ハワイ便の航空券を初めて個人手配する時の注意点

今回は、ハワイ旅行を初めて個人手配する人に伝えたい注意点を1つご紹介します。

その注意点ですが、ハワイ便の航空券を個人手配で買う時に、初めてだと誤解しやすいことがあるんですね。その誤解しやすくなる理由も踏まえて、その注意点をご紹介します。

帰りの日付は「ハワイ時間」ということに注意

それでは早速始めましょう。先に本題の注意点からご紹介しますと、航空会社のホームページでハワイまでの往復の航空券を買う時には、「帰りの日付はハワイ時間」で考える必要があります。この点に注意が必要です。

言い換えると、日本時間の最終日の日付で、帰りの航空券を探してはならない、と言うことなんですね。なぜかというと、そうすると本来帰りたかった日の翌日に、日本に到着することになるからです。

つまり、ハワイからの帰り便の日付は、「日本時間の最終日の前日の日付」で航空券を探す必要があります。

とこのように説明しても、イメージがわかないですよね。そこで、具体的な日付をイメージして、この注意点について詳しく説明します。

1月1日から5日間休みが取れた場合で考える

それでは、この注意点をわかりやすくするための具体的な日付のイメージで考えていきましょう。まず、ハワイ旅行のために5日間の休みが取れたとしましょう。そして、その5日間すべてをハワイ旅行のために使う前提とします。

また旅行をスタートする日付は、わかりやすさのために日本時間の1月1日からとします。1月1日から5日間の休みが取れているので、その旅行期間は、次のようになりますね。

旅行期間: 1月1日〜1月5日(日本時間)

つまり、1月5日には、日本に帰ってきている必要がある状況となっているわけです。ハワイ旅行の帰りの航空券を買う時には、この日本時間で日本に帰る日付を意識することがとても重要になります。

1月1日〜1月5日のハワイ旅行での航空券の買い方

さて。このような日程でのハワイ旅行のための、往復の航空券の買い方を考えます。まず、行きの便の日付については悩むことはありません。日本を出発する1月1日発の飛行機を探すだけだからです。

一方で、注意が必要なのは、帰りの飛行機を探す時の日付なんですね。この時、「日本時間の1月5日に帰ってくるから」と、帰りの日付を「1月5日」で探してはダメなんですね。そうではなく、帰りの日付は「1月4日」で、探すことになります。

なぜ「1月4日」にするのかというと、帰りの日付はハワイ時間で指定する必要があるからです。そして、このように「1月4日」を指定する必要がある理由は、ハワイと日本の間に19時間の時差があるからです。日本の方が、ハワイより19時間進んでいるというわけですね。

その結果、ハワイ時間の1月4日に日本に向けて出発した飛行機は、日本時間では、1月5日に到着することになります。そして、仮に1月5日に出発する便を選んでしまうと、日本時間の1月6日に帰国することになるんですね。つまり、旅行期間を過ぎてしまうわけです。

ちなみに、帰国するときの日付のズレですが、ハワイを出発する時の日本時間を考えるとより理解しやすくなります。具体的に、ホノルル空港をハワイ時間の1月4日の10時に出発する例で考えてみましょう。

  • ハワイ時間 1月4日 午前10時は、日本時間 1月5日の午前5時
  • つまり、日本時間 1月5日の午前5時にホノルル空港を出発
  • そこから9時間フライトし、日本時間 1月5日の14時に到着

このようにハワイ時間を一度日本時間に戻してみると、帰りの飛行機の日付はわかりやすくなりますね。つまり、帰りの飛行機は、日本時間の最終日の朝に出発して、日本の午後に到着しているだけなんですね。

以上のように、ハワイから帰りの便を予約する時は、この日付のズレを意識する必要がある点に注意です。

簡単には、「日本に帰りたい日付の前日で、帰りの便を探す必要がある」ということですね。つまり、この例では、1月5日に日本に帰ってきたいので、1月4日の日付で航空券を探すことになるわけです。

飛行機が決まれば宿泊先の日付は簡単

ちなみに、個人手配で飛行機を抑える人は、宿泊先も個人で抑える場合が多いですよね。で、ハワイ旅行中の飛行機の日付さえ決まれば、ホテルなどの宿泊先の日付を考えるのは簡単です。

というのも、航空券の日付に合わせて、宿泊先を予約すれば良いため、日付がわかりやすいからです。ご参考として、上で挙げた1月1日〜1月5日の旅行期間で宿泊先の日付がどうなるのかを考えてみましょう。

まずこの期間でのハワイ時間での到着日と帰国日ですが、次の通りです。

  • 旅行期間: 1月1日〜1月5日(日本時間)
  • 到着日の日付: 1月1日(ハワイ時間)
  • 帰国日の日付: 1月4日(ハワイ時間)

このように、航空券が決まると、ハワイ時間で何日から何日まで、ハワイに滞在するかがはっきりとわかります。その期間に合わせて、宿泊先のチェックイン日とチェックアウト日を考えれば良いわけです。この例では、チェックイン日が1月1日、チェックアウト日が1月4日となることがわかりますね。

つまり、宿泊するのは、1月1日、1月2日、1月3日の3晩となります。結果として、このハワイ旅行の日程は、3泊5日となるわけです。

このように先に日本時間での旅行期間に合うように航空券を決めてしまうと、その宿泊先の日付けはそれに合わせるだけで済みます。なので、ハワイ旅行を個人手配する時は、先に航空券の日程を考えるのがオススメですね。そうすると、うっかり、「帰国日が本来帰りたい日の翌日になってしまった」というミスを避けられます。

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