルトンオナーズカードを追加し利用できます。
この際アメックスのプラチナカードにまとめた方が良い?
さて、私は、SPGカードを持っている上で、ヒルトンオナーズカードを追加で申し込む際ですが、もう一点気になっていたことがありました。
それは、「この際アメックスのプラチナカードにまとめた方が良い?」という点です。
なぜそう気になったかというと、アメックスのプラチナカードを作ると以下の特典が得られるからです。
・「ヒルトン・オナーズ」ゴールド会員
・「Radisson Rewards™」Goldエリートステータス
・「Marriott Bonvoy™(マリオット ボンヴォイ)」ゴールドエリート会員
※アメックスのプラチナ・カード公式サイトより引用
私が、ヒルトンオナーズカードを作る動機は、それでヒルトンオナーズのゴールド会員になれその特典で大人2名の無料朝食が得られることでした。またSPGカードは、マイルの換算率の良さもありますが、Marriott Bonvoyゴールドエリート会員になれる点に魅力を感じていました。
つまり、アメックスのプラチナカードを作ると私が欲しいと思っていた特典が1つにまとめられるんですね。また持ち歩くカードも1枚で済みますので、その点でもメリットがあると考えました。
ただ、その年会費を比べてみますと。
- ヒルトンオナーズカードの年会費: 16,500円(税込)
- SPGカード: 34,100円(税込)
で合わせて50,600(税込)となります。一方、アメックスのプラチナ・カードの年会費は143,000円(税込)となり差があるので、私が期待している特典で考えると「当面は、ヒルトンオナーズカードを追加する方がいいかな」という判断になりました。