ハワイ行きのデルタの便は空港に3時間前に到着した方が良くなった理由

今回は、ハワイ旅行が初めての海外旅行、もしくは久々の海外旅行で、その飛行機にデルタ航空を利用する人に伝えたい情報です。

お伝えしたいのは、「ハワイ旅行でデルタを利用する人は、行きの日本の空港に3時間前にいた方が良いですよ」というお話です。

これまで海外旅行では、行きの日本の空港には、「出発時刻の2時間前に着くべし」ということがよく言われていましたが、1時間前倒して3時間前ということです。その理由が、2019年1月にしたハワイ旅行から、わかったのでご紹介します。

カウンターで荷物を預ける前に一度セキュリティーチェックがある

デルタの便でハワイ旅行をする場合、ハワイ行きの日本の空港に3時間前に到着した方が良くなった理由は、セキュリティーチェックが厳しくなっているからです。

具体的には、空港の出発ロビーで、荷物を預けるチェックインカウンターの前に、一度パスポートと搭乗券をチェックするようになっています。

そのチェックを行うとパスポートの裏側に、「チェック済み」の証拠となるデルタのシールを貼ってもらえます。そして、そのチェックを終えた後でないと荷物を預けるカウンターに行けないようになっていました。

このようにチェックする業務が1段階増えているため、チェックインカウンターで荷物を預けるまでに時間がかかる可能性があります。なので、余裕を見て3時間前には到着した方が良いというわけです。

事実、デルタの公式サイトでも、国際線のチェックイン時間について、次の記述があります。

デルタ航空: 国際線におけるチェックイン時間より

出発時刻の3時間前までに空港にお越しになることをおすすめします。

2時間前に到着した実体験

私がデルタのハワイ便において、「行きの空港でのセキュリティーチェックが厳しくなった」という話を初めて聞いたのは、2018年1月にしたハワイ出張の時でした。私はその出張では、羽田からのハワイアン航空を利用したのですが、その出張中に、「デルタで日本から来ました」という人の話を聞く機会があったんですね。

その方の話によると、「チェックインカウンターで荷物を預ける前に、一度デルタのスタッフからのチェックがある」というお話で、その時は、チェックインカウンター前で荷物を預けるために並んでいる人に対して、デルタの地上スタッフが一人一人パスポートをチェックする運用をしていた、というお話でした。

この話を聞いてはいたのですが私は重くとらえず、2019年1月の家族旅行では、これまで通り、2時間前に成田空港に到着しました。

デルタは、第1ターミナル北ウイングにカウンターがあるのですが、この時は、「並んでいる人から確認する方法」から、もっと進化していました。具体的には、チェックインカウンターの前に、事前のセキュリティーチェックのための簡易的なデスクが設けられていました。そして、そこでチェックを受けないと荷物が預けられないようになっていました。

この記事のトップの写真が、その時のデルタのチェックインカウンター前の様子です。ポールと青いベルトで仕切りが作られ、チェックインカウンター前まで、通路のように区切られていることがわかりますよね。この通路の直前に、簡易デスクが門のように用意され、そこでまずはチェックを受ける必要があったわけです。

実際のところ、私がそのチェックを受けた時に必要だった時間は、家族4人分で3分程度の時間でした。また、私たち以外に他にカウンターに荷物を預けようとしている人がいない状況だったので、すぐに済みました。

繁忙期など混雑が予想される時は気をつけた方が良い

そのため、この時の実体験だけからすると、チェックインカウンター前に増えたセキュリティーチェックのために、「1時間も前倒して3時間前に空港に来る必要性があるのだろうか?」と一旦は思ったのですが、考えを改めました。

というのも、たかだか3分のチェックといっても、自分の前に10組の旅行者がいれば、30分は時間が取られることになるからです。その場合は、デルタ側がチェックの要員を増やすことも考えられますが、そうなるとも限りません。

というわけで、繁忙期など混雑が予想される時は、この新たに増えたチェックの時間に、気をつけた方がよいと実感しました。このチェック時間のために、ギリギリになって慌てるくらいならば、多少時間を持て余しても、3時間前に着いた方が安心できるとわかりました。

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