今回は、初めてのハワイ旅行の宿泊先を検討している人に伝えたい情報です。
オアフ島の場合は、主にワイキキ、コオリナリゾート、タートルベイリゾートの3つのエリアから選ぶことなります。
今回は、この3つのうち、宿泊先をワイキキにするメリットを3つご紹介します。
飲食店の選択肢が多い
宿泊先をワイキキにするメリットとして、まず紹介したいのが、飲食店の選択肢の多さです。
ワイキキ中心部は、繁華街となっており飲食店の数がとても多いです。ワイキキの飲食店は、観光客向けの店が多く少々割高な一面はありますが、飲食店の選択肢の多さは魅力です。
またワイキキ周辺までちょっと足を伸ばすと、地元の在住者向けの妥当な価格で美味しい飲食店が多いです。そのような飲食店も選択肢になることを考えると、ワイキキに宿泊するメリットは、より大きくなります。
一方、ワイキキ意外に宿泊するとどうなのかというと。基本的にリゾートホテルに滞在することになります。そのため、そのリゾートホテル内もしくはリゾートエリア内の飲食店を利用することになり、その選択肢が狭まります。リゾートホテル及び周辺の飲食店の料理が好みに合えば良いのですが、合わなかった場合は、料理が合わない上に高価な費用を支払うことになります。
ハワイのリゾートホテルのレストランの料理は、どちらかと言うと日本人好みに合いにくい傾向があります。その理由は、ハワイのリゾートホテルが、アメリカ本土のからの観光客をメインのターゲットとしているからです。そのため、その料理がアメリカンナイズされたものが多く、日本人の好みには合いにくくなっています。
また、この傾向は、オアフ島以外のハワイ島やマウイ島のリゾートホテルでも同様です。例えば、私の実体験として、マウイ島のリゾートホテルにある有名レストランの支店で、創作料理を食べた時には、「・・・」と言う結果になりました。このレストランのワイキキの本店の料理はそれほど合わなくはなかったのですが、マウイ島の支店の料理は違いました。
決して美味しくないわけではないのですが、「これだったら日本のちょっと気のきいた居酒屋のほうが良かったな」と言う感じです。他にもハワイ島のリゾートエリアで食べたイタリアンの店では、茹で過ぎで柔らかすぎるパスタがでてきて残念な思いをしたこともあります。
空港からアクセスがしやすい
宿泊先をワイキキとする、別のメリットとして、ホノルル空港からアクセスがしやすいことがあります。具体的には、空港からワイキキまでは車で25分程度の距離で、とてもアクセスしやすい立地です。
そのため、パッケージツアーを利用した場合は、空港からワイキキまでの送迎がセットになっていることが多いです。また個人手配で訪れるなどでワイキキの送迎がない場合でも、現地旅行会社の送迎サービス、タクシー、シャトルバス、ほかレンタカーなど選択肢の数が多く、その費用もそれほど高くありません。
一方で、ワイキキ以外のリゾートホテルに宿泊する場合は、事情が変わります。まず、コオリナリゾートにせよ、タートルベイリゾートにせよ、ワイキキと比べると距離がありアクセスが不便な立地となっています。そのため、タクシーを使った場合も、送迎サービスを使った場合もその費用は高くなります。なので、これらのリゾートホテルには、レンタカーを借りて訪れるのが一番便利な方法なのですが、その場合はホテルの宿泊客であっても、レンタカーを駐車するための駐車料金が発生します。
このようにワイキキ以外の宿泊先とした場合はアクセスが不便かつその交通手段にかかる費用が割高になります。ちなみに、オアフ島以外の隣島のリゾートホテルを宿泊先とする場合は、ホテルまでの移動にも観光にもレンタカーがほぼ必須と言えるような環境となります。
都会なので便利
宿泊先をワイキキにする最後のメリットとして、ワイキキは都会なので何かと便利なことがあります。
たとえば、ワイキキ周辺はショッピング環境が充実しています。ワイキキの中心地は東京の銀座のようにショップが立ち並んでますし、ロイヤルハワイアンセンターと言うショッピングセンターもあります。また、ワイキキのすぐそばには、ハワイ最大のショッピングセンターであるアラモアナ・センターがあります。さらに車で10分の距離には、カハラモールと言うショッピングセンターもあります。このようにワイキキはとにかくショッピングする場所に困らない環境です。
また、ワイキキでは日本語が通じる病院が多いことも日本人旅行者にとっては重要なメリットとなります。海外で怪我や病気になったとき、英語でその症状を説明するのは大変ですよね。ワイキキならば日本語が通じる病院が多いので安心です。なので、子供やシニア世代と一緒のハワイ旅行で病院面での安心を求める場合は、ワイキキがオススメです。
ほか、パッケージツアーで訪れていた場合は、ツアー旅行者専用の交通機関やラウンジやツアーデスクが多い点もワイキキに滞在するメリットとなります。ワイキキでは、ツアー旅行者に対して、主要な観光スポットに便利にアクセスできる専用のトロリーやシャトルバスを無料で提供しており、これらは観光に本当に便利です。また、旅行会社のラウンジやツアーデスクには、日本語で相談できる現地スタッフがいるので、困った時にも安心です。
一方、ワイキキ以外の場合は。まずショッピングには期待できません。リゾートホテル内にあるショップは扱っている商品が限られるので、本当にショッピングをすることを考えると、結局ワイキキに行くことになります。また隣島に滞在した場合は、よりショッピングには期待できなくなります。隣島のリゾートホテルの場合その近隣にショピングセンターがないことはないのですが、ワイキキ周辺の充実具合と比較すると、どうしても規模が小さくなります。
またワイキキ以外では、日本語が通じる病院の環境にはほとんど期待できませんし、ツアー旅行者向けの便利なサービスもありません。また「日本語デスクあります」とうたっているリゾートホテルでも、いる時間が限られたり、いたとしても忙しくて対応が遅くなる場合があり、日本語でサポートを受けられる環境としては、満足できないこともあります。
はじめてのハワイ旅行ではワイキキ宿泊がオススメ
以上、ワイキキに宿泊すると得られる3つのメリットについてご紹介しました。
ご紹介してきた通り、ワイキキに宿泊すると何かとメリットが多く、特にはじめてのハワイ旅行での宿泊先としてオススメです。
またこのメリットについて逆に考えると、隣島も含めてワイキキ以外に宿泊すると、ワイキキ宿泊で得られたメリットが得られないことになります。そのため、ワイキキ以外に宿泊するのは、ハワイを何度か訪れて土地勘や英語でのコミニケーションに慣れてから行うのがオススメです。