今回は、ハワイ旅行に向けてクレジットカードを初めて作ろうとしている人に伝えたいお役立ち情報です。
私は、ハワイ旅行には、複数のクレジットカードを持っていくのですが、それらのカードを「なぜ作り、実際にハワイ旅行で使ってみてどうか?」ということを、これからクレジットカードを作る人のご参考にして欲しいんですね。
で、その趣旨の記事として、これまで3枚のクレジットカードをご紹介しています。それらの記事は、次のリンクから読むことができます。
そして今回は、このシーリズの第4弾として、「ビュー・スイカ」カードについて、ご紹介します。
このカードですが、ハワイ旅行中、「こんな理由で、クレジットカードの利用を断られることがあるんだ」ということを気づかせてくれた1枚でもあります。
このクレジットカードの特徴
では、始めましょう。まず、この「ビュー・スイカ」カードの特徴からご紹介すると、次の通りです。
- ブランドはVISA・Master・JCBから選べる(私はVISAを選択)
- Suicaの自動チャージ機能が役立つ
- JR東日本関連の決済に使うとビューサンクスポイントが3倍
- Web明細にすることで年会費は実質無料
- なのに海外旅行保険が付帯する
- 表面に凹凸のないエンボスレスカード
このカードですが、いわゆる「鉄道系」もしくは、「交通系」というジャンルのクレジットカードです。で、カードのブランドとしては、この記事を書いている現在では、VISA・Master・JCBから選べます。
ちなみに私は、VISAを選びました。VISAにしたのは、このカードを作る時点で、VISAのクレジットカードを持っていなかったからです。
このカードですが、Suicaの自動チャージ機能があり役立ちます。つまり、いちいち券売機でチャージしなくても、Suicaに対応した駅の改札で止められることがなくなります。
このカードで決済すると、決済額に応じてビューサンクスポイントというポイントが貯まります。このポイントは、様々なものと交換できるのですが、Suicaをよく利用する人は、Suicaのチャージに交換するのが、一番メリットを感じるでしょう。
また、このカードは、JR東日本関連の決済に使うとポイントが3倍で貯まります。具体的にはSuicaのチャージ、定期代、新幹線のチケット代などの決済です。
さて、このカードには年会費があるのですが、明細情報を紙の郵送ではなく「Web明細」にすることで、その年会費以上のポイントが貯まります。そのポイントの使い方次第で、年会費を無料にできます。例えば、Web明細で貯まるポイント分をSuicaのチャージに交換して、コンビニでの買い物に使えば、年会費以上の価値があります。
このカードには、海外旅行保険が付帯します。「年会費が実質無料なのに海外旅行保険が付帯する」という意味では、貴重なカードと言えますね。ほか、このカードは、クレジットカードの表面に凹凸のないエンボスレスカードとなっています。
このクレジットカードを作った理由
さて、私が、このクレジットカードを作った理由ですが、私が「鉄ちゃん」、つまり鉄道オタクだからです。「鉄ちゃん」であるからには、「鉄道系カードの1枚や2枚持っていないと、示しがつかないな」というのが、このカードを作った理由です。
というのは、冗談です。本当の理由ですが、2つあります。次の通りです。
- 当時モバイルSuicaの決済で利用したかったから
- VISAのクレジットカードが欲しかったから
私が、このクレジットカードを作った最大の理由ですが、このカードを作ろうとしていた当時、モバイルSuicaの決済で利用したかったからです。モバイルSuicaとは、携帯電話にSuicaの機能を持たせられるもので、携帯からチャージすることができ便利なんですね。
で、その携帯でチャージする金額を決済するクレジットカードに、「ビュー・スイカ」カードを利用すると、ポイントが3倍で付くわけです。上で述べた通り、Suicaのチャージは、JR東日本関連の決済となるからです。
この「ポイント3倍目当て」が、私がこのカードを作った最大の理由です。
別の理由としては、このカードを作った当時、「VISAブランドのクレジットカードを持っていなかったから」という理由もあります。そのため、VISAブランドで、「ビュー・スイカ」カードを作ったわけです。
実際にハワイ旅行で使ってみてどうか
では、実際に、この「ビュー・スイカ」カードをハワイ旅行に持って行ってみてどうか、ということをご紹介しますと。
まず、冒頭で触れた通り、私はこのカードをハワイ旅行中に使おうとして、「こんな理由で、クレジットカードの利用を断られることがあるんだ」と驚くことになりました。
詳しくご紹介すると。このカードの特徴でご紹介しましたが、このカードは表面に凹凸のないエンボスレスカードとなっているんですね。で、それが理由で、ハワイで「このカードは使えません」と断られる経験をしました。
で、その経験をしたのは、ホノルル空港でレンタカーを借りる際に、デポジットと呼ばれる預かり金を支払う時のことでした。
その際、このカードでそのデポジットを決済しようとしたところ、レンタカー会社のスタッフから、「このカードは凹凸がないので使えません。別カードはありませんか?」と言われる結果となったんですね。
なぜ凹凸のないカードが使えないのか、そのスタッフに聞いてみたところ、その理由は、「カードの控えを取るカーボン紙にカード番号を擦り付ける必要があり、そのために凹凸がないと困るから」ということでした。
この時には、別に凹凸のあるクレジットカードを持っていたから良かったのですが、もしなければ、かなり焦ることになっていました。ホノルル空港内で、レンタカーのデポジットを現金で用意する必要があるからです。両替ショップやATMがたくさんあるワイキキと違い、空港でデポジット用のそこそこ多額の現金を急に準備するのは、本当に面倒なんですね。
この経験から、「複数のクレジットカードを持ってきてよかった」と、感じることになりました。
一方で。このカードの凹凸のなさから、ハワイ旅行中に「財布の中に入れていて膨らまない」というメリットを感じてもいます。私は普段Amexのカードを使っているのですが、ハワイでたまにVISAかMasterしか使えない店があるんですね。
そのような時に、財布の中にバックアップとして忍ばせておくのに、このカードの凹凸のなさが役立つわけです。