今回は、ハワイ旅行に向けて初めてESTAを申請する人に伝えたい情報です。
具合的には、ハワイ旅行の宿泊先が未定の状況でESTAを申請する方法をご紹介します。
ESTAの申請を早めに行うメリット
宿泊先が未定の状況でESTAを申請することにはメリットがあります。具体的には、「ESTAの申請結果を早く知ることができる」と言うメリットです。
ESTAの申請は、場合によっては、「保留」や「拒否」になることがあります。それを早めに知れることが重要なわけです。
なぜ重要なのかと言いますと。申請結果が、「拒否」となった場合に、それでもハワイに行きたい人は、日本の米国大使館で「非移民ビザ」の取得が必要となるからです。そして、その取得にかかる期間は、2週間〜6週間程度です。
なので、早く結果を知れた方が良いのです。
宿泊先が未定の状況でESTAを申請する方法
ESTAの申請は、宿泊先のホテルなど、具体的にハワイ旅行の詳細が決まる前の、「今年ハワイに行くつもり」と考えた段階で申請できます。
なぜなら、ESTAの申請時、それが「未定」という状況で申請できるからです。
ただ、そのためには、ESTA申請時に入力するフォームの「渡航情報の入力」において、ちょっと特殊な情報の入れ方が必要になります。具体的には、次の画像のように情報を入力する必要があります。
この画像で行っている情報の入れ方について解説します。まず上の画像は、ESTA申請時の入力フォーム内の「渡航情報」を入力する部分です。
で、まず「米国への渡航は第三国へ向かうための乗り継ぎですか?」の質問で「いいえ」を選択すると、「米国での連絡先情報」を入力する欄がでてきます。
その「米国での連絡先情報」において。ハワイ旅行で宿泊する先の情報が未定の場合は、入力が必須の項目に「UNKNOWN」と、つまり未定と入力することになります。また住所の州を選ぶリストの場合は、リストに「UNKNOWN」という値があるのでそれを選択します。また電話番号は、シンプルに「0」と入力します。
次に「米国滞在中の住所」ですが、こちらは何も入力しなくてOKです。住所は空欄のまま、州を選ぶリストは、未選択のままで大丈夫です。
続いて「米国内および米国以外の緊急連絡先情報」では、「姓」、「名」、「電子メールアドレス」を「UNKNOWN」とします。「国番号+電話」には、それぞれに「0」を入力してください。
ESTAの申請は、以上のように入力することで、ハワイでの宿泊先が未定の状況でも申請することが可能です。私は実際にこのように入力して、ESTAの申請を行ったことがありますが、問題なく「認証」されました。
またESTAの申請後、宿泊先が確定しその住所がわかることになりますよね。その場合は後からESTA上の「米国滞在中の住所」を更新することが可能です。なので、今回ご紹介した方法でとりあえず申請結果を確認し、その後にその情報を更新することができます。
後から更新できるのは、「米国滞在中の住所」のみだが問題ない
ただし。「米国での連絡先」および「米国内および米国以外の緊急連絡先情報」に関しては、後から更新することができませんので、ご注意ください。後から更新できるのは、「米国滞在中の住所」のみとなります。
実際私は、「米国での連絡先」および「米国内および米国以外の緊急連絡先情報」が「UNKNOWN」のままで、「米国滞在中の住所」のみを後から正しいものに更新後、ハワイで入国審査を受けた経験があります。
その際は、特に問題となりませんでした。