今回は、ハワイ旅行が初めての人に伝えたい情報です。
初ハワイの人が、宿泊先のホテルにチェックインし、その部屋に入って戸惑うことの1つとして、エアコンの温度調節があります。
なぜ戸惑うかと言うと、ハワイではその温度の表示が、摂氏(℃)ではなく、華氏(°F)となっているのが基本だからです。
2018年1月に華氏表示されていた例
例えば、私が直近で見たのは、2018年1月のハワイ出張で宿泊したワイキキ・サンドビラ・ホテルの部屋のエアコンが、そうでした。この記事のトップの写真が、まさに私が宿泊した部屋にあるエアコンの温度調節パネルの様子です。
見ると、「77」と表示されていますよね。これが、摂氏77度だとすると、とんでもない暑さに設定されていることになりますよね。
そのため、ハワイのホテルの部屋で初めてでこの温度設定を見た人は、「えっ?」と驚くことになります。実際には、摂氏77度は、華氏の25度になります。この25度であれば、納得できますよね。
また、同じ出張の時に訪れた、アラモアナ・ホテルの部屋でも、エアコンの温度調節パネルは、やはり華氏(°F)で表示されていました。
華氏→摂氏の変換を楽にするアプリが役立つ
ハワイは、アメリカの1つの州のため、このようにアメリカの習慣に合わせて、温度表示は、華氏(°F)となっていることが基本です。例えば、ハワイの地元のテレビや新聞の天気予報で紹介される温度も、華氏で案内されます。
そのため、日本人旅行者は、華氏を普段日本で使っている摂氏に変換したくなるシーンが意外とあります。華氏をF、摂氏をCとすると、その変換は、次の式で表されます。
(F – 32) / 1.8 = C
例えば、華氏77度から、摂氏に変換する計算は、次の通りです。
45 / 1.8 = 25 ←摂氏の温度
暗算が得意な人は、この計算がすぐにできるかもしれません。一方、苦手な人からすると、ちょっと面倒です。
そのような人は、スマホにこの計算を楽にするアプリを入れておくと役立ちます。そのようなアプリの1つとして、ハワイツールがあります。このアプリの「よく使う単位変換」の機能では、簡単に華氏を摂氏に変換できます。
摂氏表示機能がないかを探してみる
また、宿泊する部屋の温度調節パネルだけであれば、摂氏表示機能がないかを探してみるのも1つの方法です。
この記事のトップの写真を改めてよく見てください。見るとこの温度調節パネルの液晶の右下に「F / C」と表示されていることがわかりますよね。この下にあるボタンを押すと、華氏と摂氏の表示を切り替えることができます。
この機能がある温度調節パネルであれば、普段使い慣れた摂氏で表示させることができます。
なのですが、やはり、華氏→摂氏への変換は、アプリを入れていつでも変換しやすい状況を作っておいたほうがやはり楽です。ハワイ旅行では、天気予報の気温などで、華氏の表示を見かける機会がどうしても増えるからです。