今回は、ハワイ旅行での飛行機に、デルタ航空を初めて利用する人に伝えたい情報です。私は、直近では、2019年1月にデルタ航空の180便で、成田空港からホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ空港)に移動しました。
その便の搭乗日時のちょうど24時間前に「It’s Time To Check-In」というタイトルのメールが、デルタから送られてきたのですが、私、妻、上の子、下の子の4人分のうち、私と妻のウェブチェックインは、エラーになり完了できませんでした。
そして、結局上の子分しか、正常にウェブチェックインができませんでした。その時の体験をご紹介します。
アプリではなくウェブサイトでの話
まず、現在、デルタ航空は、事前チェックインのためのアプリも提供していますが、今回エラーとなってしまったのは、デルタのウェブサイトで事前チェックインしようとした時の話です。
また今回の航空券の手配は、個人で行なっています。私自身がデルタのサポート窓口に電話し、直接その手配をお願いしました。私は、以前にも、デルタを利用したことがあり、この手配をする前に、すでにSkyMiles会員でした。
そして、航空券の購入時に、SkyMilesの情報を伝えているので、航空券とSkyMiles会員情報は関連づいています。結果、搭乗の24時間前に、SkyMilesで登録しているメールアドレスに、「It’s Time To Check-In」というメールが届きました。
このメールの本文にある「CHECK IN ONLINE」というボタンをクリックし、そのままブラウザで、ウェブチェックインをする流れで行なっています。また、そのウェブチェックインにあたり、スマホではなく、パソコンのブラウザを使って行なっています。
米国に入国するための書類の選択肢にESTAがない
さて、この流れで私と妻の分をウェブチェックインをするときには、氏名やパスポートの情報などの入力の他に、「米国に入国するため書類」という感じの選択肢がありました。この選択肢には、「VISA、米国の住人、VISAがない」という感じで3つの選択肢がありました。
この選択肢から、私は、「VISAがない」を選びました。この時は、米国に入国するための手続きとして、ESTAを利用していたからです。その結果、「米国の入国にはVISAが必要です。空港でお問い合わせください。」のような内容のエラーが表示され、その後は、再度ウェブチェックインをすることもできなくなりました。妻の分も「VISAがない」で試すと同様のエラーとなり、正常に完了しませんでした。
一方、この時、ウェブチェックインが正常に完了したチケットもありました。4歳の上の子のチケットです。上の子のチケットのウェブチェックイン画面には、「米国に入国するため書類」の選択肢が表示されず、正常にチェックインが完了し、発券まで進めました。
ちなみに上で「ような・感じ」とぼかして書いているのは、その内容が全て英語だったからです。それを私の理解した内容で訳しているのでぼかした表現としています。
「事前にウェブチェックインする意味があまりないな」と感じた理由
このように私と妻の分の事前チェックインがエラーとなったまま出発日を迎えることになりました。そして結局、今回、私と妻の分の搭乗券の発券は、成田空港の第1ターミナル北ウイングにあるデルタの有人のカウンターで行えました。
今回の体験から、私たちのケースでは、「デルタでは事前にウェブチェックインする意味があまりないな」と感じました。というのも、それで空港でのチェックイン手続きが早くなるわけではなかったからです。
今回は、エラーによる発券手続きと、スーツケースなどの荷物を預けるために、結局、デルタのカウンターに寄る必要がありました。つまり、ウェブチェックインしようがしまいが、実際に空港でする手続きの手間は、変わりませんでした。加えて、今回は、チケットの購入時点で座席を指定しており、その座席から変える必要もありませんでした。
これが、例えば、預ける荷物がない状況であれば、事前チェックインも意味がありました。その場合、事前チェックインを済ませて電子チケットを発券しておけば、有人のカウンターに寄る必要性がなくなり、時間が省略できるからです。
今回は、エラーで発券もできない、荷物を預ける必要がある、という状況でしたので、事前チェックインする意味がないと感じました。