ハワイから日本に帰るときに気をつけること

今回は、ハワイ旅行が初めての人に伝えたい注意点です。夢のようなハワイ滞在を終え、日本に向けて帰るときには、何点か気をつけることがあります。

今回は、このブログの記事で紹介した内容を踏まえつつ、その気をつけることを紹介します。

受託手荷物の重量オーバー

最初に気をつけることとして、空港のチェックインカウンターで預ける受託手荷物の重量オーバーがあります。ホノルル空港からの帰りに必ずと言って良いほど目にするのが、この受託手荷物の重量オーバーによって、チェックインカウンター前で荷物の詰め直しを行う羽目になっている人です。

なぜこうなるかというと、シンプルにハワイ現地でお土産を買い込みすぎてしまうからです。オアフ島はショッピング環境が特に充実しているため、よほど買い物に興味がない人を除いて、あれこれと買い込んでしまいます。結果、帰りの荷物が重量オーバーしてしまいます。

受託手荷物が重量オーバーすると、超過料金が取られます。その額は航空会社によって違うのですが、重量オーバーの場合は確実に追加で費用が発生します。それを避けたいがために、空港のチェックインカウンターの前で荷物の詰め直しをすることになります。

この受託手荷物の重量オーバーは、航空会社によっては工夫次第で無料にできます。例えば、荷物を無料で預けられる個数が2個まで航空会社の場合は、帰りの荷物を2つに分けることで無料にできます。1個の荷物の重さを分散することで、超過料金なくせるわけです。詳しくは次の記事で紹介しています。

帰国前に要注意!ハワイ旅行の荷造りで気をつけること

日本の税関での申告忘れ

次に気をつけることとして、ハワイ旅行中に買った商品を日本の税関で申告し忘れがあります。

ハワイ旅行中に購入したものを日本に持ち込む場合、原則としてすべてが日本の税関での課税対象となります。これはハワイのDFS(免税店)で買ったものや、飛行機内の免税品で購入したものも含めすべてがその対象となります。

この事実を知らずに、「これはハワイの免税店で買ったものだから日本の税関に申告しなくて大丈夫」と誤解し、実際に申告せずに通ってそれが判明すると関税ほ脱犯となる可能性があります。ハワイの免税店の免税の意味は、あくまでハワイ州の税が免税と言う意味であって、日本の税関とはまったく関係がありません。

ところが、ハワイのDFSでは日本の旅行者に対して、親切からわざわざ日本の税関の免税範囲でものを売ろうとしてくれます。たとえばハワイのDFSでは、日本の税関の免税範囲となるように「お酒は3本まで」、「タバコは、国産と外国産をワンカートンずつ」のようにです。

結果、日本の旅行者は「ハワイの免税店で購入=日本の税関でも免税」と誤解しがちです。実際には、お酒を買う場合でも、免税範囲を超えるお酒を別に買っていた場合は、日本の税関では課税されます。

そして、お酒に限らず、バッグでも財布でもハワイ旅行中に購入したものを日本に持ち込む場合は、原則すべて課税の対象です。なので、日本の税関ではすべて課税されることが前提で、「それが免税範囲に収まる場合は免税される」と考えていたほうが安心です。詳しくは次の記事で紹介しています。

えっ免税店で買ったのに課税!?ハワイでの買い物前に絶対に知るべきこと

日本に持ち込めないものを持っていないか確認する

また、税関では日本に持ち込めないものをチェックされます。一般的な旅行者が該当するものとしては、植物や食べ物が該当しますね。

その持ち込めないものについては、次の税関の公式サイトのパンフレットに詳しくあります。ぜひご一読ください。

税関: 海外旅行者の皆様へ 通関案内(PDF)

また、植物防疫所の公式サイトでは、ハワイから野菜や果物を日本に持ち込むにあたり注意が必要なものが、具体例を挙げて紹介されています。

植物防疫所: 海外から野菜や果物を持ち込む際の規制: ハワイ

見ると、例えば、ハワイ旅行で買う可能性があるマカデミアナッツは、乾燥したものであっても、持ち込み時に検査が必要なことがわかります。

以上について詳しくは、次の記事でご紹介しています。

ハワイから日本に持ち込むときに気をつけるもの

JALの場合は早めにホノルル空港にいた方が安心

最後に、日本への帰りの飛行機で利用する航空会社がJALの場合、早めにホノルル空港にいた方が安心です。その理由は、JALの日本に向けての帰りの便のフライトスケジュールが近い時間にまとまっており混雑するからです。

そのため、JALで帰国する場合はチェクインカウンターで荷物を預け、セキュリティーチェックを抜けるまでにかかる時間が、長引く可能性が高いです。

実際、ホノルル空港でのセキュリティーチェックだけでも、混む時は1時間程度時間がかかることがあります。JALの場合は、その前に、さらにチェックインカウンターに荷物を預ける時間がかかるわけですね。

通常国際線の場合は、搭乗時間の2時間前に空港にいることを推奨されますが、JALで帰国する場合はそれよりも前の3〜4時間前にホノルル空港に着いた方が安心です。

以上について詳しくは、次の記事でご紹介しています。

JALでの帰りはホノルル空港に「3時間前」に行くべき理由

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