突然ですが、次の画像の中にあるアメリカの硬貨の合計がいくらになるか、すぐに数えられますか?
はじめてハワイを訪れた時、意外に戸惑うのがこのアメリカの硬貨の数え方です。ですので、ハワイ旅行前にその数え方の練習をしておくことをお勧めします。
アメリカの硬貨の数え方に戸惑う理由
この硬貨の数え方に、なぜ戸惑うのかと言うと。初めてだとどの硬貨がいくらの硬貨なのかがすぐに判断できないからです。
アメリカの硬貨を数える時ですが、1枚1枚ゆっくり調べられる場合は、それほど難しくはありません。ですが、実際にはレジでお金を払うちょっとした時間の間に、自分の小銭がいくらあり、いくら出さないとならないのかを考える必要があります。
なので。アメリカの硬貨の計算に慣れていないと、旅行中の支払い時にその計算が面倒になります。その結果、小銭があるのに毎回お札で支払ってしまい、財布に小銭がジャラジャラと溜まってしまうことになるわけです。
そのためハワイ旅行が初めての場合は、ちゃんと硬貨を使いこなせるように、事前にイメージトレーニングをしておいた方が安心です。そしてこの記事の最後では、そのトレーニングが何度でもできるアプリをご紹介しています。ぜひ練習に活用ください。
アメリカの硬貨
さて。アメリカの硬貨ですが、ハワイで基本的に流通しているのは、次の4種類です。
- 25セント硬貨(クオーター)
- 10セント硬貨(ダイム)
- 5セント硬貨(ニッケル)
- 1セント硬貨(ペニー)
25セント硬貨の「クオーター」のように各硬貨には愛称がついています。硬貨としては他に50セント硬貨と1ドル硬貨がありますが、ハワイでは基本的に見ることがないと思って大丈夫です。
計算に慣れが必要なクオーター
日本人がアメリカの硬貨の合計額を数えるにあたって、慣れが必要になる1つ目のポイントとして、クオーターの硬貨があります。なぜかクオーターに慣れが必要なのかと言うと、日本には25円硬貨という概念がないからです。
たとえば、「89セントを出してください」と言われた時に、すぐにどの硬貨が何枚必要になるかわかりますか?
この場合は、クオーターが3枚で75セント、ダイムを1枚で10セント、ペニー4枚で4セントが必要になりますね。
この25と言う数が便利ながら、日本の硬貨では使わない数字なので合計を計算するために慣れが必要となるのです。
硬貨の合計を数える練習
ハワイを訪れる前に硬貨の合計を数えるトレーニングとして、練習問題を3問作ってみました。硬貨の合計額がいくらになるかわかりますか?
問題1
問題2
問題3
10セント硬貨が一番小さい
以上の問題はすぐに計算できましたか?日本人がアメリカの硬貨を計算する時に慣れが必要な2つ目のポイントとして。ダイムつまり10セント硬貨が、物としての大きさが一番小さい、と言うことがあります。
日本の硬貨の場合、原則として硬貨の物としての大きさが大きいものが、その硬貨の金額が大きいです。50円玉例外となりますが、少なくともそれほど小さくはないです。
アメリカの硬貨の場合、10セント硬貨が一番小さいため、日本の硬貨の感覚で見ると違和感を感じてしまいます。特に5セント硬貨のニッケルと並べると、ニッケルの方が大きく立派なので、10セント硬貨より価値がありそうに見えてしまうのです。
この点に慣れが必要になってきます。
硬貨の組み合わせを考える練習
次の練習問題として、今自分の財布の中にある硬貨から、どのような金額を作れるか組み合わせを考えてみましょう。財布の中には、次の画像の硬貨があるとします。
問題4
財布の中の硬貨を組み合わせて、87セントを作ってみてください。
問題5
財布の中の硬貨を組み合わせて、61セントを作ってみてください。
問題6
財布の中の硬貨を組み合わせて、37セントを作ってみてください。
以上の問題で、すぐに組み合わせを作ることができましたか?
慣れれば硬貨の計算は簡単
以上の練習のようなイメージトレーニングを日本において何度かしておけば、ハワイについてからいきなりお店のレジの会計で硬貨の計算をするよりも、ずっと簡単に硬貨を扱えるようになります。
まだまだ練習したい人は、次のハワイツールというアプリで、アメリカのコイン数えの練習ができます。このアプリでは、コインの総額の答え合わせができるのでオススメですよ。