今回は、マウイ島のハレアカラ国立公園にレンタカーで初めて行く人に伝えたい情報です。
気温が分からないと必要な防寒対策が分からない
私は、2月にハレアカラ山頂を訪れた際、防寒対策を何もせずに訪れ後悔したことがあります。その時の体験について、次の記事でご紹介しています。
この時は、結局山頂近くのビジターセンター売っていた、厚手のパーカーを買い、それを着て凌ぎました。この時は、それで凌げたからよかったものの、それを着ても寒かった場合は、大変でした。
というのも、山頂の気温は、その時の天候によって変化するからです。私が訪れた時は、天気が良かったので、たまたま厚手のパーカーを着るだけで済んだというわけですね。
つまり、ハレアカラ山頂を訪れる際の防寒対策を考える時、実際に自分が訪れる時間の山頂の気温を確認して考える必要があります。
ハレアカラ山頂の気候を調べる方法がある
そこで、ハレアカラ山頂の気温の調べ方をご紹介しますと、次のmountain-forecast.comというサイトが便利です。
mountain-forecast.com: Haleakala Weather Forecast
上のリンク先を見ると、ハレアカラ山頂、標高3505m地点での次の情報が確認できます。
- 天気
- 風の強さと向き
- 積雪(Snow)
- 雨量(Rain)
- 最高気温(High)
- 最低気温(Low)
- 体感気温(Chill)
次の画像は、この記事を書いている2017年5月時点に、mountain-forecast.comで実際にハレアカラ山頂の情報を確認した様子のスクリーンショットです。
このように、このサイトでは、午前、午後、夜と、上記の情報を確認できるため、自分が訪れる時間帯での気温を調べる時の参考になります。
体感気温(Chill)が服装選びの参考になる
また、このサイトでは、体感気温(Chill)がわかる点で、服装選びの参考になります。
実際の山頂での気温の感じ方は、最高、最低気温だけでなく、風の強さや天候で変わってくるものだからです。つまり、ハレアカラ山頂で必要な服装は、体感気温(Chill)で判断する必要があります。
実際、上で引用したスクリーショット内の情報でも、午前の気温は、Lowが3度なのに対し、Chillが0度と、体感気温の方が、より寒くなっていることがわかりますよね。
なので、普通の気温ではなく、体感気温で服装を選んでください。
mountain-forecast.comでは標高を意識する
最後に、mountain-forecast.comで、ハレアカラ山頂の天気を調べる時のポイントをご紹介します。
このサイトでは、同じ山でも標高別に、いくつか気温を確認できます。ハレアカラの場合は、次の標高別に気温が確認できます。
- 3505 m
- 3000 m
- 2000 m
- 1000 m
- 0 m
なので、このサイトを利用するにあたり、「自分が今見ている気温がどの標高のものか」は、常に意識してください。上でご紹介したハレアカラの情報へのリンクも、山頂となる3505m地点のものとなっていましたよね。
例えば、同じハレアカラでも、標高1000m地点では、全く気温が変わります。
次の画像は、上でご紹介した3505m地点の気温と同じ日の標高1000m地点の情報を表示したスクリーンショットです。
標高1000m地点は、山頂に比べ、圧倒的に温かいことがわかります。なので、山頂を訪れる場合は、山頂の標高の情報を確認するように気をつけてください。
ハレアカラは、山頂までの道の途中途中に、ちょっとしたビューポイントがあります。で、それらのビューポイントで車を駐めて、外に出ると、意外に寒くないことがあります。
そのため、「この様子なら山頂もそんなに寒くない」と油断してしまいがちです。上でご紹介した1000mと3505m地点の違いからわかるように、実際には、山頂付近で急に寒くなります。
結局、山頂の体感気温を意識しての防寒対策が重要です。