ワイキキのDFSでの両替が初めての人が気をつけること

今回は、初めてのハワイ旅行中に使う現金のドルの準備方法として、ワイキキのDFSで日本円を両替する予定の人にお伝えしたい情報です。

ドルへの両替はワイキキのDFSでする方が日本よりレートが良い

ワイキキのDFSでの両替は、日本で両替するよりもレートが良いです。例えば、成田空港の出国後エリアにある、みずほ銀行の両替窓口では、2016年10月には、1ドルあたり2.7円の手数料が取られていました。

一方、同じ時期のワイキキのDFSの両替所では、1ドルあたり1.5円の手数料でした。つまり、日本円をドルに両替するにあたり、「成田空港でするよりもDFSのレートは1円以上もお得だった」ことがわかります。

またDFSは、ワイキキのど真ん中にあり、トロリーのターミナルになっています。そのため、ワイキキのどこに滞在していたとしても、そこまでのアクセスが便利です。

なので、ハワイで使うドルの現金の準備方法として、DFSでの両替は、そこそこお得なレート、かつ誰でも手軽にできるものとしてオススメの方法と言えます。

両替時に身分証が必要なので注意

で、この事実を知ると、「じゃ、DFSで両替してみるか」と考える人も多いのではないでしょうか。今回、そのような人にお伝えしたい注意点があります。

それは、「ワイキキのDFS内にある両替ショップで両替するときには、身分証が必要になる」という事実です。

その身分証として、簡単なのはパスポートです。ハワイ旅行中、パスポートは、必ずハワイに持ち込んでいますよね。なので、両替の時にそれを持っていけばOKです。

ただ、パスポートは、ハワイ旅行中あまり持ち歩きたいものではありません。というのも、落として紛失したり、盗難されるリスクが高まるからです。

そのため、パスポートを持参せずに、DFSの両替所を訪れてしまうことがあります。

日本の運転免許証の提示でも大丈夫だった実体験

ただDFSでの両替にあたり、パスポートを忘れても、なんとかなる場合もあります。というのも、DFSの両替時に提示する身分証は、実は日本の運転免許証でもOKだからです。

実体験として、私は、この記事を書いているちょっと前に、ハワイのDFSの両替ショップに行きました。その際には、身分証が必要になることをすっかり忘れて、パスポートを持参せず、両替ショップを訪れてしまいました。

DFSの両替ショップの窓口は、時間帯によって行列ができていることがあります。で、私が最近訪れた時にも、行列ができていました。その行列に並んだのち自分の番となり、窓口のカウンター前に立ったところ。

窓口のスタッフから「パスポート、プリーズ」と言われ、身分証が必要だったことを思い出しました。

で、「すみません、忘れました」と伝えると、「じゃ、日本のドライビング・ライセンスはありますか?」と言われました。たまたま日本の運転免許は持っていたので、それを提示したところ、「OK」と両替してもらえることになりました。

ただし。その際には、「あなたのファーストネームとラストネームをアルファベットで書いてください」と、メモ用の白紙を渡されることにもなりました。そのメモに名前を書いて渡したのち、無事に両替することができました。

ハワイの両替ショップが必要とする旅行者の情報

さて。DFSの両替ショップで両替すると、その取引内容を記述したレシートが貰えます。そのレシートの内容を見ると、自分の名前がちゃんと印字されています。

その事実からの予想となりますが、ハワイの両替ショップでの両替にあたり、次の2つが必要な情報となります。

  • 旅行者を一意に特定する番号(普通はパスポート番号、日本の運転免許証の番号も可)
  • 旅行者のアルファベットの氏名

これらのうち、「旅行者を一意に特定する番号」は、レシートに印字されてはいませんでした。ですが、窓口のスタッフがこの番号をコンピューターに入力している節がありました。

このように旅行者を特定する番号を入力するのは、あまりにもたくさんの現金を両替している旅行者をチェックするための措置ではないかと思われました。

で、旅行者を特定するにあたり、偽造ができない身分証であればその要件を満たすため、「日本の運転免許証でOK」ということなのでしょう。日本人ならば、日本の運転免許証の番号で特定できるからです。

ちなみに、上でのDFSの両替ショップのスタッフとやり取りした会話は、全て英語となりました。窓口のスタッフは、見かけ上は日本語がちゃんと話せそうな印象を受ける外観の女性でしたが、日本語での対応は全くありませんでした。

とは言っても、両替するだけなので難しい会話をするわけではありません。ので、言葉の心配はありませんでした。

いずれにせよ、「DFSでの現金の両替にあたり、身分証が必要」という点には、ぜひ気をつけてください。

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