はじめてのハワイ旅行にあたり、アメリカの入国審査に不安はありませんか?英語が苦手な場合、どんな質問がされるかをわかっていても、実際の審査での英語が聞き取れるか不安になりますよね。
そこで今回は、日本にいながらにしてできるアメリカの入国審査のベストな練習方法をご紹介します。
この方法を行うと実際のアメリカの入国審査の雰囲気やネイティブ発音での質問について事前に学ぶことができます。なので、入国審査への不安な気持ちが解消されますよ。
英語の質問の丸暗記は役立たない理由
ハワイでの入国審査に向けて、想定される英語の質問を丸暗記では安心できません。というのも、担当官によって質問の内容や表現の仕方が変わるからです。
入国審査では定番の質問として「訪問の目的は?」、「何日泊まる?」、「どこに泊まる?」、などがあります。しかし、これは常にこの順番で全ての質問がされるとは限りません。
人(この場合、担当官、旅行者どちらも)によっては、旅の目的を聞かれるだけで済む場合もありますし、入念に質問される場合もあります。中には「何の仕事をしてる?」、「どこから来た?」などを聞かれることもあります。
質問の表現も担当官によって違います。たとえば、「訪問の目的は?」は、英語で「What is your purpose of your visit?」となるのが一般的ですが、必ずしも担当官がこう聞いてくるとは限らないのです。
場合によっては、「What is the purpose of your trip today?」と違う表現で聞かれることもありますし、ほか「何日泊まる?」と質問をされてから、単に「purpose?」と聞いてくることだってあり得ます。
またネイティブの英語の発音を聞き取れないと、何を質問されているのかがわかりません。質問内容の順番は決まっているわけではないので、いきなり「どこに泊まる?」と聞いてくる可能性もあります。
その時に、最初の質問は「訪問の目的は?」であると思い込んで、「Sightseeing(観光)」と答えたらどうでしょうか。変ですよね。
はじめての入国審査のベストな練習方法
さて。本題のはじめての入国審査のベストな練習方法をご紹介します。具体的には、Youtubeで入国審査の動画を確認する方法です。
例えば、Youtubeで「Immigration control airport」と検索すると、その目的の動画が出てきます。
「Immigration control」は、英語で「入国管理」の意味で、「airport」は「空港」です。つまり、空港の入国管理に関する動画を検索し、その動画を見るというわけです。
この方法が「なぜベストな練習方法なのか」は、実際にアメリカの空港での入国審査の雰囲気やそこで行われるネイティブ発音での質問を確認できるからです。
オススメの動画3本
今回、Youtubeで「Immigration control airport」と検索した動画の中から、アメリカへの入国審査の練習という目的でオススメの動画を3本ご紹介です。
アメリカ公式の入国審査ガイダンス
最初にご紹介するのは「Customs & Border Protection」という動画です。
Customs & Border Protection – Entering the U.S.
この動画はアメリカの入国審査を解説する公式のガイダンスです。そして、ホノルル国際空港に到着し、入国審査の順番待ちをしている時に見ることになる動画でもあります。つまりアメリカの公式の入国審査のガイダンスということですね。この動画は英語となりますが、実際の入国審査の様子をわかりやすく解説しており、入国審査の手順を事前に学ぶのに最適な動画です。
入国審査で使う英会話が確認できる動画
次に紹介するのは、「English Conversation – Immigration control」と言う動画です。
English Conversation – Immigration control
この動画では、アメリカの入国審査で利用する英会話を、担当官の質問と旅行者の回答と言う形で、わかりやすく解説しています。この記事でも述べた通り、実際の入国審査ではこの動画の通りの順番で質問がされるわけではありませんが、ネイティブ発音での入国審査の質問を聞き取る練習のために役立ちます。
実際の入国審査の雰囲気がわかる動画
最後にご紹介するのは、「U.S. Customs & Border Protection Operations Back at Newark Airport」という動画です。
U.S. Customs & Border Protection Operations Back at Newark Airport
上で紹介した「Customs & Border Protection」の動画は、わかりやすく解説するために、役者が演じている作られた動画となっています。
一方、この動画は、実際の入国審査の様子が確認できます。撮影している空港は、ニューアークリバティー空港のものですが、入国審査の雰囲気としてはホノルル国際空港のものとそれほど変わりがありません。なので、より実際の入国審査の雰囲気を確認するのに役立ちます。