ワイキキビーチで遊ぶ時の貴重品管理の基本

今回は、初めてのハワイ旅行でワイキキビーチで遊ぶ予定の人に伝えたい注意点です。

ハワイは、日本より犯罪の発生率が高く、ビーチでは、置き引きや盗難にとても気をつける必要があります。

なので、ワイキキビーチで遊ぶ時は、ビーチで使うもの以外は、極力持ってこない方が良いです。貴重品とは、財布はもちろん、パスポートやデジカメ、スマホなどの電子機器などです。

「記念写真を撮りたい」など理由から、電子機器をどうしても持って行きたい場合は、防水ケースなどを利用し、肌身離さず持ち歩けるようにするのオススメです。

犯罪発生率が特に高いワイキキビーチ

すでに述べた通り、ハワイは日本と比べ、犯罪発生率が高いです。その中でも、ワイキキビーチは、特に高い場所です。

その事実は、次のNEIGHBORHOOD SCOUTというサイトにある、ハワイの犯罪発生率マップを見るとよくわかります。

NEIGHBORHOOD SCOUTでホノルル市周辺の犯罪発生率を見る

上のリンク先の地図では、青色のエリアが安全な場所で、白に近いエリアほど犯罪の発生率が高い場所です。

試しにワイキキ周辺にズームして見ると、ワイキキビーチを含むエリアは、白色となっており、最も犯罪発生率が高いエリアということがわかります。

また、この犯罪発生率のページでは、ホノルル市全体の犯罪発生率のうち、暴力事件と盗難事件の数の比率も見られます。そして、この記事を書いている時点のデータだと90%以上が盗難事件となっています。

つまり、犯罪発生率の最も高いエリアとなっているワイキキビーチでは、盗難により気をつける必要があります。

ビーサンさえ履かないように気をつける人もいる

そのため、ワイキキビーチで遊ぶ時は、ビーチで必要なもの以外は極力持ってこない方が良いです。極端には、ビーチサンダルなどの履物も履かずに訪れられるとより安心です。

事実、ワイキキビーチに面したホテルに泊まる場合は、裸足でビーチを訪れることも可能です。そしてワイキキでのサーフィンに慣れた人は、そうする人も実際にいます。

サーフィンは、裸足でするので、ビーチまで何か履いてくると、脱いだ履物を盗まれないようにする手間があるからです。もしくは、盗まれても問題ない安物ビーサンを履き、「放っておく」という方法を取る人もいます。

いずれにせよ、このような履物でさえ気をつける人がいるくらいなので、ビーチに貴重品を持ってこない方が良いことは想像できますよね。

大きいコインロッカーのような設備がない

そのように盗難に気をつける必要があるにも関わらず、ワイキキビーチには、コインロッカーのような設備がありません。そのような設備は、あっても、ワイキキビーチ近くのローソン内にあるミニロッカーくらいとなります。

この記事のトップの写真がそのローソン内にあるミニロッカーの様子です。そのサイズは、とても小さいものだとわかりますよね。財布や携帯くらいしか入らないサイズ感となっています。

で、ビーチで預けたいものが、このミニロッカーに収まるサイズであれば良いです、ですが、実際にはバスタオルであったり、履物であったり、と色々と荷物があります。なので、このサイズ感では、あまり役立たないわけですね。

また、ハワイの犯罪発生率の高さを知ってしまうと。なんとなく、貴重品を自分の手を離して、どこかに預けることに自体に不安を感じてしまいます。

なので、どうしても、ビーチに持ってきたい貴重品がある場合は、防水ケースなどを利用し肌身離さず持ち歩けるようにした方が安心できます。それが面倒であれば、そもそもビーチに貴重品を持ってこないのがベストです。

部屋に残した貴重品の管理にも気をつける

ただ、ビーチに貴重品を持って来ないとした場合は、自分が宿泊している施設内に、貴重品を残すことになりますよね。

すると、今度は、残した貴重品の盗難に気をつける必要が出てきます。実際に部屋に残した貴重品が盗まれる事件が、ハワイでは起きているからです。

その管理方法として、簡単なのは、部屋内にあるセキュリティーボックスに入れる方法があります。ただこのセキュリティーボックスは暗証番号がわかれば、誰でも開けられてしまうものです。なので万全の対策ではありません。

セキュリティーボックスが信用できない場合は、宿泊先のフロントでお願いして使える、ホテルの金庫に預ける方法もあります。この場合は、貴重品に鍵をかけて預けられるため、セキュリティーボックスよりも安全です。ただ、そのやり取りをする分の手間は増えます。

ほか、鍵のかかるスーツケースを利用し、その中に貴重品を入れ、かつそのスーツケースをワイヤーと南京錠で固定する、という方法もあります。「部屋のセキュリティーボックスは信用できない、けど、フロントにお願いしてホテルの金庫を使うのも面倒」という人には、オススメの方法です。

実際にワイキキビーチで遊ぶ時の荷物

最後にご参考として、私がワイキキビーチで遊ぶ時にどのような荷物を持っていくかをご紹介しますと。

まず、日本から安っぽく使い古いした大きめのビニール袋を用意します。スポーツ用品店で買い物した時に貰える、ちょっと丈夫な素材のビニール袋で、かつ高級に見えないものがオススメです。

その袋の中に、ホテルで貸し出してくれる、ビーチ用のタオルを入れます。他、必要に応じて、日焼け止めなどを入れることもあります。ですが、ビニール袋に入れるのは、基本ホテルのタオルのみです。

次に私はハワイでは、水着としてサーフパンツを着ます。で、サーフパンツの良いところは、ポケットがある点です。そのポケットに、ホテルのカードキーと、水中眼鏡を入れます。もし、ビーチに行くついでに何か買い物をしたい時は、加えて、クレジットカードを1枚持ち歩きます。

このようにポケットのあるサーフパンツは、防水ケースなどを用意しなくても、肌身離さず貴重品を持ち歩ける便利さがあります。

最後に履物は、ビーチに脱いで放置する場合は安物のビーサンを履きます。この安物のサンダルであれば、仮に盗まれたとしても惜しくはないためです。

例えば、ハワイのLongs Drugsというドラッグストアに行くと、Localsという地元ブランドのビーチサンダルが、5ドルもせずに買えます。

逆に。高級なサンダルは、ビーチでそれを脱いで放置して遊びたい場合は、避けたほうが良いです。万が一盗まれた時のショックが大きいからです。

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