Googleマップでハワイの情報を調べるときに気をつけること

今回は、初めてのハワイ旅行を計画中の人に伝えたい注意点です。初ハワイに向けて、Googleマップでハワイの情報を調べている人もいますよね。

で、そのときに気をつけることがあります。その気をつけることですが、簡単には、「Googleマップで調べた結果が絶対に正確とは限らないので、最終的には現地での判断が必要になる場合もありますよ」ということです。

Googleマップの結果が不正確になる理由ですが、いくつかあります。例えば、検索する時間帯による違いであったり、Googleストリートビューの撮影年が古かったり、などです。これらの理由によって、Googleマップのルート検索で、当てにしているルートが出なかったり、今は停められない場所が駐車場所に見えてしまったり、するんですね。

今回は、オアフ島において間違いやすい具体的な例をご紹介し、Googleマップによるハワイ旅行の情報収集で気をつけるポイントをご紹介します。

カイルアで目当てのバス路線が出てこない時間帯がある

それでは、早速始めましょう。まず、Googleマップのルート検索機能ですが、ハワイ旅行ではとても便利に使えます。というのも、オアフ島の公共路線バスであるTheBusに対応しているからです。

なので、TheBusでの移動を考えているときに手放せないのが、Googleマップのルート検索です。ですが、このルート検索をカイルアで使うときには注意点があるんですね。

その注意点ですが、特定の時間帯(例えばハワイ時間の夜)に検索すると、カイルアタウンとカイルアビーチを結ぶバス路線が案内されないことです。具体的には、次のルートを調べた時です。

Googleマップでカイルアビーチとカイルアタウン間のバスルートを見る

この上のリンク先のルート検索結果ですが、見る時間帯によって、70番のバス路線のルートが出たり出なかったりします。例えば、この70番のバス路線の営業時間外に調べると、目当てのルートが出てこない結果となり、徒歩のルートしかない結果となるんですね。

なので。例えばハワイ旅行に向けて、「事前にGoogleマップでバスルートを調べたい」と思った時に、日本の夜に調べてしまうと、バスのルートが出て来ない結果となります。日本の夜は、ハワイ時間の深夜から早朝に当たるため、70番のバスの運行時間外となるからです。

その結果、「本来あるはず」と当てにしていたバスルートが出てこず、徒歩ルートしか見つからないため、「アレッ?」となります。一方で、実際には、バスは運行されていますので、現地について「あっ、やっぱりこのバス路線はあったんだ」と思うことになるんですね。

ちなみに、Googleマップの検索結果でもわかるのですが、大人の足であれば、この2点間を徒歩で移動するのはそれほど難しくありません。25分程度の距離感だからです。

一方で、小さい子供やシニア世代など体力がない人とカイルアを訪れる場合、バスを多少待つことになっても、バスで移動したいことがあるんですね。

そのために当てにしていたバス路線が出てこないと、「アレッ?」となるんですね。なので、どうしてもバスで移動したい場合は、ハワイ時間で、バス路線の時刻表を意識した上で、Googleマップでルート検索をする必要があります。

ただし。70番のバス路線の営業時間内であっても、徒歩のルートしか出て来ない場合もあるので注意してください。というのも、この70番のバスの運行間隔が1時間〜1時間半と長いためです。なので、バスが出発してすぐだと、Googleマップは、この2点間を、「徒歩25分で歩く方が早い」と判断して、バスルートを見せないことがあるんですね。

つまり、カイルアで実際にそのバス停でバスに乗る時間を考えて、Googleマップを検索しないと目当てのバス路線が出て来ないわけです。

あるはずのバス停がGoogleマップ上にないことも

加えて、Googleマップでハワイのバスを調べるとき、あるはずのバス停がGoogleマップ上にはないこともあるのでご注意ください。

引き続きカイルアで例を挙げますと、Kailua Rd + Opp Hahani St (Stop: 1270)のバス停がそのようなバス停に該当します。このバス停ですが、TheBusの公式サイトでは、ちゃんとバス停として存在することを確認できます。

TheBusの公式サイトでKailua Rd + Opp Hahani St (Stop: 1270)のバス停の情報を見る

ところが、同じ地点をGoogleマップで確認しても、この記事を書いている現在では、そのバス停が確認できないんですね。で、確認できるのは、その反対側の通りにある、Kailua Rd + Hahani St (Stop: 1127)のバス停のみです。

GoogleマップでKailua Rd + Hahani Stのバス停を見る

このように本来あるはずのバス停が、Googleマップ上には記載されていないこともあります。なので、バス路線をより詳しく調べるときは、TheBusの公式サイトを利用した方が正確にわかります。

Googleストリートビューの撮影年が古い

以上は、Googleマップのルート検索でバス路線を調べるときの注意点ですが、別の注意点としてストリートビューを使う時の注意点があります。具体的には、今現在、Googleストリートビューのオアフ島の撮影年は、主に2011年のものとなっており、ちょっと古いんですね。

そのため、ストリービューで調べた情報を当てにして、その場所を訪れた結果、今現在は事情が異なり困ることがあります。その困ることの具体的な例としては、ノースショアの野生の海亀が見られることで有名なラニアケアビーチの駐車場所事情があります。

ラニアケアビーチですが、2011年当時は、道路の路肩に駐車スペースがあったんですね。その様子は、次のリンクからストリートビューで確認できます。

Googleストリートビューでラニアケアビーチの駐車スペースを見る

ですが、この駐車スペースは、2014年にコンクリートブロックで車を停められないように、一度閉鎖されました。その当時の様子は、次の記事から確認できます。

Roadside barriers down, no-parking signs up at Laniakea Beach

で、今現在は、このコンクリートブロックは撤去されてはいるのですが、「駐車禁止」の標識が残ったままなんですね。つまり、結局2011年当時のように自由に駐車できる場所ではなくなっています。ただ、2016年3月現在は、その駐禁の事実を知らずに停めている車がたくさんあります。

この例のようにGoogleマップのストリートビューの2011年当時の様子を当てにして訪れてみると、実際には今は事情が違うということがハワイではあるんですね。

なので、常に現地で最新情報を調べ、臨機応変に対応する心構えをしておいた方が良いです。

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