今回は、ハワイ旅行に行く時期を選んでいる人へのご参考として、3月にハワイに行く魅力をご紹介します。
先日、このサイトの読者の方から、「3月にハワイに行くのは、どうですか?」とシンプルなご質問をいただく機会がありました。
ちょうど私は3月にハワイを訪れた経験がありました。ので、「ここが良かったですよ」とお答えできたんですね。その内容を共有いたします。
マカプウ岬でクジラウォッチング
では、早速3月にハワイに行く魅力をご紹介しますと。まず、3月のハワイでは、クジラウォッチングができる点が魅力です。
ハワイでクジラウォッチングというと、マウイ島のラハイナでするのが有名です。ですが、この時期はオアフ島でもクジラを見られる場所があります。
それができるのは、オアフ島の南東の端にある、マカプウ岬です。マカプウ岬は、絶景を楽しみながら登る初心者向けのハイキングコースとしても人気の場所なのです。
ですが、この時期は、そのハイキングコースの途中にあるビューポイントから、クジラウォッチングも楽しめます。
ただ、そのビューポイントから、海までは結構な距離があるため、クジラウォッチングをより楽しむためには、双眼鏡が必要です。
このようにマカプウ岬からのクジラウォッチングは陸上から行います。そのため、マウイ島でする船で間近に楽しむクジラウォッチングと比べると、その迫力にはやや欠ける点は否めません。
ですが、船でするクジラウォッチングは、そのツアーに参加するために別料金が発生します。一方で、マカプウ岬では、そこにさえ行ければ、それ以上の費用がかからない点がメリットと言えますね。
ホノルルフェスティバル
次に。3月にハワイに行く魅力の1つとして、ホノルルフェスティバルがあります。ホノルルフェスティバルとは、3月のだいたい中旬の週末にオアフ島のワイキキを中心に開催される大規模な文化交流のイベントです。
このイベントと同時開催で、ホノルル・レインボー駅伝というスポーツイベントも開催されます。私は、ハワイでお世話になっている方が、この駅伝に出場するため、その応援も兼ねて、ホノルルフェスティバルに参加しました。
レインボー駅伝は、真剣に走っているチームのほか、コスプレをして走るチームがいて、楽しめました。
ほか。このお祭りでは、ワイキキのメイン通りのカラカウア通りにて、様々なパレードを見ることができます。そのパレードの出場者のうち、私が見た中で、「これぞ、ハワイと日本の文化交流の結晶だな」と印象深かったのは、パイナップル神輿です。
パイナップル神輿は、担がれている神輿の部分が、巨大なパイナップルになったものです。そのパイナップル神輿を大の大人が真剣に「ワッショイ」と担いでいるわけです。
パイナップルは、ハワイの名産品ということもあり、神輿に担ぐだけの価値があるんでしょうね。
パレードでは、日本から参加したフラの踊りを披露しているチームや、弘前のねぷたなどなど、日本から参加したチームのパフォーマンスも楽しめました。
このイベントの締めくくりに、ワイキキビーチで打ち上げ花火として長岡花火が打ち上げられます。そして、これがすごく良かったです。
ワイキキでは、毎週金曜日の夜にヒルトンの近くで花火が上がるのですが、それとは違った日本の打ち上げ花火を見ることができたからです。
ダイヤモンドヘッド頂上で日の出が見られるギリギリの時期
次に。3月は、ダイヤモンドヘッドの山頂から日の出が見られるギリギリの時期と言えます。
で、3月の前半に行ける場合は、ダイヤモンドヘッド山頂で日の出を楽しめる可能性が高く、それが3月にハワイに行く魅力と言えます。
なぜ、この3月がダイヤモンドヘッド山頂での日の出を楽しめるギリギリの時期かというと。まず、ダイヤモンドヘッドの麓にあるゲートが開くのが、朝の6時となっています。
なので、6時ぴったりに入れたとして、山頂に着くまでの時間を考えるとちょっと早足で6時30分くらいになります。つまり、日の出の時間がそれより前だと、山頂での日の出を楽しめないわけです。
で、4月に入ると日の出の時間は、6時30分よりも早くなるんですね。なので、山頂で日の出を楽しむのは、まず難しい時期となります。なので、3月がダイヤモンドヘッド山頂で日の出を楽しめるギリギリの時期となります。
ダイヤモンドヘッド山頂で見る日の出ですが、山頂からの絶景も相まって感動しますよ。
日差しが夏場よりも弱く過ごしやすい
最後に。3月のハワイに行く細々とした魅力を挙げますと。まず、夏場に行くより日差しが弱く、過ごしやすい点があります。
夏場のハワイに行くと、どんなに日焼け対策を頑張っても日焼けを避けることができません。ですが、3月の場合は、その夏場の日差しに比べると、だいぶマシです。なので、マメに日焼け止めを塗って過ごせば、日焼けをあまりせずに過ごすことができます。
また、夏場より日差しが弱いので、たとえば「ダイヤモンドヘッドに登る」のような屋外でのアクティビティも、体力的に楽に行えます。この点で、体力の少ない子供やシニア世代が過ごしやすい時期とも言えますね。
ほか、3月のハワイでは、フルーツのランブータンやイチゴが旬の時期です。なので、それらが好きな人は、それも魅力の1つとなりますね。